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2011/12/27 熊野市井戸川付近の復興を確認する(三重県)。そして、皆さんに東紀州へ観光に来ていただきたいと思います。

旅行記|2011/12/27 posted.

  私、食彩賓館安羅井人は三重県熊野市出身です。亡父は和歌山県新宮市で生まれ、母は三重県熊野市で生まれました。生まれてから たった10年程暮らしただけですが、自分は東紀州人だと思っています。

 その熊野市が台風の被害に遭い、母が一人で暮らす実家は幸い無事だったものの、数日ほど避難生活をしていました。
同じ愛知県に暮らす弟が、仕事の伝手を頼って情報を得、行ける所まで行こうと出発。自衛隊やその他、地元の皆さんの尽力で、なんとか実家までたどり着けたと連絡があった時には本当にホッとしました。
数日後、仕事の休みをとって私も出発したのですが、実家周辺は大変な被害にあっていました。
その時、被害された方々に配慮して現地の写真をアップするのは控えさせていただきましたが、テレビや新聞で紹介されていた紀勢線の鉄橋崩壊現場だけ食彩賓館にアップすることにしました。
2011/10/09記事

 今回、父の法事のこともあり、3ケ月ぶりに訪れた熊野市の復興を確認しようと、物的被害の大きかった井戸川を遡ってこの目で見てきました。
ナビにはイオン熊野店付近より通行止めマークが表示されていますが、実際は片側通行などはあるものの、車の通行は可能となっていました。

前回、訪れた時には道が崩壊して川底まで降りて通行していた場所も、道ができて、片側通行ながら道路が復旧。
ただし、まだまだ完全復旧というわけにはいかず、陥没したままの道路やアスファルトを剥がしたままだったり、ガードレールが曲がったままだったりする場所も散見。
復旧はまだまだ先だなという印象です。
 
 幸いにも母は無事でした。ご近所の皆さんが、歳老いた母を迎えに来てくれて避難所まで案内してくれたりと、いろいろとお世話になったそうです。
熊野市の皆さんの生活道路が早く復旧することを願うとともに、客足が減少しているという東紀州の観光も早期に回復するよう お祈りいたします。
 
  先日、久々に参拝しようと那智山青岸渡寺に問い合わせたところ、寺のすぐ横まで行けるのでいつも利用させていただいている防災道路も通行可能ということでした。
知人にも「もう観光は大丈夫」と勧めています。
ただし、ナビを見ると、先ほどの熊野市井戸川沿いの道路やその他の道路も「通行止め」の表示がされているのが目立ちます。こういった表示を見ると観光はどうかなと少し気が引けてしまうのかも知れません。
もう少し正確な道路情報をナビに表示できるような工夫はないのかなと思っています。

◆熊野市周辺の状況
Photo_10
①七里御浜
・9/22撮影。漂流物が多い。
20110922

・12/18撮影。まだ、漂流物が残っています
Photo_2

②熊野市駅近くの鉄橋。半分無い。
・9/22撮影
20110923

・12/18撮影。紀勢線復旧済み
Photo_3

③井戸川下流域
・9/22撮影。ガードレールがズタズタ。
20110922_2

・12/18撮影。まだ復旧半ば。
Photo_4

④道が崩壊した場所(井戸浄水場)

・9/22撮影 川底まで降りる未舗装の道。
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・12/18撮影 道ができていましたが、まだまだ整備が必要。
Photo_5

⑤井戸川中域の道路崩壊場所
・9/22撮影
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201109222

・12/18撮影。片側通行可能。
Photo_6

⑥県道156号線と34号線の合流地点の橋
・9/22撮影。なんとか車一台通可能。
20110922_4

・12/18撮影。土砂は撤去。橋は壊れたまま。
Photo_7

⑦土砂崩れのあった場所。左側の山から右の川に向かって土砂と大きな石が崩れた。
・9/22撮影
20110922_5

・12/18撮影。土砂は撤去されていた。
Photo_8

⑧井戸町瀬戸地区は災害時に孤立。
・9/22撮影。曲がった電柱。半壊の家。
20110922_6

・12/18撮影。更地になった被災者の家。

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 完全復旧はまだ先という印象ですが、多くの観光地はお客様を受け入れる態勢が整っているということです。
食彩賓館を訪問していただいている方に、是非とも東紀州を訪れて、地元の方への経済的支援(観光施設の利用、買物、宿泊等)をお願いしたいと思います。

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●東紀州の観光・自然について触れた記事

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