沖縄県産ヤシガニを使用。「やしがにせんべい(琉球島せんべい, 煎琉)」を岡崎農遊館の沖縄石垣島物産展で購入。
沖縄県産ヤシガニを原料に使った石垣島の煎餅。
ヤトガニを使った出汁にミソとカニ身を生地に練り込んで焼く。
・ヤシガニ (Birgus latro)
エビ目オカヤドカリ科
野生の実物は見たことがないが、見た人に言わせると「でかい」らしい。体長40㎝で脚の長さを加えると1mというから節足動物最大級。
且つ、強力なハサミでヤシの実の硬い繊維も切り裂く事が可能。
そういったこともあり、ヤシの樹に登って自分でヤシの実を切って落とすという都市伝説ならぬ、島伝説がある。
実際にはヤシの実の刈り取りはしないそうだが、挟むパワーは体重の約90倍というから「ライオン並み」と言われるのもうなづける。
レッドリスト絶滅危惧II類に指定され、地元自治体ではヤシガニ保護条例を制定して保護している。
保護されているのは時期とサイズで、石垣島の保護条例は下記の通り。
・12~8月全面捕獲禁止。
・9月~11月保護区域外のオスで、胸長40mm以上、55mm未満
(メスは捕獲禁止)
・違反者は10万円以下の罰金
生息場所はマングローブ湿地帯などで、特に実を食べることのある「アダン」の樹の付近にいることが多い(らしい)。
高級食材として珍重されているヤシガニだが、時折、毒を腸内に蓄積する個体がいるとかで、しっかりと内臓除去しないといけない(らしい)。
「茹でても赤くならないのは毒がある」はニセ情報で、前述の通り、雑食性のため食べたモノにより異なるのが本当。
ナイトツアー等で目撃できるらしい。
生息地はハブもいるとかで、長くてヒョロヒョロしたものが苦手な当方にはちょっとハードルが高い。
実はこのヤシガニ。愛知県でも見ることができ、当方の知っているところでは竹島水族館(愛知県蒲郡市)。
竹島水族館では節足動物最大のタカアシガニも陳列しているので一見の価値あり。
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