メニューを見ていると「鶏レアチャーシュー」のトッピングがあるらしい。想像しただけでサルモネラとカンピロバクターの脅威が・・・・。
〈参考〉定量検査法により、市販の国産鶏肉154検体の61%からカンピロバクターが、サルモネラは47.4%から検出された(2013年埼玉県衛生研究所データより)※厚生省、自治体調査結果にバラツキがあるため、直近の検査結果を紹介。
サルモネラ対策としては、中心部の温度が68℃以上で3.5分間以上と同等の加熱を加えた、あるいはカンピロバクター対策として、中心部まで75℃で1分以上の加熱と同等の調理(真空調理等)をしていると説明書きしてくれていればありがたいが、説明されたとしてもこればかりは生理的に受け付けない。レアチャーシューのある店はできるだけ避けたいので表に大きく表示しておいてくれると嬉しい。
ラーメン店で加熱不足の豚肉を食して(それが原因食と思われる)食中毒症状を発症し、死ぬかもと思ったことのある体験者なのです。鶏肉・豚肉は絶対に中心温度までしっかりと加熱していないと心配。
そうかあ。レアチャーシューのある店なんだぁと思っていたら、調理されている方が使い捨て手袋を着用されているのを発見。ラーメン店で使い捨て手袋を使っているのは珍しい。交換頻度までは確認していないが、衛生に対する意識は比較的高そうだ。さすが晴レル屋。
さて、ルックス抜群のラーメンが出てきました。ただし、目の前の頭の位置からラーメンを乗せた盆を下すのが一苦労。これは危ない。ちょっとミスすると自分の頭にラーメンが・・・・。
季節のトッピングはオクラ。そして菊花にベニタテまで入って、まるで刺身の彩り風。パプリカと水菜に春巻きの皮。そして心配していた鶏肉はムネ肉にしっかり火を通したもの。安心しました。
クリーミーなスープは鶏白湯スープ。最近、食す機会が多いのでちょっと食傷ぎみながら、意外と食べやすく味と濃度を調整してくれています。
ただ、鶏白湯スープは食していると味の単調さ(旨味の単調さではない)が気になり、最後は義務感のように食すことになるのですが、今回は意外と最後までスンナリ食すことができました。
食べ始めの方がルックスと相まって好印象で、徐々にその印象が目減りしていくタイプというのがマイナス点か。
食彩品館は「最初こそ少し旨味成分が物足りないものの、食べ進める毎に旨味成分が蓄積されて、一杯を食べ終えた後に『ああ美味しかった』と思えるようなラーメン」を嗜好しているのです。
器といい、盛り付けといい、手間のかかったラーメンですね。待ち時間も結構あるので混雑する時間帯や曜日に行く時は時間に余裕を持って行かれることをお勧めします。
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鶏soba 旬菜和えsoba
三代目 晴レル屋
岐阜県多治見市太平町1-14-1-101
営業時間k
11:30~14:00、18:00~24:00
℡0572-25-8861
休日 なし