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サーラビアンキ・アル・ケッチァーノ(奥田政行シェフプロデュース)でランチ。菰野豚のグリルとじゃが芋のロースト,白身魚のアクアパッツァ,トマトリチャーナ(玉ねぎとベーコン),マッシュルームのクリームスパゲッテイ,いちぢくのドルチェ

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★アクアイグニス(三重県菰野町)について

・マリアージュ ドゥ ファリーヌ(アクアイグニス)
201611/02コンフィチュール アッシュ(アクアイグニス)
2016/10/14サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ(アクアイグニス)
2016/10/12温泉棟片岡温泉で購入した商品
2016/10/11アクアイグニスの温泉棟・宿泊棟について
2016/05/06アクアイグニス多気(三重県)イオンタウン多気part2

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★食べログをアプしました

サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ(奥田政行シェフプロデュース)

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 山形県庄内地方は有機栽培の先進的な取組をされている地区のうちの一つで、食彩品館.jpは20年以上前に一度、訪れています。
現地の生産者の方や流通に関わる方と一緒に過ごさせていただいた時間は人生の中で最も有意義な時間だったと記憶しています。
そういった有機農業に代表されるような特別な栽培基準に添った農法でなくとも、生産者の方々が年々・日々、真摯に取り組まれている姿を拝見する度に若き食彩品館.jpはこの人たちの素晴らしい生産物を世に広めたいと燃えておりました。30代~40代のバイヤー時代です。
その庄内地方でレストランを経営されている奥田政行シェフがプロデュースされている食事場がアクアイグニスには3ケ所あります。

 今回はそのうちのメインレストランとも言うべきサーラビアンキケッチァーノで食事をさせていただきました。
まずはいつものように奥田政行シェフについて

◇プロフィール
・1969年山形県鶴岡市出生
・1988年~万葉会館(東京都渋谷区)
イタリア料理、フランス料理、純フランス菓子、イタリアンジェラートを修行
・1994年~山形県帰郷。
 ・鶴岡ワシントンホテル、J・FARM 穂波街道(農場レストラン)料理長
・2000年アル・ケッチァーノ(山形県鶴岡市)オープン
・2007年イル・ケッチァーノ(カフェ・ブルチェ)アル・ケッチアーノに隣接してオープン
・2009年YAMAGATA San-Dan-Delo(ヤマガタ サンダンデロ:東京銀座)オープン
・2012年ラ・ソラシド(東京ソラマチ31階)プロデュース
・2012年のじまスコーラ(兵庫県淡路市野島小学校跡地)プロデュース
・2012年オークビレッジ柏の葉(千葉県柏市)プロデュース
・2012年サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ、イル・ケッチァーノ ミエ―レ、露庵温味(三重県菰野町アクアイグニス
・2014年庄内MEAT YOU やくけっちゃーの(山形県東田川郡庄内町)プロデュース
・2014年 ブランコ・フク(福)・ケッチァーノ(フレンチ:福島県郡山市)プロデュース
・2015年宮島 Bocca アル・ケッチァーノ(広島県)プロデュース
・2016年どうなんde’s Ocuda Spirits(北海道上磯郡木古内町道の駅「みそぎの郷 きこない」)プロデュース
・2016年AJIKURA by アル・ケッチァーノ(広島三越)プロデュース

 厨房のクリンリネスについての取組や作業台の高さに対する配慮等、奥田 政行シェフの元で修行された深井良祐シェフがタニコー社と一緒にこだわって作ったという厨房は確認することができませんでしたが、写真で見る限り、一般レストランの厨房というよりは本格的なホテルのレストランの印象がありました。

 庄内と同じように、菰野町の生産者の皆さんと一緒になった取組(奥田 政行シェフ談)について、いろいろと試行錯誤されていると思われますが、食材の中に自然に取り入れられているのが好印象。
地産メニューに取り上げた食材は地元の生産者とのミーティングを通して深井シェフが選択した食材。「なんでもかんでも地元食材」という印象ではなく、“厳選した”という印象を受けました。
今回はランチメニュー3,800円で尚且つ、追加料金無しのオーソドックスな料理を選択しました。
(画像はすべてクリックで拡大表示)

 以下、二人分のランチです。
メインとパスタはリストの中から選択可能。詳細はメニューを確認していただくとして、以下、実食した料理。

◇前菜2品
・カツオのパルカッチョ

・まこもと生ハム

 エビのように見えるのは菰野の特産である「まこも」を生ハムで巻いたもの。まこもは以前、道の駅でも購入しているが、料理として食したのは1989年に中国杭州市で食した中華料理以来。今まで「まこも」はアスパラの食感に似ていると思っていたが、今回はまた違った食感で楽しめました。地産メニュー。

自家製フォカッチャ2種
・ローズマリー入りとチーズ。チーズの方は品名を忘れました(笑)

 ◇パスタ
・トマトリチャーナ(玉ねぎとベーコン)

 ・マッシュルームのクリームスパゲッテイ
 やはり山形産の“生”マッシュルームが秀逸。ふんだんに生のホワイトマッシュルームを使用しています。

 
◇本日のメイン
・菰野豚のグリルとじゃが芋のロースト。
菰野豚の美味しさを堪能というよりは、奥田シェフ流の素材重視の薄い味付けを確認することができました。美味です。これも地産メニュー

・白身魚のアクアパッツァ
私は食の集いの会での野外料理でも食しているが、家人はアクアパッツアは初。アサリとムール貝に白身魚は真鯛でしょうか。

 
◇ドルチェ(甘いお菓子)とコーヒー
・菰野産イチヂクを使用したドルチェが秀逸。

  どうしても奥田政行シェフの本が欲しかったのですが、この後、辻口シェフの店でいろいろと購入予定のため今回はあきらめました。パラパラと見本の本を数冊手にとり読んだだけですが、食材のこだわりはさすがの感。

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◆サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ(レストラン棟)
℡059-394-7734
営業時間
11:00~15:00
18:00~22:00
奥田政行シェフプロデュース

 

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◆イル・ケッチァーノ ミエ―レ(レストラン棟)
℡059-340-8805
営業時間 11:00~19:00
・ピッツァやパスタなど奥田シェフの季節限定メニュー

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◆露庵温味(ろあんあたたかみ)(温泉棟笠庵裏手)
℡059-394-7655
営業時間
11:00~15:00(LO 14:00)
18:00~23:00(ご予約制)
・9席のカウンターで、割烹スタイルの和食

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アクイアグニス
三重県三重郡菰野町菰野4800-1
℡059-394-7733

 ◆温泉カフェ(温泉棟)
℡059-394-7733
営業時間 10:00~23:00

◆コンフィチュール アッシュ(レストラン棟)
℡059-394-7727
営業時間 11:00~18:30
・辻口博啓シェフ

◆マリアージュ ドゥ ファリーヌ(ベーカリー棟)
℡059-394-7729
営業時間
 平日 8:00〜17:30
  土日祝 8:00〜18:00
・辻口博啓シェフ

◆「笠庵」 賛否両論(温泉棟)
℡059-394-7655
営業時間
  7:00~9:00(和朝食)
・笠原将弘

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