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信濃屋麺類店(岐阜県多治見市)うどん(温)と支那そばを食す。老舗の味と接客を堪能。2016年2月から週3日営業になります

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信濃屋麺類店(岐阜県多治見市)

  舌で味わうが、「美味しい」「気にいった」を判断するのは脳であるという話を以前、記事にしました。
・2015/09/01味は舌で味わい脳が最終判断するという持論(“自論”ではなく常に主張している意見のことですよ。念のため)
すなわち、口に含んだときに感じた舌の味蕾からの情報は、味神経線維を伝わり脳幹(延髄孤束核)~大脳皮質の味覚野へ伝わります。
味以外の情報(香、見た目、食感等)は口や目や喉等、体の各部分で認識され、大脳皮質の各感覚野に伝達されます。
以上の情報は大脳皮質連合野に到達し、“美味しい”“不味い”等の判断が行われ、その食べ物の総合評価を決定します。
その後、内臓感覚の情報が扁桃体で過去の記憶も合わせて伝わり、視床下部へ至り、“好き”“嫌い”の判断をするわけです。
 他人が美味しいと言っているのを気に食わない人、あるいは他人の評価に影響されやすい人、マスコミやテレビなどの情報に阿る人。すべて脳の判断で評価しているわけですが、今回の信濃屋麺類店は存在や佇まいの面白さ、そしてなんといってもオリジナルな味によって「気にいった」という判断をしました。
くれぐれも「料理としての出来が良く、尚且つ、万人向けの味だから“気にいった”」となったわけではありません。