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食彩賓館2011年に訪問した店を振り返る【その1 コストコ編】

食彩賓館活動実績

・記事数        935記事
・訪問店舗数    888店舗
・年間PV数      907,980PV
・1日最大ユニークユーザー数 2,881人
・1日最大PV数       5,080PV   
・ユニークユーザー数(平均)前年比 154%
・PV数 前年比              163%

ということなんですが、今年の食彩賓館活動の中で印象に残っていることは

1. コストコ京都八幡記事 検索ヒット2万件以上
2. “ザ・ビッグ”にエクストラが出来たこと(イオン)
3. イオンの自称新業態“グランド”を見に姫路まで行ったこと
4. 阪急オアシスの一連の改装と商品提案
5. 大阪駅周辺の百貨店出店(大阪市)
6. キューズモールとイトーヨーカドー(大阪市)
7. 大黒天物産の新店を2店訪問
8. タチヤ久々の新店。しかも岐阜。
9. 三重と岐阜のローカルスーパーを意識して多く訪問
10.西国大先達(通算六巡拝)就任

 「テスコ撤退」とか「アークスとユニバースとの経営統合」「イオンとマルナカの統合」なんて話題じゃないところが食彩賓館流 [E:happy01]

 まずはコストコの記事。
大変失礼な話なんですが、コストコ社は一度訪問したら再訪するのが難しい。自宅から店舗までの距離もあるけど、提供単位が多すぎるのも、再訪問を妨げる理由。つまり「買えるものがない」(注意: 「買う物がない」ではない)
食べざかりの子供がいる家庭ならともかく、嗜好がバラバラな我が家では全員が同じ食べ物をいただくということはないので、提供単位が多いと買物が限られてしまう。
それと、一部のPB商品以外は商品的な魅力を感じないこともある。
生鮮品に鮮度を求める食彩賓館としては買いたいと思うものが少ない。
ということで、そんなコストコ記事が年間最大検索ヒット数2万件以上(推定)。ここ3ケ月で実に1万件以上、検索ヒットで訪問していただいてます。ページビューを合わせるととんでもない件数になります。
ただし、検索ヒットでの来訪者は、食彩賓館で言うところの「一見さん」。
一見さんが常連客になっていただくことも多いが、なんといっても食彩賓館の記事は「アクが強い」。しかも人づきあいが極端に悪い。コメントいただいても、身元調査をしてから返事をする。なりすまし犯が多いネット世界なので、まずは疑うというクセがついてしまっている。褒められてもバカにされているんじゃないかと疑う。
アクセスされる方のほとんどが「なんじゃコイツ」と思われていることは重々承知。皆さん、我慢して付き合っていただいている方がほとんど。
嫌いなのにアクセスしてしまうのは内容がコアでレアだから。価値はないけど「他にはないモノが読める」からだと思っています。他人がやらないことをやるから面白い。
 それと、「包み込み」戦術。「オレでもこれくらいのコトはできちゃうよ」という記事。それが新店情報だったり、風景記事だったりします。なので、新店情報や風景記事はいつも「ついで記事」と言っています。
新店の情報なんてネットをくまなく探していれば誰でもできちゃいます。食彩賓館が新店情報収集に費やす時間は日々10分程度ですが、その情報から記事を膨らませるのが大変なんです。地図、配置図を探し、売場規模を書きこみ、風景写真を撮影に行く。
自分がヒマなんだと皆さんに宣伝しているだけなのに、あたかも情報が多いことを自慢にする輩がいることが気に食わん([E:bearing])。なので、こんなの簡単にできちゃうよ~と始めたのが新店情報だったりします。(情報収集は簡単だけど、情報提供は難しい。タイミングとネタ元への配慮とかが)

  真似して、食彩賓館を包み込もうと努力しても、他の方がどんなに頑張っても食彩賓館を包みこめないものがあります。それは長年、流通業の第一線で生鮮各部門の現場から店舗部門の統括責任者、戦略・戦術部門の責任者、そして商品調達の責任者などを歴任し、さらには衛生関係やネット事業なども経験していること。(注:俺アピールではありません[E:catface])
「長年の多部門の体験者」だからできることだと自負しております(内容のレベルは低いですが)。
大手なら一つの部門を長く経験し、教育により深い知識と人間関係を築けることは容易。規模が小さいと、逆にアレコレやらされて結局、器用貧乏になってしまう。器用貧乏にならない程度に深く、あるいは浅く、いろいろな立場でいろいろな体験をしてきたことが、食彩賓館の記事に役立っています。

