みうらや製麺社はお気に入り。「西(三河)の大磯屋製麺所」と「東(三河)のみうらや製麺」で「三河ツートップ」と勝手に呼んでます。
いずれもお気に入りは焼きそば麺だが、みうらや製麺社のうどん麺や中華麺もお気に入りで、豊橋方面へ出かけてスーパーマーケット買物する機会があると同社の商品を最低、一品は購入している。
今回、購入したのは土産用化粧箱入りの冷やし中華。
珍しいのはパッケージが化粧箱入のお土産タイプであることと、全粒粉入りであること。
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国産小麦全粒粉。愛知県産小麦粉と北海道産小麦粉に愛知県産全粒粉を絶妙にブレンド
全粒粉はご存じの通り、小麦の表皮、胚芽、胚乳すべてを使った粉。
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通常、食べやすさと商品化のしやすさで小麦粉の胚乳部分のみを使うが、みうらや製麺のこちらの商品は小麦粉を構成する各パーツすべてを使うため、栄養価及び風味と独特の食感を味わえる。
栄養価が高く、風味や食感にも特徴が出るのになぜ、通常は胚乳のみを使うかというと、胚芽油などの影響でグルテンが不足し、口当たりだけでなく、製麺が大変。
また、脂肪分の影響で日持ちが悪いことも敬遠される理由。
全粒粉を用いる製法で「グラハム粉」がある。同じ全粒粉タイプでも、少々、製法や出来栄え(外観)が異なる。
通常の全粒粉製法が小麦粉(表皮、胚芽、胚乳がついた状態)で挽くことに対し、グラハム粉は表皮、胚芽、胚乳を取り分け、まず、胚乳を細かく挽き、次いで表皮と胚芽を粗挽きしたものと混ぜ合わせて粉を作る。
当時、これを開発した菜食主義者のグラハム牧師は栄養価の高いグラハム粉で作ったパンを食し、そして他人にも勧めたためこの名が残る。
外観は全粒粉よりもザラザラ感があり、食感も同様のためなかなか使うのが難しい。
健康オタク・・・いや、自身の食すものにこだわりを持ち、少々の違和感よりも思想を大事にするタイプの人向き。
さて、みうらや製麺の全粒粉入り商品について。
・昭和うどん
国内産全粒粉100%。独特の粒の残る食感やもちもちとしたのど越し。創業時の頃はこんな感じの麺ではなかったかと推測し「昭和うどん」と命名されたらしい。
昭和うどんを夏用に食べやすくアレンジした「昭和うどん 夏」バージョンもある。
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・国産 全粒粉つけ麺
国内産小麦粉100%。つけ麺専用の全粒粉極太麺と豚骨魚介系の濃厚スープ付。
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・全粒粉冷し中華
愛知県産小麦粉と北海道産小麦粉に愛知県産全粒粉を絶妙にブレンドし、モンゴルかんすいを使用した夏季限定品。化学調味料不使用※のオリジナル無添加※※フープ付き。
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※食彩品館では「化学調味料」ではなく、「うま味調味料」と表示すべきとしていますが、今回はみうらや製麺社の表示に合わせました
※※食彩品館では「無添加」ではなく「不使用」とすべきとしていますが、今回はみうらや社の表示のままにしました。
今回購入した「冷やし中華」について。
購入したのが田原市ということで、お土産用パッケージに入っています。初見ということで、お試し購入。
前述の通り、全粒粉のみだとグルテンが低下し、粘りがなくなるため、全粒粉だけで麺を作るのは不可能に近い。
そこで、通常の胚乳挽きの小麦粉に全粒粉を混ぜてブレンドして、これにあった練り方、水の割合、塩分、熟成時間等を独自に調整して完成した商品。
ん?
「昭和のうどん」には❝国内産全粒粉100%❞という表示がありパッケージでアピールしていたが、こちらの冷やし中華にはついていない。
過去購入した商品のパッケージに表示された原材料ラベルを確認すると、
「昭和のうどん」↓
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❝国内産全粒粉100%❞は「昭和うどんの麺は全粒粉100%」ではなく「使用している全粒粉は国産100%」ということかと今更気付く。
話を冷やし中華に戻す。
当方、みうらや製麺社の信奉者であるため否定的な感想がまったく浮かばない。
全粒粉入りであることがわかるのは外観だけで、スルスルとのど越しも気にならない。
もちろん、絶妙の食感もグッジョブ。
難点といえは「化学調味料」と「無添加」表示くらいか。
自宅近隣で購入できないのが残念。
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・みうらや製麺
愛知県田原市保美町仲新古38番地の2
℡0531-32-0153
◇地図
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