水戸市までは店舗視察で来た事はあるものの、偕楽園は未踏。兼六園(金沢市)、後楽園(岡山市)とこちらの偕楽園(水戸市)をあわせて「日本三名園」と呼ばれているのでなんとなく未踏というのは気にかかる。前日(2019年1月某日)にアカデミックな会議で東京を訪れ、少し早めに会議が終わったので水戸まで特急ひたちで上野駅から乗車。
若い頃、茨城県に半年ほど滞在したことがあるので常磐線は結構、乗車していますが、特急乗車は2回目。上野東京ライン開業してからは初乗車となります。
なんとなく嬉しい。えきネットで特急ひたちの指定席チケット1,550円を予約したのでチケットレスです。乗車券はSuicaで2,270円。合計3,820円。
上野駅から途中駅に停車せず水戸市まで1時間で到着。常磐線普通電車で24駅停車すると2時間かかります。
↓　特急ひたち

ちなみに帰りは「特急ときわ」だったので東京まで上野駅を入れて5駅停車、1時間20分ながら乗車料金は上野⇔水戸と同額。
↓　特急ときわ

　水戸到着後は普通電車に乗り換えて、一つ前の駅の赤塚駅へ行き、ヨークベニマルとカスミを15年ぶりに再訪。偕楽園は翌日に訪れました。

　早朝散歩を兼ねて早めにホテルを出る。
昨晩、会食した知人から「偕楽園は水戸駅に近い東門から入らないで、正門である表門から入るように」とアドバイスされたこともあり、表門へ向かうことに。
この表門ルートというのはちょっとした意味があって、表門から一の木戸を通り、孟宗竹林に入り、下は熊笹、上部は大杉森に覆われた「陰の世界」に入ります。この後、好文亭に至ると視界が開け、「陽の世界」が広がります。
これは徳川斉昭の「「陰と陽の相反するものの調和によって、万物は健全育成するという原理に基づき、人間もまた屈伸して身体や心の調和を図り、修養につとめよ」という一文によって、“陰から陽ルート(好文亭表門→東門)”が推奨されるようになったとか。
その言葉に従い、「好文亭表門入口」へ行くバスに乗車することに。帰りには弘道館に寄るので「水戸漫遊1日フリーきっぷ」を求める。水戸駅と偕楽園往復乗車480円ながら、フリー券は400円。関東鉄道（株）、関鉄グリーンバス(株)と共通利用ができるようになったので便利。しかも、特典として、偕楽園好文亭、弘道館等協賛施設の入館料金が割引になる。ただし、乗車範囲が限定されています。

さっそく、地図で事前に探しておいた「茨城交通水戸駅前案内所」を探す。グーグルマップにあらかじめ登録しておいたマーク位置に7時40分に到着するも、案内所が見当たらない。
付近にいた方にお伺いするとシャッターが閉まっている場所がそうだという。なんと日曜・祝日は8時10分からが営業時間とか。しかたないのでシャッター前で待つ。

8時10分を過ぎたがシャッターが開かない。それでもだだじっと開くのを待つ。8時20分になってもシャッターが開かないのでおかしいなと右側に回り込んだら・・・・。
すでに窓口が開いてました。私は開かずのシャッターの前で待っていたのでした。

　一日乗車券を求めて「4番乗り場から乗車」「歴史館で降りると良い」と教えてもらうが、4番乗り場に到着したバスの運転手が外部スピーカーで行き先を案内してくれているが、「歴史館」とも「好文亭表門」ともアナウンスしない。このバスじゃないんだなと思ってスルーしたが、なかなか次のバスが来ない。おかしいなと思ってもう一度、案内所に戻ってお伺いすると「その(スルーした)バスです」。
バスはあきらめてタクシーで表門へ向かうことに。バス一日フリー乗車券が・・・・。
10分もかからず、表門に到着。初乗り料金の730円。
どうやら歴史館経由のバスは多いが、好文亭表門バス停へ向かう路線バスの本数が少ないことをこの後に知ったのでした。

　気を取り直して、表門へ向かう。

◇地図

　水戸偕楽園(茨城県水戸市)紀行その2.へ続く。

============================
●水戸 偕楽園
茨城県水戸市見川1-1251
TEL:029-244-5454
偕楽園本園：午前６時から午後７時まで（2/20～9/30）、午前７時から午後６時まで(10/1～2/19)
偕楽園本園を除く区域：24時間
※イベント開催時は変更になる場合があります。

 

◇地図

●好文亭
利用案内
○開館時間
午前９時から午後５時まで（2/20～9/30）
午前９時から午後４時３０分まで（10/1～2/19）

◇地図

============================
◇2019年1月の茨城県遠征記事
・2019/03/08北野エースエクセルみなみﾏｰｹｯﾄ(水戸駅)
・2019/03/15ザザコーヒー水戸駅前店でゲイシャ購入
・2019/03/20水戸偕楽園紀行その1。表門から