 今は「客としての目線」で記事を書いていますが、その目線の土台になっているのが過去30年の体験だけなのが自分自身物足りない。物足りない部分を補うためのモノ・コトが新店情報や流通覚書だったりするのですが、いかんせん、業界の話題には疎いのです。なので、せっせと現場を現地確認し、現実を知ることをメインとしています。

 自分の手足で稼ぐ。自分の手足で稼いだモノだけが自分の糧となり栄養となる。by 食彩賓館

そういった目的で、コストコの新店の様子を見に行ったり、風景記事にしたり、さらにはアメリカや尼崎、埼玉、京都八幡まで行って買物してきました。
↓ コストコ京都八幡倉庫店
 (2011/12/29撮影)
20111229_9

  「買物していて楽しい」と思う筆頭はイケアとコストコだと思っています。ああいった楽しさは、装飾や売場演出では創造できないのです。
言葉遊びやコストをかけ過ぎている商品と作り方で店作りしようとするから楽しさがない。なぜなら、一部の人を除いて「やらされている」からです。
社長や幹部社員、そしてご指導される先生方に無理やりやらされるから楽しさが売場で具現化できないと思っています。どんなに目の前で張り切って、意欲があるように見せかけても長続きしないのです。特に、意欲があることを長時間労働で見せかけようとする人ほどアカン人が多い。そういった人は他人をも巻き込んで無理をさせようとする。無理や無茶は商品と売場に出てしまいます。じっくり商品や売場、そして店で働く人たちを観察すると見えてきます。年に1,000店近く毎年見ていりゃ誰でも見えてくると思います。

 店によっては、特に高質タイプの商品を販売する店では、自分だけが楽しんでしまうケースも見うけます。日常の商品を販売するスーパーで、普段 食べそうにないような商品を提案して自己満足しているタイプの担当者がいる店。
コレもイカン。特に幹部社員やその家族が好きな商品を自分の嗜好で販売しているのはみっともない。(これがたまたま買物客である食彩賓館に合うこともありますが)

 どうやったら自発的に無理なく、継続的に楽しさを売場で表現できるか。お客様に体感していただけるか。
そういったことを勉強するための方法の一つしてのコストコ訪問だったりします。
話があっちこっちいって申し訳ないですが、コストコ京都八幡店へ行ってきました。
記事はおそらく来年にアップすることになると思いますがお楽しみに。

 早く愛知県に作ってください。会員権が切れてしまう[E:catface]
2011/10/17コストコホールセール常滑店(part1)
・2012/01/23コストコ常滑倉庫店(part2)

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●追伸
 こういう偉そうなことを書いてますが、実際、食彩賓館に会った方はご存知のように、大変控えめで温厚な紳士です。意見が違うからといってくれぐれも議論をふっかけたり、天誅とか加えないように。[E:paper]

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●コストコに関する記事

・2008/9/11イケアとコストコが名古屋の赤池へ? 
・2009/11/6 CostcoGarden Grove店と尼崎店 
・2009/12/15コストコ新三郷倉庫店 へ行く 
・2011/04/12コストコ京都八幡倉庫店part2
・2011/07/26コストコホールセール前橋倉庫店早割
・2011/06/20コストコ京都八幡倉庫店(part1)
・2011/10/03コストコ京都八幡倉庫店(part2)
・2011/10/17コストコホールセール常滑店(part1)
2011/12/24コストコ神戸倉庫店(記事)
・2011/12/24コストコ多摩境倉庫店(記事) 
・2011/12/24コストコ出店予定一覧(当時)

・2011/12/29コストコ広島倉庫店出店(記事)

・2011/12/30食彩賓館2011年コストコ編
2012/01/01コストコ京都八幡倉庫店へ買物
・2012/01/23コストコ常滑倉庫店(part2)

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