平和堂中小田井店オープン訪問(名古屋市)で加賀野菜 源助だいこん購入(日向源助 味ごのみのことも少し触れています)
本日の記事
1本目は
・平和堂中小田井店オープン訪問(名古屋市)で加賀野菜 源助だいこん購入(日向源助 味ごのみのことも少し触れています)
2本目は
・(仮称)名古屋駅新ビル<名駅一丁目1番計画南地区> の風景(part2)
3本目は
・【備忘録】新店・改装オープン 注目情報11/23
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ようやくオープンしてくれました。
開店前から何回も訪問していたので何やら親近感が(笑)
平和堂中小田井店
愛知県名古屋市西区中小田井2丁目300番地
ニュースリリース
小売店以外(クリーニング、ATM) 30㎡
敷地面積 5,606㎡ 店舗面積 1,487㎡
(平和堂直営売場面積1,390㎡)
駐車台数:100台 駐輪台数:76台
年間売上目標高 13億円
営業時間 9:30~21:00
(東海機器工業跡地・青い鳥医療福祉センター南)
開店日 2011/11/17
(出店概要書紹介記事 2011/01/14
開店前訪問 2011/02/26 (part1記事3/2)
開店前訪問 2011/06/25(part2記事7/1)
開店前訪問 2011/08/23(part3記事8/30)
開店前訪問 2011/10/11(part4記事10/15)
開店前訪問 2011/10/29(part5記事11/01)
開店前訪問 2011/11/11(part6記事11/12)
開店後訪問 2011/11/19(訪問記事11/23)
↓ 2011/11/19撮影
青果売場左側(サービスカウンター手前で店舗に入場すると正面の場所)にありがちな地元農産品のコーナーがあり、その手前側に、平和堂が出店している地域の農産物が少し並んでいました。
食彩賓館がおおっと思ったのが「日向源助 味ごのみ」。加賀野菜で有名な源助だいこんとは、また違う“日向(ひなた)系”です。石川県小松市産。日向さんが作ったから「日向源助」。わかりやすい。買物カゴに入れる。
青果売場の平台を見ると、「加賀野菜 源助だいこん」が販売されていました。こちらはおなじみの「源助だいこん」。
「日向系」と「加賀野菜 源助だいこん」の違いは種の違い。金沢で栽培されていた源助だいこんを小松市で栽培するのに適した品種にしたのが「日向源助」。
食彩賓館では、こういった在来種系の野菜を度々取り上げてきましたが、実はバイヤー時代に加賀野菜などの地域特産品コーナーを設置したことがあるほどの伝統野菜や地域固有種・在来種系のファンなんです。
在来種系は一代交配種(F1)と違い、種を残す作業があり、品質を維持するのが大変だと伺った事があります。さらに栽培も大変で、生産者の方々の努力には本当に頭が下がります。
とはいえ、同じ大根を2本買うのもどうかと思い、どちらかにすることに。
むか~し試食した源助だいこんの味はすでに忘れている。まずは基本の味から確認するかということで、「加賀野菜 源助だいこん」を購入。当日、即、おでんにして食べたが、大根本来の甘さと少しの辛味。この微妙な辛味のバランスがナイスなんです。なかなか昨今の大根では感じることができない味。さらに煮崩れしないのに固さも程よい。出汁のしみ具合もグッド。
良い買物をさせていただきました。次は「日向源助」もぜひ購入したい。
ちょっとしたうんちくを。
源助だいこんは金沢市の松本さんが、愛知県で交配された宮重系統の大根を、練馬系の大根と交配させたのが源助だいこん。宮重系の大根を作った愛知県の人の名前が井上源助さん。なので、「源助だいこん」となったとか。さらに松本さんから原種を分けてもらったのが日向さん。そういった歴史があるそうです。
売場ではこういった商品の歴史や味の特徴、(愛知と石川との)地域間のつながりなどをPRされていないのが もったいない。“コト”も大事だが、こだわりコーナーの商品には『物語』が欲しい。物語をバイヤーが脚本にして、売場担当者が演出し、売場という舞台で表現する。食彩賓館はそういったことができるスーパーが好きなんです。
続いて鮮魚売場。
刺身をカルパッチョ風でサラダ提案しているが、きちんとした造りになっていて好感が持てる。おそらく、カット野菜は店内製造ではなく、適正管理されたカット野菜工場で加工されたものと思われ、衛生的にも問題はなさそう。
(店内加工のカット野菜は細菌汚染が心配なので刺身のツマやトッピングに使用できない企業がある。野菜が原因の食中毒事故があることは意外と知られていない。ご参考サイト )
目の保養だけで購入しませんでした。
精肉売場をチラッと横目に惣菜売場へ移動。以下覚書。
・「Deli Selects」というシールが添付された洋食プレートの商品作りとコーナー化はグッド。
・その他の惣菜商品では「7種野菜のあんかけちゃんぽん」に注目。「ちゃんぽんをあんかけ」は外食店ではあるが、スーパーでは珍しい。
・平和堂名物の鰊昆布巻きや厚焼き玉子などは透明ケースにおさめてバラ販売していることにも好感。
・洋日配コーナーで例の“なんちゃって伍魚福”系おつまみ商品群」のコーナー発見。ホント、伍魚福社の商品に良く似ている。
・中エンドでポン酢を集めたコーナーがあった。多数品揃えされていて大変良いのですが、旭ポンズが700円代なのがいただけない。このコーナーをこの位置に配置した意味を想像したが、あえて書きません。
・「スーパープライス」と表示されたショーカードが各コーナーで表示。特に“スーパー”とは感じない。
・あちこちに掲示している「徹底します」はアカンといつも言ってます。現状のレベルをどのようにして、どのくらいにするのかを表現して欲しい。精神的なスローガンは売場ではなく、バックヤードにでも掲示すれば良い。流通業はこういった、客にとってどうでも良い宣言的表現が多い。
辛口コメントばかりでしたが、全体的な印象としては「なかなかやるな」です。
●購入商品
源助だいこん。たべまっし加賀野菜。金沢市農産物ブランド協会
平和堂名物「五目厚焼き卵」。
オリエンタル生乃カレー
結婚記念日(11/22)なので、妻にバラ25本贈る。500円だということは内緒。
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●食彩賓館の平和堂社関連記事
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【以下 過去記事より抜粋】
↓ 2011/11/11撮影
↓ 緑化駐車場スペースを多く配置
↓ 2011/10/11撮影(part4記事10/15)
↓ 2011/08/23(part3記事)
↓ 2011/06/25(part2記事)
↓2011/02/26撮影 (part1記事)
・解体し、基礎工事準備中
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※近隣量販店
・イオンMOZOワンダーシティ
・(仮称)上小田井商業施設
・フィール ファミリーテーブル
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