伊賀の里モクモク手づくりファーム内「モクモクショップ」購入品。「無21原形ベーコン」、「サラミス」、「レモンスカッシュ」、「春うららビール」、「セブンホップラガー」、「バーレワイン酵母ビール」「モクモクスペシャルブレッド」。そしてリン酸塩,調味料（アミノ酸）,発色剤について

 ↓　「無21（上）」と「レギュラー品（下）」との比較

　通常の原形ベーコンの原材料と「無21」に使われているものを比較すると、「無21」には「調味料（アミノ酸）,リン酸塩（K,Na）,酸化防止剤（ビタミンC）,発色剤（硝酸K,亜硝酸Na）」が使われていません。
まず見た目の比較です。
あきらかに「無21」が不味そうです。傷んで変色した肉をイメージさせます。ピンク色は発色剤（硝酸K,亜硝酸Na）」効果ですね。
そして物理的な効果は賞味期限の差。「無21」が冷蔵10日に対して酸化防止剤等を使用している通常バージョンは25日。
見た目の良さと賞味期限を気にする方はあきらかに通常バージョンに優位性があります。
ちなみにトマトカフェで食したランチには通常バージョンが使用されていて見た目も食欲をそそる色に仕上がっていました。
それでは通常バージョンに使用されている添加物についておさらい。
・「調味料（アミノ酸）」
お なじみの「うま味調味料」ですね。「化学調味料」と表示しないように某協会がアピールされていますが、「化学調味料」の方が通りが良い。添加物表示として は「調味料（アミノ酸）」。使用することで食彩品館.jpでいうところの「わかりやすい味」に仕上げることができますが、使用しないことで優位性のあるか のような“無化調”表現をすると食彩品館.jpは「×」という印象を受けます。モクモクファームが偉いのは「無化調」や「無添加」という表現をせずに、 「無21」という名称で統一していることですね。
↓　看板の表示もグッドジョブです。

・「リン酸塩（K,Na）」
肉の結着性の向上、保湿性・弾力・食感を良くする効果があるために使用。
・「発色剤（硝酸K,亜硝酸Na）」
食品の黒ずみを防ぐ。亜硝酸Naは発がん性物質とされるニトロソアミンに変化するため危険視される食品添加物の代表選手。普段の食の量では問題ないとされる基準以下に使用が制限されることで、食品添加物として使用が認められています。
さあどっちを選ぶ？選ぶのは消費者です。
今回は使用していない不味そうな「無21」の方を選択しました。理由はこんなに変色していても（本来の色なのにかわいそうな表現だが）味的には変わらないということを確認したかった。
結論は言いません。ご自身で確かめることをお勧めします。

□サラミス
　原材料「豚肉(国産)、食塩、でんぷん、香辛料、砂糖、水飴、加工澱粉、サラミスリン酸塩(Na)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)」
冷蔵25日。豚の腕肉と腿肉を主として使用している。
添加物としては「調味料（アミノ酸）」を使用していないのですが、“無化調”なんて表現は使わないのが好印象。