タチヤ みなと店
愛知県名古屋市港区築盛町120番地
℡052-661-5440
営業時間:10:00〜18:00
定休日:水曜日
「2008/10/22タチヤ港店へ行く」
という記事を書いています。
なんとまあ、今から思うと純心な、何かを始めよう、伝えたい、そして残したいという思いが感じられる文章です([E:coldsweats01])。
今はそんな“重い思い”はなく、食彩賓館は“ただの覚書”記事にしています。
ホントに久々。店の前は時折通過するものの、買物に寄ることはない。
玄関上の看板には、食彩賓館でのNGワードである“激安”という言葉。さらに“超”がついてます[E:think]。 いつも言うように、安いかどうかは客が決めます。自ら自信満々に名乗られると「どこが?」と思ってしまいます。
さらに“激”“超”という具体的でない表現を使うのは良くない。仕事としてスーパーの広告発行に携わったことがあるものとしてこれは譲れない [E:pout]。
商品部歴が長く、さらに食品調達統括職だったので、生鮮食品各部門のある程度の目利きはできます。なので、生鮮品について安いかどうかは品質と比較して判断することができます。
申し訳ないが、昔のタチヤ社はそりゃ“激安”(他人にとやかく言う割には、自分が使ってしまうのが食彩賓館流[E:confident])のオンパレードでした。ここ数年は素人の方の評価はともかく、「ホントに激安かなあ?」と思ってしまうことも。
なので、最近のタチヤ社の印象としては「(従業員が)頑張っているなあ」という印象しかない。
そんなタチヤ社へ久々に訪問したのは「ディスカウント」を確認したかったため。
例えば、イオンの「ザ・ビッグ」。“ディスカウント”と自称していますが、食彩賓館から見ると「低価格売価政策を採用した食品スーパー」(それをディスカウントであると思っている人は以下スルーしてくださいね)。
それでは“ディスカウントって何?”を再確認するためのタチヤ港店訪問です。
当日は「定休日前の売尽くし」真っ最中。
店員さんが値引きシールや価格を修正すると客が群がる。日本語以外に北京語や広東語、さらには上海語やタガログ語も飛び交う中で感じたのは
「コレだよなあ」。
客が群がるとそれにつられて他の客も集まる。繁盛店の見本のような混雑ぶり。
楽しいだろうなあ。こういう店で働く人は。本人達は大変だとしか思っていないと思うが、繁盛店で働くというのはホントに楽しいのです。
疲れすぎて昼御飯も喉に通らず、帰宅すると御飯を食べている最中に居眠りする。
そんなハードな生活も「モノが売れる」という喜びがあるので苦にならない。
そういう、30年近く前のコトを思い出したタチヤ港店訪問でした。
(この話の続きが、本日のtwitterのつぶやき「長い時間勤務して」に繋がっています)
ディスカウント店と普通の食品スーパーの違いは品揃えの考え方の違いだと思っています。
食品スーパーマーケットの品揃えは「生活に必要な商品を揃える」。
ディスカウント店の品揃えは「価格が安いかどうか」、しかも他社を圧倒する低価格商品のみを品揃えしょうと努力していることが必須。今日は「●●が高かったので品揃えしていません」と堂々と開き直ることができるのがディスカウント店。さらに「競合店に対抗して値下げしました」なんて恥ずかしいことはしないのもディスカウント店(「最初から圧倒的に安いからその必要がない」の意)。
乱暴に割り切って、尚且つ簡単に表現すると、そういった違いで区別しています。「安いから売る」と「要るモノを売る」の違い。
なので、タチヤ社の店舗は「ディスカウント」で、ザ・ビッグは「食品スーパーの低価格売価政策採用店舗」と区別。
もっとも、タチヤ社が「ディスカウンティング(渥美先生著)」をしているかどうかとなると異論はあると思います。
尚、食彩賓館的にはどちらもスーパーマーケット“業態”です([E:catface])。
ブランド変更(マックスバリュやバリューセンター → ザ・ビッグ)程度を「業態変更・業態転換」とは表現しません。
でも、「メガマート→ザ・ビッグ」は「業態変更」でもいいかな([E:confident])。価格の位置づけで低価格販売形態をディスカウントとするならば、メガマートもディスカウントでザ・ビッグ(もちむんバリューセンター)もディスカウント形態ということになるが、品揃えと販売形態で業態を区分する
と・・・・・。
ややこしいのでどうでもいいや[E:wink]。
業界紙・誌で「業態変更・業態転換」と表現するのを目にする度に、「どういった考えで表現しているんだろう」とニヤニヤ笑っています。
(企業が『業態変更・業態転換』と自称していても・・・です。)
レジのスキャンスピードが超高速。今まで 見たスーパーの中では一番早いんじゃないか。
もっとも、その分、商品の扱いや接遇はイマイチだが、混雑した時にゆっくり丁寧にお札数えたり、深々とお時儀されるよりは、少々雑でもテキパキ動作がありがたい。
(レジに関するご参考記事)
・2010/10/14スーパーネゴロの3人レジ
●購入商品
・100g88円の国産豚肉(モモ)をさらに値引き。鮮度は良い。「見切り」ではなく「売尽くし」値引き。
・瀕死ではあるが とりあえず、手足を動かしていた佐賀産ワタリガニ(♂)。一尾380円。ミソも身も少ない。
・イカリのソース2本で300円。「超激安」([E:happy01])
・ルッコラ30円
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★タチヤ社の食彩品館.jp記事(訪問記のみ抜粋)
・2015/01/20タチヤ各務原店(岐阜県)再訪問記
・2014/05/21タチヤ堀田店(名古屋市)改装訪問記
・2014/03/28タチヤ各務原店(岐阜県)オープン訪問記
・2013/11/04タチヤ平針店(名古屋市)改装訪問記
・2013/10/24タチヤ四日市店(三重県)オープン訪問記
・2012/01/19タチヤ多治見店(岐阜県)再訪問記
・2011/11/03タチヤ多治見店(岐阜県)オープン訪問記
・2011/10/19タチヤみなと店(名古屋市)訪問記
・2009/11/09タチヤ木曽岬店(三重県)オープン訪問記
・2008/10/22タチヤ港店(名古屋市)訪問記
・2008/09/24タチヤさんの思い出
※食彩品館.jpはすべてのタチヤ社店舗を買物訪問していますが、買物記事として記録しているのは上記のみです。
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