丸義鮮魚店(三重県志摩市阿児町)でケンケンカツオを購入。ただし「すさみケンケンカツオ」ではありません

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丸義鮮魚店
三重県志摩市阿児町鵜方1678-2
℡0599-43-2860
営業時間 AM8:00~PM6:00

●20140815丸義鮮魚店   
近鉄鵜方駅の北側の旧道にあります。盆なので近隣の方よりも観光客あるいは帰省客の買物客が多い。品揃えも高額のものが散見し、量も4~5人前のパックが多いように見受けられました。
魚種も豊富で高級魚から地場の鮮魚も多いのですが、産地表示がないのが不便。唯一、表示があったのは地タコ。いちいち店の人に確認しなくちゃいけません。
例えば今回購入した「ケンケンカツオ」。てっきり和歌山県周参見漁協の登録商標である「すさみケンケンカツオ」だと思ったらなんと福岡産だという。
ケンケンカツオはケンケン漁で獲れた釣り物の魚だけど、その価値は「鮮度」にあります(もちろん、漁獲時の扱いの丁寧さやその後の管理が適正であることがウリであることは承知の上です)。
いくらケンケン漁で釣られたカツオであっても福岡から三重県の志摩市へ届くまでにはある程度の時間が経過していると予測。死後硬直も進み、日帰り漁のカツオであるメリットはあまりないように思われます。
ということで、それじゃあ一丁、食べて確かめるかということで購入したのがこちらの商品。

★ケンケンカツオ20140815丸義鮮魚店 (13)
結論。美味しい。美味しいけど「すさみケンケンカツオ」の時間経過した商品を食べた時と同じ程度か、あるいは普通の鰹と同程度の印象です。だったらいいじゃないかということなんですが、当方がケンケンカツオに期待する味ではありませんでした。
それと気になるのは売場に陳列されている1本物のケンケンカツオの値段が7400円であることに対して、この刺身用にスライスされた商品との価格差がかなりあること。刺身用にスライスされた商品の価格は、この店の前に寄ったマックスバリュ鵜方店の鮮魚売場で見た普通の福岡産のカツオの価格と同程度の価格で販売されているのに、1本物は本物のすさみケンケンカツオ並みの価格(今年はすさみケンケンカツオが不漁と聞いているのでさらに高価になっているかも知れませんが)。
ケンケンカツオとしての7400円の価格ではなかなか売れないので店の判断で刺身用のスライスした商品を安く販売しているのだろうか。
いろいろ聞きたかったが忙しそうだったのでやめておきました。気になるなあ。

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