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しずてつストア宮本町店。さの萬の塩麹。有機栽培野菜の平台大陳量販。「こんだて家」。とにかく堪能しました。

●商品, 訪問記録|2012/04/24 posted.

4/14は新東名のお披露目日でしたが、おそらくどのSAも混雑すると予想していたので、迷うことなく翌週以降に初ドライブをすることにしました。理由はしずてつストアの新店が翌週オープンするため(プレオープンは4/17)。
とはいえ、そこは食彩賓館のこと、ネオパーサ浜松から清水までの新SA・PAを全部訪問し、ついでにスタンプラリーもやっていたら結構、時間がかかってしまった。
さらに「富士市の未訪問店舗も近いなあ」と思いながら運転していたら、ついつい新富士ICまで行ってしまったのです。
予定外の富士市でチョコ停した後に、静岡市へ向かう。結局、当日予定していた静岡市清水区周辺のスーパー集中全店訪問をあきらめることに。

当日の目的地であるしずてつストア宮本町店に到着したのは16時前。待つことなく入場できました。ラッキー。
いつもなら外観を撮影してから入店するのですが、なにやら怖そうなおじさん達が交通整理。どうやら応援の店長さんや本部の偉い方々が駐車場誘導を担当されているようです。
先に外観写真を撮影すると「怪しいヤツ」とマークされそうなので、そそくさ店内へ。
店内へ行こうとしたら駐車場整理のおじさん達の中にチラホラ幹部もいらっしゃるのを確認。
経営幹部が最前線で指揮を執るというよりは、新店オープンの具合を確認しているという感じですね。
ヤオコーの前社長の川野さん(現会長)の新店オープン時の往年の姿を思い出しました。
立派だと思います。こうでなくっちゃ。そういえばユーストア(現ピアゴ)の役員もそうだったなあ。最近ではサンエースさんとタチヤさんでも。良い経営者は現場第一主義の方が多いようです。

さて、店内。
ふと見上げると売場表示が「VEGETABLE&FRUIT」。おもわずニッコリ。これだったら私でも野菜と果物売場であることがすぐにわかる。そういえばイオンキミサワグラッテ大谷店でも「PRODUCE」という表示ではなかった。良い傾向です。(でもグラッテのデザインだったら“PRODUCE”でも良いと思うんですが)
おなじみ「静農会」という表示で生産者直送野菜を販売。13団体約240名の生産者が登録されているとか。今後の使用資材等の見える化が楽しみです。
その場所で販売されていた「たけのこボイルのバラ売り」を見る。地場の筍を朝掘りして鮮度の良いうちにボイルしたようで、根っこのイボの色がグッド。氷をきちんと敷いてその上に陳列しているのも好印象。さらに夕方16時の時点で氷が溶けていないということで、きちんしたと管理(氷の補充)をされているということがわかります。
水煮たけのこはバラを袋詰めしただけの簡易包装で賞味期限が2日間。この点を売場の方に確認すると、取引先で検査を実施して、その数値の結果から二日間でも大丈夫と決めたらしい。売場管理方法に加えて、そういった科学的な方法で安全・安心を担保されていることに感心。エライと思います。
それよりも今回の青果での驚きは有機栽培野菜コーナー。表示とか使用資材の見える化とか、そういった技術的なことではなく、平台で大陳してオープン特価で有機栽培野菜を販売していること。
阪食(阪急オアシス)で有機栽培野菜を198円均一にした「価格にも配慮した有機栽培野菜コーナー」を見たことがあるが、オープン特価で大量陳列した有機栽培野菜コーナーを見たのは初。素晴らしいと思います。

鮮魚での取り組みで一番驚いたのは「ハーフデリ」ではなく、多段ケース上部で価格の高い鮮魚を販売していたこと。
良く考えりゃ、ただの見せ筋高級鮮魚を一番の場所に陳列して装飾品代わりに使うよりは、売れ筋を良い場所に陳列した方が効率が良い。この取組は面白いと思います。
ちょっとした意見なんですが、ハーフデリは愛知県のフードオアシスあつみ宿店や、やまのぶ上郷店のように「生」にこだわっていただいた方が食彩賓館としては嬉しかったりします。
ただ、我が家の奥さんに言わせると「生でも冷凍でも私(妻)には違いが良くわからない」という意見もありますが・・・。
「地産思送」と書いて「ちさんしそう」と表示。地元商品に対するこだわりをそういったネーミングでコーナー化しています。

