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松阪農業公園ベルファームで松阪牛丼と鯛味噌そして竹とんぼとコカリナの出会い

最近、日曜日の記事が一番、気合が入っているのをご存知ですか? (笑)

松阪インター近く。昼食を食べるために訪問。

松阪農業公園 ベルファーム
〒515-0845
三重県松阪市伊勢寺町551-3
℡0598-63-0050
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広大な敷地の一角に食事施設が3ケ所。(道路を隔てたウェストパークに別途バーベキューレストランがあるので計4ケ所)
・松阪商会 うさぎとむら
・農場レストラン 時のぶどう
・ガーデンカフェルーベル

とあるが、今回は「松阪商会 うさぎとむら」で松阪牛丼にした。一応、「松阪牛証明書」を掲示。牛の名前は「かずえの4号」。松阪牛の里オーシャンファーム産。A-3等級です。
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個体識別番号 0838961641
性別 雌牛
生年月日 平成20年7月17日
生まれてからの日数 746日
出生地 宮崎県都城市高城町有水
肥育場所 三重県多気郡多気町土羽
移動履歴 1 
と畜日 平成22年8月2日
肥育確認日 平成21年5月19日
牛名号 かずえの4 品種 黒毛和種
牛名号 父 福桜 品種 黒毛和種
母 かずえ 品種 黒毛和種
母の父 安平 品種 黒毛和種
母の祖父 菊正 品種 黒毛和種

枝肉格付けがA-3なので、「特産(飼育期間900日以上)」「金(5等級)」「銀(4等級)」ほどではない。もっとも3等級と4等級の違いや4等級と5等級の違いを見分けるほど、しかも調理した後の肉で判断できるほどの識別能力を食彩賓館は持っていない。
松阪牛が日本一のブランド肉として輝いていたのは、2002年以前の基準が「特産&AB5等級」だったから。2002年に地域が明確に限定されて、松阪牛と表示できなくなったスーパーがいくつかあったのを知っている。それとは逆に、「但馬産の素牛で特産&A・B5等級だけが松阪牛」だったのが、素牛の基準が但馬牛限定から“但馬系”でも良くなり、格付け等級(AB5等級)の基準も外されたため、松阪牛個体識別管理システムに登録された牛はC等級であろうと「松阪牛」と表示できるようになったとか。(雌牛限定は変更無し)
2002年以前には、産地で出荷される松阪牛以上の量の「松阪牛と表示された肉」が出回っていることが問題だったが、ブランド基準を下げたために、そこら中で「松阪牛」という表示を見かけるようになった。
なので、食彩賓館は「松阪牛」と表示されている肉がどの程度の「松阪牛」なのかを食べてから当てるという楽しみができた。
今回も実食した感想では「2002年以前は松阪牛として呼べなかったもの」と判断。店の人に等級を確認したところ、以下の証明書を表示していることを教えてもらった。
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今までも何回か(少ない回数)A-5等級表示の松阪牛を食する機会があったが、肉は等級よりも肥育された環境や肥育の技術で個体差が出ると感じています。よって私のような素人は食べてみないと味がわからない。
自社農場を持ち、きちんとした肥育管理をしている某牛肉料理屋で食べるのが一番だと思っている。 それこそブランド志向か([E:coldsweats01])。
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余談だか、以前、いろいろなブランド肉を食べて記事にしているのでご参考まで。もっとも、MDラリーのように同時に比較したわけではないのと調理方法もバラバラなのでその点、ご容赦を。
・山形牛ヒウチ(スーパーセンターオークワ桜井店)
・仙台牛と飛騨牛(
食彩賓館三号館2009/2/24)
・飛騨牛A-4肩ロース(
パレマルシェ名鉄岐阜2009/9/8)
・松阪牛A-5(
メッサオークワ岩出西店2010/01/28)
・近江牛(バロー八日市2010/4/28)
その他多数アップしているが見つからない(笑)

・ベルファーム 農家市場
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Photo
せっかくなので塩と鯛味噌を購入。鯛味噌の原材料を見ると「尾鷲産」と産地が限定されている。立派です。
尚、モクモクしお学舎は以前、訪問記事をアップしているのでご参考まで。
2009/03/05しお学舎の「塩だれ」(食彩賓館三号館)
2009/03/31国道311号線をドライブして「おわせ深層水しお学舎」訪問

未購入だけど 農家市場で一番気になった商品は「松阪ハマボウ」。なかなか物語がありそうで、いつか購入した時に語りたいと思います。
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・ガーデンカフェルーベル
前の広場で流しそうめんの催事を実施していたが、食彩賓館はどうも衛生面の方が気になってしまう。別に問題ないと思うんだが、心配性なのかなあ。
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昼食も食べたし、記念品も購入したので帰ろうと駐車場に向かう。
催事で訪れていた方がミニ竹とんぼを飛ばしていた。爪楊枝サイズなのにその見事な“飛び”に感動してつい購入。
その時にたまたま「コカリナ」発見。食彩賓館も持っていること、道の駅木つつき館で購入したことを伝えると、なんと私か持っているコカリナの製作者、鈴木廣行さんでした。
コカリナ協会の製作認定者ということだけでなく、三重まちかど博物館 館長で竹とんぼ名人。その後、鼻笛とか面白いモノを見せていただき、いろいろ楽しい話や演奏を拝聴。本当に奇遇だ。まさかここで所持しているコカリナの製作者に出会えるとは。
横笛は難しくても、コカリナは簡単に演奏できるのと音が優しいので気に入ってます。
実はケーナにも凝っていた時期があったんですが、結構、肺活量が必要。「コンドルは飛んでいく」を覚えただけでその後、触っていないし、ケーナも行方不明。よくこちらのコカリナを無くさずに持っていたなあ。
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こうやって、いろいろ回っていると点と点が繋がって線になる。楽しい訪問でした。