悪天候のため稚内空港公園メグマ沼散策を途中であきらめ、稚内市大沼野鳥観察館へ急遽寄ることに。そしてオジロワシとキンクロハジロを見る

002時事・意見, 003旅行・文化, 004趣味, 01北海道地方, 植物・樹木, 登山・ハイキング・散策, 観光地と施設, 趣味その他｜2016/07/15 posted.

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●空港公園メグマ沼
稚内市声問村恵北
営業期間4月中旬〜11月中旬
入場料無料
散策路地図
　面積25ha、水深1.8mの海跡湖で周辺は約77.5haにもおよぶ中高層湿原｢メグマ沼湿原｣。3.5kmの木製散策路から、約200種類の植物と約70種類の野鳥(年間累計)が観察できる予定だったのです。

　当初は60分程、湖の周囲を散策予定ながら、湖の散策路に入る道がわからないという。バスガイドとバスの運転手さん、そしてツアーガイドが協議した結果、途中の散策路から数百ｍ程歩けば湖の周囲にある散策路へ入れるという。
バッグから雨対策用のポンチョと登山用のシューズカバーを取り出し装着。悪天候用だけのために持参した全天候型カメラを手に持ち準備。

この時点で戦意というかバスから出る気力を無くした人が半数以上。バスで待機組みと分かれて張り切って外に出るも、風雨が強くて皆さん途中で引き上げてきました。
ワタスゲを撮影しているうちに皆さんが戻ってきてしまったので、一緒にバスに戻ることに。

　飛行機の出発時間まではあと3～4時間あるため、空港のすぐ近くまで来ているものの、稚内空港でそれだけの時間を過ごすには少し空港の規模が小さすぎるという。

　それではということでやってきたのが「稚内市大沼野鳥観察館」。

●稚内市大沼野鳥観察館
稚内市大字声問村字声問原野　
℡0162-26-2965
営業期間1月29日〜11月25日
※但し3月1日〜24日まで休館
営業時間午前9時～午後5時
入館料無料
敷地面積1.3ha
建床面積159.40平方m（48.22坪）
木造平屋建てテラス付き（材種：フィンランド欧州赤松）
施設内容野鳥観察室、休憩室、展示コーナー、トイレ
駐車場（乗用車72台・バス2台）
□大沼
周囲約10km
水深最大2.2m
湖沼面積4.8k㎡
水面海抜1m

　先に入った人達が望遠鏡を見てなにやら歓声を挙げている。何かと思って、望遠鏡を覗くと｢オジロワシ｣が鎮座。というか木に止まってあたりをキョロキョロしている。

稚内に到着した初日に、宗谷岬に向かう途中に猛禽類を何種か確認したが、そのうちの一種がオジロワシ風の飛翔姿だったので、もしやと思っていたのですが、なんという幸運。見事に望遠鏡で捉えることができました。
せっかくなので、観察館に駐在している野鳥観察員の方にキンクロハジロを特定していただき、観察。
春と秋にはハクチョウを数千羽(2016年春の最高記録は4,045羽でした)見ることができる野鳥館ですが、訪れたのはハクチョウが渡ってしまった後だったため、水鳥を観察させていただきました。
お土産もいただきましたよ。