精肉と鮮魚の間に「こんだて家」というネーミングでメニュー提案。こちらは新規の取組です。
こういった提案コーナーで取組んでいただきたいことは、特殊な食材を使った手の込んだメニューではなく、冷蔵庫にありそうな食材を使ったメニュー提案なんです。今回は新店オープンということで、店舗全体を巻き込む壮大な関連メニュー提案ということではなく、「ちょっとした技ありメニュー提案」。これはこれで好印象。
今後に期待したい新クッキングメニュー提案コーナーです。フードスタジオの先生が担当されているとか。
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精肉でたまたま店頭にいた精肉担当の方とお話。ミスジの脂肪交雑が素晴らしくて等級を尋ねると、「A4」ということでした。てっきりA5くらいはあると思ったのですが、一部位だけではわからないものです。
あと、内臓肉が輸入品だったので「国産の内臓肉を扱ってほしい」と要望を出したところ、「オープンが落ち着いたら品揃え予定」ということです。ありがたい(と、いっても買いにこれないが)。
ところで、鮮魚は「ハーフデリ」で、精肉は同様のコーナーを「時短クッキング」と表示していました。「時短クッキング」の方が客にわかりやすいと思います。
(以前、ハーフデリや時短クッキング等の取組で無茶な希望を面白おかしく書いた記事があります)
・2008/09/26いいたい放題記事

「低加水ロースハム」と「乾塩ベーコン」のうち、今回はロースハムを選択。グッドです。
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惣菜は目の保養だけで我慢しましたが、美味しそうな商品がそこかしこに。
そして今回の訪問目的の一つであるおはぎ。前回、感心した「おはぎ」のあんこの色の再確認。冷凍餡ではなく、生餡を使用しているとか。前回、解説済みなので割愛。
ついでに「ボタモチ」表示の理由も掛川店訪問記事で書いてあります。

最後は加工食品の品揃えと売場作りを確認。
今回のMVPは塩麹。しかもあの「さの萬」さんの商品です。富士宮産米使用。
これを安い豚肉に使った所、数時間で劇的に変身。ホントに素晴らしい商品だと思います。この話は後日アップ予定。
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ところで、この時期のしずてつストア社新店訪問の楽しみは新入生による試食販売・対面販売。初々しい新人が一生懸命売り込んでいます。ついつい「かわいがり」の質問を。
「今日の朝に採ったの?」「なんで朝採りだといいの?」。質問して相手が窮すると「変った客にこういうこと聞かれたと研修後に報告すると良い」とアドバイス。
・朝採りのみず菜
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PBのコーヒーの試飲をすすめていた研修生には「どんなこだわりなの?」。「熱風式焙煎方法って?」
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とりあえず、試食や試飲をいただくと、マネキンさん以外の場合(メーカーさんのセールス担当の方による販売や店の人が直接実施している場合)は必ず内容を聞いて、お礼として感想を述べるか、商品を購入するようにしています。
どんな商品でも世に出るからには何がしかの特性・特長があるハズ。それを知って味わうのと、知らずに口に入れるのでは大違い。原材料表示だけではわからないことを知りたいのです。
こういったことを売場で確認すると大抵は露骨に嫌な顔されるか無視されるかだけなんですが、研修生はいいですねぇ。きちんと当方の質問に答えようと努力してくれる。わからなくなると先輩社員に聞きにいこうとするのを押し留めて「また会った時に教えてよ」と言う。
おそらく、どこかのしずてつストアで会うことになると思います。それまでに答えられるように成長していてくれればそれで良い。

●購入商品
・焼津産スマガツオ。説明不要。釣り物のカツオが売れてしまったようで、代わりに購入したのですが、モッチリとして美味。鮮度の良いうちはホント美味しいのです。
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◇ご参考
和歌山県串本産ケンケンカツオ記事
和歌山県周参見産ケンケンカツオ
三重県紀伊長島産ソマガツオ記事
2011/8/26オークワ南紀店でハガツオ

・特売のイチゴ198円と朝採りのイチゴ398円を購入。200円差以上の味の違いを感じることができました。朝採りイチゴに軍配。
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・「サラダ用の青イチゴ」。購入したサラダ野菜と一緒にドレッシングをかけて食べたところ、ほんのりとした甘みとすこし固めの食感がサラダに合うこと。
非常に気に入りました。良い提案だと思います。
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最後に。
提案力は掛川店で感動したほどではないが、それを補う新商品と新規取組のパワーを感じました。
新店オープンセールが終了した後は、しずてつストア社の商品力と提案力をフルに活かした売場作りを見せていただきたいと思います。
~愛知県からちょくちょく通う一ファンより~
●資料
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●4/20(4/17)プレしずてつストア宮本町店
静岡市駿河区宮本町12-12
℡054-280-3200
・キッチンサポートコーナー「こんだて家」設置
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【以下、過去記事より抜粋】

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●関連記事
・2012/02/17新東名高速道路とNEOPASA達

 

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