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関西スーパー京阪大和田店(大阪府門真市)久々の関スー新店訪問。堪能しました。カートインサッカー台導入。

 久々の関西スーパー新店訪問です。
かっての食彩賓館が流通業へかかわり始めた頃、ニッショーともどとも関西スーパーは「教科書」的存在でした。
その頃から30年以上経過し、教科書だった関西スーパーは特に感動も感激も特に感じない普通のスーパーとなってしまった印象を正直、持っていました。
今回の京阪大和田店もたままた用事のある枚方市へ行く途中にある新店ということが訪問理由でした。
ところがですね。久々の関西スーパー新店は結構な見所が散見し、長距離ドライブした食彩賓館の疲れた体を癒してくれたのです。
 たとえば、「Fish&Deli」「Vege&Deli」等のコーナーは見ごたえのある商品作りとコーナー展開で楽しませてくれたし、精肉の商品作りの丁寧さはかっての「教科書」を彷彿とさせるものでした。
さて、そういった品揃えや商品作り、そして売場提案等を確認しながら生鮮売場で違和感のある取組みに遭遇。
鮮魚の作業場と売場通路を隔てる窓をフルオープンさせて本マグロのサク取りを実演しながら販売されています。
非常に美味しそうな部位を近くで見ることができるのはありがたいことだし、嬉しいのですがこういった作業方法は衛生的に好ましくありません。特に生食の刺身をオープンキッチンで調理作業しながら販売することは良くないと思っています。
その理由は過去、何回も語っているので今回は割愛しますが、衛生よりも視覚的なアピールを優先するようなことは関西スーパーのような立派な企業にはやって欲しくないというのが当方の希望です。
「食
品衛生」や「安全衛生」はすべての基本であり、それは最優先です。近頃のオープンキッチンブームには危機感を持っているのですが、有名・著名企業までやる
ようになっているからなあ。食彩賓館から見てきちんと衛生管理をされているのはイオンだけになってしまった印象。(ヨーカドーでさえオープンキッチンを見かけます)

 で、惣菜売場では逆に食品衛生にこだわった作業風景に感心。同じ企業内でも部門で印象が変わるのはチェーンストアとしてはどうなんだろうと思うが、食彩賓館としてはなんとなく惣菜売場の食品衛生管理の方が嬉しいのです。
★購入商品
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・水ナス。大阪に来るとこれを必ず購入します。

◇覚書
・青果のサークル売台。
・お好み焼き、焼きそばの焼きあがり時間表示を売場の商品置き台に直接表示。→商品があるうちは見えないが、商品がなくなってくると下の焼き上がり時間案内が見える。
・カートインサッカー台。これは便利です。カートインレジ同様にブームする印象。
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●関西スーパー京阪大和田店
大阪府門真市常称寺町16-56
℡072‐886‐1535
敷地面積 5,576 ㎡
売場面積 1,950 ㎡
バックヤード面積 742 ㎡
レジ台数 8 台
駐車台数 94台
駐輪台数 107 台
営業時間 午前9 時~午後10 時
年商予定 22億円
ニュースリリース
開店日 2014/03/20
大店立地記事2013/08/26(part1記事8/26)
紹介記事     2014/03/14(part2記事3/14)
訪問日        2014/05/18(part3記事)
↓ 撮影日 2014/05/18
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