伊賀の里モクモク手作りファームで「注文の多い農場」に感心した話【その1】「表示」はその店の品格があらわれる。“無”ではなく“不”とすべきだといういつもの意見
【新規記事追記済】
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◆今回の遠征記事
・2016/09/12伊賀の里モクモク手づくりファーム有料ゾーン
・2016/06/14モクモクファーム購入品
・2016/09/18クモクファームとまとカフェでランチ
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□三重県伊賀市方面へ遠征
・①福生山自性院櫟野寺(いちいの観音)
・②伊賀の里モクモク手作りファーム(伊賀市)
商品編その1 食事編その2
・③敢國神社(あえくに)(伊賀市)
・④正月堂(観音菩提寺)(伊賀市)
・⑤伊賀くみひもセンター(伊賀市)
・⑥Aコープ三重青山店(伊賀市)
・⑦開花屋楽麺荘御在所SA
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早朝、愛知県を出発。時間が早かったため甲賀市の櫟野寺へ寄り道参拝。ちょっとした感動をいただいて気分良くして伊賀市の敢國神社へ向かう。
途中、モクモク手作りファームの看板を発見し、ついフラフラと([E:coldsweats01])
伊賀の里モクモク手作りファーム
三重県伊賀市西湯舟3609
℡ 0595-43-0909総合案内
(9:00~21:00)
その店の品格というか、企業としての質を見分ける目安として、いつもいうように「表示」があります。
それは客に対する場所案内だったり、利用案内だったり、商品説明だったり。
手書きであっても、パソコンで作っても、木製でも、金属製でも、プラスチック製でも構わないのですが、書いてある内容が本当に利用する人のために気を使っている表現なのかどうかを見るようにしています。
今まで、一番感心したのは旭山動物園の案内看板なんですが、表示ひとつでその店とか施設の“品“が出てしまう。ホントに「表示」は大切にしてもらいたいのです。
こちらの施設にも看板が多数設置されています。
案内看板よりも利用する客に対する注文看板が多いのが特徴。この注意看板がなかなか秀逸。
目的がはっきりとしている。「動物に対して」「付近の自然に対して」「他の客に対して」とか身近な存在に対して気を使って欲しいがための注文なんです。決して「地球環境」とか「人類のために」とか「未来子孫のために」とか大げさなものではありません。自分の周りにいる人や植物や動物に対してちょっとだけ気遣いして欲しいという注文なんです。
決して、上から目線ではなく、老舗旅館や都市銀行窓口のようなお愛想でもない。まっすぐな目線で語りかけてくる。
こういった施設にありがちな壮大なテーマではなく身近なモノやヒトへの気遣いが素晴らしいと感じたのです。
オーガニック、有機栽培、マクロビオテック、“無”農薬、“無”添加、スローフード、スローライフ、ローフード、ロハス等々、可処分所得の多そうな高学歴の方々が好みそうな、耳障りが良く、どこか他人とは違う自分をアピールできそうな言葉や表現を見るのが苦手です。
価値は認めるが私とは肌が合わない表現です
(ただし、商品そのものは自分の価値感とマッチしていれば使用・利用していますが)。
ここにはそのような耳障りの良い表現が少ない。すなわち“無”がないのです。“無”ではなく“不”で事実を説明しています。
「使わない理由」や逆に大切にしたいコトを事実だけ伝えようとしている姿勢は立派だと思います。店頭説明POPはこういった「事実」をきちんと伝えてくれれば良い。売らんがために多くの事柄を伝えようとするから誇大表現や優良誤認表現になってしまうと思っています。
文字が多いPOPは自己満足のためのただの飾りです。
その店がどのような表現をしようが勝手であり、食彩賓館がとやかくいうことはないのですが、スーパーマーケットを相当数回っていると、ホントなんとかならないのかなあと思うことが多々あります。
最後に直売所で買物をしたのですが、生産者を紹介するPOPには氏名・住所や品種名などの他、「農薬 不使用」とありました。当たり前ですが“無”農薬という表現でないことが少し嬉しかった。無農薬・無添加など、“無”を使うと消費者にとって耳障りが良いのですが、あえてそれを使わないことがこの施設の特長だと思います。
もう一度いいます。“無”は「無検出」を想像させ、優良誤認につながります。“無添加”、“無化調”も同様。食彩賓館はこういった表現をする店は●△■と思っています。
・工場長のホワイトウィンナー。白身と赤身が半々でスモークしていないというのが特徴。リン酸塩は使用しているようです。柔らかくて意外な食感を楽しむには良いかもしれませんが少し違和感を感じるのはノンスモークだからでしょうか。
・ジャージー牧場牛乳。65℃30分の低温殺菌、いわゆる“パスチャライズ殺菌”。
↓ 堆肥場も見える化してます。
・バーレーワイン酵母ビール。1年熟成でアルコール分10%。濃いッ。ちょっと苦手なタイプ。今度は別のタイプを試したい。
・モクモクの豚まん。かなり小振りです。中を割ると肉団子が出てきました。水分不足か?
・やさしい塩ぽんず。しお学舎製造。モクモクファームをついつい贔屓してしまうのはこの塩学舎の存在があるからです。商品を見つける度に何がしか購入してしまうほど食彩賓館をひきつける志を持った会社です。
・2009/03/31おわせ深層水しお学舎
・七草セット。鮮度ハツグン。昔、青果売場にいた頃に「せり、なずな・・・」と覚えさせられました。
・一番濃い豆腐。伊賀地域の在来種である鞆田(ともだ)二号を使用。この商品の美味しさはただ事ではない。旨いっ。美味しさの理由を数値で表現していたのも好感。
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農村料理の店もくもくで「農家のかご盛り農膳」をいただく。モクモク手作りファーム【その2】へ続く
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◆最新の遠征記事
・2016/09/12伊賀の里モクモク手づくりファーム有料ゾーン
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◆モクモクファーム関連記事
★・2009/03/31しお学舎訪問記(三重県尾鷲市)
・2010/12/15EXPASA御在所下り線でしお学舎の塩いもけんぴ
・2011/01/16EXPASA御在所でぐるぐるウィンナー
・2011/12/28しお学舎尾鷲甘夏塩サイダー
・2012/08/23もくもくしお学舎のサイダー3種(三重県)
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【過去記事】
□三重県伊賀市方面へ遠征
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商品編その1 食事編その2
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・⑤伊賀くみひもセンター(伊賀市)
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