いきなり結論。レシートに表示されている“また行きたい!といっていただける温かいお店作りにつとめてまいります”の「また行きたい」の一語こそ、この店に対する食彩品館.jpの印象です。
と はいえ、愛知県から「また行く」にはチト遠い距離。ということで、しっかり&じっくりと滞在してアレコレ買物をしたいと思っていたのですが、当日は団体行動を少し抜け出しての買物。あまり時間は取れないということで売場をぐるりと一周して最後に中の島を買い回りするだけの時間しかとれなかったのが残念です。おおよそ20～30分でしょうか。
　
　家人が今年に入ってプチ旅行に凝りだして2ケ月おきに団体ツアーに参加しています。旅行社は決めずにルートを選定してから日程と価格を吟味して妻が決定するということで、過去の食彩品館.jp家の旅行選定方法(私が提案→家人決裁→私が手 配)と異なるため、一応は希望訪問箇所だけつたえています。
例えば、「出雲大社」「松下村塾」「三朝温泉」「国宝　松江城」とか最小限の希望を伝えて、後は家人に旅行社やツアーの選定を任せているのです。
ゴールデンウィークは実家遠征で、その後、東京での会合出席の予定があったため、時期は6月初旬がスケジュール的に余裕がある時期。東北で温泉、北海道新幹 線、あるいは鹿児島指宿温泉等々、検討していたようですが、なんと「利尻島・礼文島」が候補地として提案されたのです。
ルートは①札幌、あるいは旭川からバス移動②札幌から乗り継いで利尻・稚内空港③稚内までチャーター便ツアーで名古屋から直行。
①はバス移動が5時間とか6時間なので少々辛いのと3泊4日程の日程が必要。②は個人旅行向きなのと乗り継ぎ時間等、いろいろと手配が面倒。③は海外旅行並みの費用がかかる。
家人は一ヶ月程悩んだようだが選定したのは③。価格を聞いた時にはちょっと驚いたが、もっと驚いたのは倹約家の家人が③を選定したということの方が驚きました。
2人で30万円は旅行代の支出として、食彩品館.jp家の家族旅行としてはソウル観光4人分28万円よりも高く、新婚旅行(スイス・フランス)以来の高単価旅行となります。
　家人から渡された資料を見ると稚内から礼文島に渡り一泊、翌日は利尻島で一泊。最終日に稚内に帰ってチャーター便の時間まで稚内市内観光というスケジュールになっていました。

 この最終日の稚内市内観光で、お土産物(夢市場)とJR稚内駅観光の予定が約1時間程とられていることに気付きました。団体行動なので現地でツアーの案内者 に確認しないといけないが、食彩品館.jpとしては「絶対に行きたい」。いや「絶対に行く」と決めた店が近くにあることを知っていました。
それが今回の「食品館　あいざわ」さんです。
この店を知った理由は割愛するとして(笑)、日本全国の未訪問店舗のうち、ここ10年で一番、訪れたい店でした。

　訪れたのは2016年6月4日(土)のお昼前。団体行動を離れられるか不明だったことと、「何時に行きます」と伝えるといろいろとご迷惑をおかけするかなと思って突然の訪店と相成った次第です。
大変失礼ながら、こじんまりとした小さなお店という先入観を持っておりました。ところが意外と大きいことにまずは驚く。

駅前のビルの一階が売場になっていて、隣接地には駐車場も配置。長くこの地で営業を続けてこられたと思しき貫禄あふれる佇まい。
「ここか」とひとしきり感激に浸る食彩品館.jpですが、家人同行なのと、団体ツアーの集合時間のこともあるのでそそくさと店内へ。
まずはバックヤード作業が見える青果売場をぐるっと一周。当日の夜に飛行機で帰着予定なので生鮮物はあきらめていたが、ついつい鮮度に惹かれてアスパラを購入。時期的に早いので産直ギフトは実施されていない様子。
ただ、店内のあちこちでパッキング作業を行なわれている。かなり以前にはじめられたとかの宅配サービスのためのパッキングでしょうか。高齢者配慮の姿勢は配達料金無料という姿勢にも表れています。

