たまたまお昼時に通りかかったのです。駐車場も空いていたし、土曜日の12時ということで、これ以上、遅くなると昼食をとるのに待たなくてはならなくなります。
スーパーのレジ同様に行列が嫌いなんです。
ということで、待たなくてもすぐに席に座ることができました。アルバイト嬢が注文を取りに来るのですが、システムを理解していないので、とりあえずメニューを眺める。
まずはタンメン単品かセットを選ぶらしい。
続いてトッピングを選ぶようです。野菜増量、肉増量、味玉、生玉子、わかめ、にんにくとなっていました。
そして最後に辛さを選びます。「なし」から「5辛」があり、さらに自己責任で「それ以上」というレベルも用意されています。
当方は当然「タンメン」「ナシ」「ナシ」。
辛いの苦手です。そしてニンニクはスープの繊細な旨みを味わうには不向きです。
注文をして、メニューを眺めていたら隣席からにんにく臭が漂ってきました。隣の人はニンニクを増量させたのかと思ったのですが、どうやらニクニクは普通であることが後でわかりました。
カウンターと調理場の間に少しスペースがあり、そこでアルバイト嬢が注文を聞き、それを厨房の男性に伝えるということで、造りとしてはよくできた厨房です。
注文を受けた調理担当がタンメンの上に乗せる野菜と肉を炒めます。その時に、にんにくペーストを2さじ。二人分を作っているようですが、トッピングのにんにく増量なしでもそれくらい使うらしい。
これが隣人から漂ったにんにく臭の原因かぁ。
トホホな気分になった食彩賓館に出されたタンメンがこちら。
スープを一口すすったとたんにニンニクの味と香りが飛び込んでくる。最初はニンニク以外、何も感じないのです([E:coldsweats01])
ラーメンの器は“丼”というよりは「底の深い皿」的印象です。
増量していないので野菜の量は少なめ。某チェーンラーメン店のタンメンと比べると量の差がわかります。
↓ 某チェーン店のタンメン。
↓こちらは某天理系ラーメン店の野菜ラーメン(記事)。コンセプトがまったく違います。↓
↓ らーめんどうとんぼり神座(記事)も野菜炒めを乗せるがコンセプトがまったく違います。↓
半分ほど食べた頃、ようやくニンニクにも慣れてスープの味がわかってきました。結構、良いのです。麺の固さも好み。
ということで、最後までスープを飲み干すことができました。
でも、その後、夕食まで口と胃の中にニンニク感を残したのです。
家に帰ってから板谷の食彩賓館記事を再読したら、やっぱりニンニクのことが気になったのか書いてありました。
↓ タンメン専門店板谷
岐阜タンメンの特徴といえば特徴なんですが、平日のサラリーマンにはチョイとキツイ試練になるかもしれません。
ばりばり軒と板谷の繋がりは知っていましたが、ばりばり軒→板谷→元祖タンメン屋(岐阜タンメン)の関係は知りませんでした。ちょっと勉強になって嬉しい。ホームページの作りもしっかりしています。
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元祖タンメン屋 今伊勢店
愛知県一宮市今伊勢町馬寄字下町屋71
℡0586-85-7744
営業時間 11:30~翌3:00(ラストオーダー2:30)
年中無休
◇岐阜タンメン
豚肉、白菜、キャベツ等を炒め、それに塩ベースのスープを合わせたラーメン
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㈱ばりばりカンパニー
愛知県一宮市森本5丁目1-11蓑島ビル1F
℡0586-64-9401
・博多ラーメンばりばり軒
愛知県一宮市大和町宮地花池高見10
℡0586-25-1270
営業時間 11:30~深夜3:00
(ラストオーダー深夜2:30)
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タンメン専門店 板谷
愛知県稲沢市重本2-46
℡0587-24-2258
訪問日 2009/11/21(記事11/29)
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●愛知県尾張地方のラーメン店記事
(名古屋市・知多除く)
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