gtag('config', ''); 五街道 彩(いろどり)弁当by あら竹・相可高校コラボ | 食彩品館.jp

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五街道 彩(いろどり)弁当by あら竹・相可高校コラボ

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 「まごの店」へなかなか行けないので、それならばと予約制の駅弁「五街道 彩弁当」(1,050円)を食べることにしました。
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2008年5月1日発売の「相可高校食物調理科」と「あら竹」のコラボ商品です。
相可高校の村林新吾教諭が、もともと知り合いだった「あら竹」の新竹社長(ぴーちゃん)へ相談し、夢?のコラボが実現しました。
「前年の3年生だった調理倶楽部奥村俊彦くんと池内亜衣さんがアイデアをあら竹がアレンジして商品化したもの」だそうです。現在、3年生になっていて、テレビでも何回か登場している岡田直哉くんも参加しています。
●内容 
 ・黒毛和牛のあっさり煮とそぼろ
 ・厚焼き卵・鶏だんご・さくらのもち麩・野菜のおひたし
 ・煮物(にんじん、しいたけ、ごぼう、こんにゃく)
 ・酢れんこん     ・梅干  ・錦糸玉子 ・かまぼこ
 ・和菓子    ・三重産のごはん
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 私の知っている「あら竹」さんは国道42号線沿いにある「ドライブインあら竹」です。
この前は100回以上通っていると思いますが、数回しか入ったことがありません。
予約の電話を入れると「予約は松坂のあら竹で受け付けている」ということで、さっそく電話。
おそらくぴーちゃんでしょう、電話に出た女性は。
当日の予約だったので、松阪市まで取りに行くことにしました。
駅前の商店街に「あら竹」さんはありました。店舗だと思ったら事務所みたいな感じでちょっと迷いましたよ。
2008073101  元女優さん(大河ドラマにも出られたことがあるそうで)の四代目社長のぴーちゃんにいろいろとお伺いしました。
 ●アイデアとレシピは相可高校の生徒さんが考案
 ●牛肉等の味付けはあら竹
印象では高校生の発想を大事にしながらも、駅弁としての商品性も考慮してあら竹さんがアレンジされたような感じでした。
実食の感想。
 煮物が美味しい。きちんと出汁をとって、時間経過しても大丈夫な味付けになっています。
このあたりがあら竹さんのアレンジだと思います。結構なものをいただきました。
お米は三重産だとか。
「地産地消も意識しています」「添加物などはできるだけ使わないようにしています」(ぴーちゃん談)。
:ぴーちゃんと勝手になれなれしく呼んでますが、予約時と購入時にお話しただけです。知り合いではありません。ホームページでご自身のことを「ぴーちゃん」と呼ばれてい.るから勝手に私も呼ばせていただいているだけです。
 事務所訪問時にいろいろな弁当の中から「エッ!! これってあら竹さんの弁当だったの?」という驚きの弁当を発見。
某店の駅弁大会であまりのユニークさに購入してしまった「ふたを開けると『ふるさと』のメロディが流れる牛の形したお弁当」。
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  次の日はドライブインあら竹に寄って、子供へのお土産に「牛肉弁当」を購入しました。
やわらかく感じるようにジャガードがしっかりと入ってます。
この黒毛和牛は「松阪の方で購入した牛」です。「松阪牛」ではありません。
ちなみに松阪牛の弁当は3,150円だそうです(要予約)。20080801_2    Photo_4

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 あら竹さんは松坂牛を使った弁当を紀勢本線の全線開通に合わせて、1959年7月15日に開発され発売しました。
時間経過しても牛肉をやわらかくするためワインを使うことを考案されたのは二代目社長さん夫婦だそうです。そして内モモを使うことも。
当時の価格は150円(当時の散髪代金と同じ)で日本一高い駅弁だったとか。
 松坂牛の基準が変更になってからは「松阪牛」という表示をやめていますが、地元の「丸中精肉店」から仕入れた黒毛和牛を使っているということです。
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