　当然、夕張キングメロンは時期的に早く、あっても数万円する時期なので当初より念頭になかったが、代わりに季節的に山わさび(西洋わさび,ホースラディッシュ)を探したのです。時間も気になるので山菜の水物を数品購入して青果売場前の調味料コーナーに移動。
この調味料売場を眺めて思わずニッコリ。これもある。アレもあるということで、食彩品館.jpのお気に入りメーカーや商品がメジロ押し。こりゃスゴイ。へぇ～と感心しながらも、稚内近辺の商品を次々と買物カゴに投入。
多田さんの醤油は久々に見た。乳製品と合わせて最北の多田さんですね。愛知の味醂も角谷文治郎商店と九重味醂をしっかりと品揃え。食彩品館.jp御用達の丸正酢醸造元もある。アレもあって、これもあると売場でニッコリ。家人もニッコリ。
コトPOPも好印象です。
　最後は店内右側に配置された鮮魚売場で商品に見惚れてしまい、結構な時間が経過。
妻に「これが利尻の鱒」「お土産物屋さんで□千円の時鮭がここでは△千円でお値打ちッ」「かじかは産地価格!!(安っ)」「利尻の縞エビッ」「ボタンエビの鮮度ッ」「本物の“かすべ”」「シマソイ」「宗谷産がや」「朝むきのホタテ貝」。全部買いたい!(^^)!。
でも一番驚いたのは三重産の生本マグロの品揃え。稚内で三重産の本まぐろがあるという不思議に感動。ねぎとろも安い。
さて、この三日間、あちこちで見かけたのに購入をガマンしていたホタテの干し貝柱。ここで購入するためです。御存じ猿払(さるふつ)産。
箱買いの予定でしたが、すでに買物カゴを見るとちょっとした買物だけで1万円近く。チラリと家人を見ると干し貝柱の価格を見て「へぇ～」と目を丸くしている。
基本、家人と結婚以来、食彩品館.jpは家人から怒られたり注意されたりされたことがありません。「小遣いの範囲なら何を買っても良い」という免罪符があるのですが、家人同行の時は買物金額が増えないように、倹約家の妻に一応は配慮しております。
「1,000円カンパするから欲しいものを買えば」という提案がありましたが、遠慮してSAサイズの6個入りを購入。それでも778円。

ここで初めて、8年前にいただいた干し貝柱の特大サイズの価値を知ったのでした。しかも箱入りだった。
↓　2009年撮影

　後ろ髪引かれる思いでレジに向かう。レジで表示された金額を見て家人が2,000円カンパしてくれた。ありがとう。

　精算を済ませていると店に入ってくる人を見て「もしや」と思ったのですが、直接、声をおかけするのも気恥ずかしく、写真で見かけたことのある男性の方に声をおかけして愛知県から持参した心ばかりのローカル食品の手土産をお預けしました。
ちょうどすれ違いでお会いすることができませんでしたが、お互い生きていればまたいつかお会いすることもあるでしょう。できれば稚内に再訪したいと思いつつ、道路向かいのセイコーマートに向かう。

★購入商品
・稚内水揚げの“かすべ(エイ)”。

さすがに生のかすべは持ち帰れないので昆布巻を購入。北海道産メガネカスベと同じく北海道産昆布を使用。添加物は調味料のみ。
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・「北海道のほたてと牛乳のクリームシチュー」「わっかない黒牛シチュー」。

　　販売者は㈱そうべい(稚内市)
　↓　宗谷岬のわっかない黒牛(交雑牛)。黒毛和種は「宗谷岬和牛」といいます。この件、別途記事にする予定。

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・JAふらの「ブラックカレー」と「枝豆のポタージュスープ」

　枝豆は「富良野産」という表示だが、カレーの野菜は「北海道産」
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・利尻昆布ラーメン。袋入ラーメンは利尻で購入済なのでカプ麺を購入。これおいしいです。超おすすめ。

・JFるもい漁協天塩支所が販売者と表示されている「天塩しじみラーメン」。天塩産蜆使用。
・食彩品館.jpが贔屓にしている藤原製麺の「野菜をいっぱい食べよう　ラーメンサラダ」。家人の選択商品
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・音威子府(おといねっぷ)村の畠山商店が販売者表示の「音威子府そばつゆ」。
　↑　音威子府産の蕎麦を食した記事(山梨県)
・増毛シードル。北海道増毛産のリンゴ果汁を発酵させたスパークリングワイン。
・北海道麦酒㈱(小樽市)の道産素材　北海道メロン果汁10%のリキュール缶
・十勝豚丼のタレ。これは本州でもよく見かけます。というか愛知県でも販売されています。間違えて購入してしまった。
・シバタ(秋田県横手市)の焼肉のたれ。唯一の北海道産以外の商品購入品。
・JAふらの　ごまドレッシング。富良野産はたまねぎのみ。

・北海道産の山菜水物。「地竹」「山ふき」「足寄町産ラワンぶき」「ウド」。少し添加物表示が気になるが気にしないで購入。

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●相沢食料百貨店(twitter)
北海道稚内市中央３丁目５−８
℡0162-22-5020
駐車場30台
営業時間　9時～19時

 

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