補陀洛山　総持寺（大阪府茨木市）亀に乗った千手観音。8順拝目で、大先達としては2順拝目

004趣味, 06関西地方, 旅行記, 神社仏閣, 西国巡礼, 趣味その他｜2016/01/31 posted.

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・孝恩寺観音堂(大阪府貝塚市)国宝
・慈眼院多宝塔(大阪府泉佐野市)国宝
・桜井神社(大阪府堺市南区)国宝
・西国4番施福寺(大阪府和泉市)
・西国23番応頂山　勝尾寺(大阪府箕面市)
・西国22番補陀洛山　総持寺（大阪府茨木市）

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　総持寺（そうじじ）は平安時代、中納言藤原山蔭卿により開基。
総持寺縁起絵巻によると、高房卿（山蔭卿の父）が大宰府に赴任途中に、淀川で漁師に捕獲された亀を観音様の縁日である18日だという理由で、着物と交換することにより亀を助けました。その夜、河に落ちた山蔭卿を嘆いた高房卿が観音様に祈願したところ、亀に乗った山蔭卿が蘇ったという話があります。
観音様に感謝した高房卿が観音様の像を作ることにして、その材料の香木を遣唐使に依頼したのですが、国外持ち出しを止められました。そこで遣唐使は香木に銘を書き、海に流したのでした。
その後、高房卿没後に大宰府に赴任した山蔭卿が浜辺で中国から流れ着いた香木を発見するに至ります。
京に戻った山蔭卿は長谷寺（奈良県）で仏師に出会い、千日の造仏の後、姿を現したのが亀の座に乗った千手観音像だったということです。
山蔭卿が創建して、その後、卿の三回忌に五重塔、多宝塔、金堂、講堂、食堂、鐘楼、僧坊、宝蔵、浴室、四面回廊、大門、脇門等、総持寺の伽藍が完成したということです。
（総持寺HPより抜粋）

　その亀に乗った千手観音は秘仏ながら、時折、特別公開されています。

　ところで、総持寺には西国巡礼の「西国三十三所先達会事務局」があったのですが、現在は第2番札所紀三井寺に移ったようです。

先達会
先達の称号先達（1巡拝）、中先達（先達として2巡拝）、大先達（中先達として3巡拝、先達として5巡拝）、特任先達(大先達として5巡拝)、特任権中先達(特任先達として6巡拝)、特任中先達(特任権中先達として6巡拝)、特任権大先達(特任中先達として6巡拝)、特任大先達(特任中先達として6巡拝)
特任大先達には初回から数えて実に35巡拝。

　現在、食彩品館.jpは大先達として1順拝途中（通算7巡拝）ということで、今のペースだと特任先達まで10年くらいかかりそうですね。
ちなみに先達から大先達へは1,150日かかりました。

<覚書>
●第一巡拝(西国三十三ケ所と番外3寺)
開始　2007/11/05 　満願　2007/11/29(24日間)
●先達として五巡拝(西国三十三ケ所と番外3寺)
開始　2008/01/04 満願　2011/02/27(1,150日間)
・最短1巡拝日数　先達第三巡拝　35日
・最長1巡拝日数先達第一巡拝 486日
・平均1巡拝日数　　　　　　　　　　230日
●走行キロ数　　　不明
●必要経費　　　　不明
●得たもの　　　　　プライスレス