今回は2019年2月23日と2月24日に参拝した時の話。
新名神高速道路 箕面とどろみICが2017年(平成29年)12月10日 に供用開始されるも、勝尾寺利用にはチョイ不便であることは前回の参拝(2018/12/29)で確認済みながら、今回は山道を通るルートにチャレンジ。箕面とどろみICで降りて、トライアル箕面店の工事進捗を確認。国道423号線に戻って県道4号線へ出るルートを採用しようと試みたが、ナビが近道を案内してくれた。
素直に従って山道をグングンと登坂するが道がだんだん狭くなってとうとう林道のような山道になってしまった。
◇地図(国道と県道の間の山道)
困ったなあと思いながらもナビの誘導に従ってドライブすると県道4号線に合流。そのまま南下して勝尾寺方面へ向かう。後で知ったが、もう少し国道423号線を北上すれば県道4号線と混じ合う交差点があったらしい。
勝尾寺。
とりあえず、11回目ともなると特に目新しいこともないのだが、クリスマスローズとアセビが咲いていたことを記しておく。
↓ アセビ
せっかくなので単焦点のレンズ(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)に替えてレンギョウと多宝塔を撮影しようと思ったが、つけっぱなしタイプのツァイスズーム(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z)のテレ側にするとボケが綺麗なのでそのままで撮影。
↓ レンギョウ
◇ 2019/02/24撮影
↓ 入山口~門
↓ 多宝塔
◇ 2019/02/24まとめ
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【以下、前記事より抜粋】
2018年08月16日と2018年12月29日に参拝した時の話。
夏季休暇の前半2日間と後半2日間で西国巡礼寺院を計21ケ寺参拝し、年末・年始休暇の前半二日間、後半二日間で計16ケ寺を訪れているが、勝尾寺は8月16日と12月28日に参拝。
8月16日は大阪府茨木市の総持寺から順番通り勝尾寺を参拝し、12月28日は逆に中山寺から勝尾寺へ。
勝尾寺は「勝ち運の寺」として有名。寺内には大小の勝ちだるま奉納棚が設置されています。
ざっと沿革をまとめると
・727年(神亀四年)善仲、善算兄弟が草庵で修行
・765年(天平神護元年)光仁天皇の皇子開成が善仲、善算兄弟に師事
・775年(宝亀六年)彌勒寺と号し開山
・妙観(比丘)が7月18日より8月18日の間に本尊十一面千手観音を彫る。
これにより18日が観音縁日と定められる。
・880年(元慶4年)清和天皇の病気加護により「勝王寺」 の寺号を賜わるも「勝尾寺」とする
(“王に勝る”は畏れ多いというが理由)
・1184年(元暦元年)源平合戦(治承・寿永の乱)の一ノ谷の戦いで焼失。
・1195年(建久六年)源頼朝の命により再建。(薬師堂等)
・豊臣秀頼により本堂及び仁王門 (山門)再建
清和天皇の信仰を得たことで、その流れをくむ清和源氏の源頼朝の鎌倉幕府、足利尊氏の室町幕府から厚遇を受けることになるわけですが、焼失の原因が源平合戦のあおりというのがなんとも・・・。
さて、今年の盆と年末の二回の参拝で、大先達2順目と3順目、通算8巡拝と9巡拝となるわけですが、さすがにこれだけ訪れていると、見所というか写真を撮影することも少なくなると思いきや、今回はカメラを代えているのでしっかりと撮影してきました。
まずは山門
弁財天が祭られている池は噴水や水煙等の仕掛けが設置されています。
続いて多宝塔方面へ向かって階段を登ります。
初夏には石楠花が、秋には紅葉を眺めながらの参拝ですが、年末は階段にずらりと参拝授与品コーナーが並びます。
一願不動堂横の観音様と多宝塔
ここから左側の階段を登るのがコース。
階段を登りきると本堂方面へ回りこみます。
三宝荒神社、薬師堂、鎮守堂、水かけ観音堂、開山堂が並び、本堂手前には四国八十八ケ所お砂踏みができる太師堂があります。
本堂前の売店には勝だるまがギッシリと陳列。
本堂からはご祈祷の読経が聞こえます。この音は全山に配置されたスピーカーでも聞くことができます。
本堂で参拝した後は右隣の総合受付所で御朱印をいただきます。
時間があれば本堂前で鐘をつくことも可能。
最後は多宝塔横から山門方面へ下ります。
これが通常の参拝ルートとなります。9回目。
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・応頂山 勝尾寺(大阪府箕面市)
大阪府箕面市勝尾寺
℡072-721-7010
宗派 高野山真言宗
本尊 十一面千手観世音菩薩
創建年 (伝)727年(神亀四年)
開基 (伝)善仲、善算、開成(開山)
中興 源頼朝
西国三十三所第23番
法然上人二十五霊場第6番(二階堂)
摂津国八十八箇所第54番
摂津国三十三箇所第22番
神仏霊場巡拝の道第65番
◇重要文化財
・法華経 巻第四
・木造薬師如来及び両脇侍像 ( 平安時代)
・勝尾寺旧境内牓示八天石蔵出土品
第一巡目 2007/11/27
先達第一巡目2009/ 4/25(5/3記事)
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先達第四巡目2010/12/25(1/1記事)
先達第五巡目2011/ 1/29(記事2/6)
大先達一巡目2015/12/28(2/5記事)
大先達二巡目2018/08/16(1/10記事)
大先達三巡目2018/12/28(1/10記事)
大先達四順目 2019/02/23(5/3記事)
大先達五順目 2019/02/24(5/3記事)
◇地図
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