サイドル・ゾーン社(Seidel Söhne)の10穴ダイアトニックハープを購入。谷口楽器(東京都千代田区)御茶ノ水楽器店街逍遥記。

001訪問記録, 002時事・意見, 004趣味, 03関東地方, 04商品購入・説明, 旅行記, 音楽｜2016/08/25 posted.

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　音楽に関する記事をいくつかアップしていますが、全1万記事からするとほんの数%。とはいえ、音楽はメインの趣味の一つです。
と言いながら、かっぱ橋の道具街(記事2015/02/22 )は行っておきながら、御茶ノ水の楽器店街は初。
今回の目的はブルースハープの多品種品揃えしている店を訪店することと、リッケンバッカーの12弦を探すこと。
リッケンバッカーの12弦は使用目的が限られていることもあり、数が少ない上に食彩品館.jpが探しているタイプは出品数が極端に少ない品番のものであるため、支払い可能金額と実売価の差額が大抵は10万円を超えています(笑)。

　まずは最初の目的であるブルースハープの店へ行ってから逍遥したいということで向かったのが
●谷口楽器(東京都千代田区)
東京都千代田区神田駿河台１丁目8タニグチビル3F・4F
業時間
　平日 AM10:30〜PM7:00
　日曜・祝日 AM10:30〜PM6:30

　「メーカーにない商品も在庫として取り扱っている場合があります」という表記を見て、確かにそうだよなあと思いました。それほど品揃えが充実しています。
ところで、ブルースハープと自分でも言ってますが、正式には「テンホールズ・ダイアトニック・ハーモニカ (Ten Holes Diatonic Harmonica)」。それの代表選手的位置づけの商品名が「ブルースハープ」といいます。ビートルズも間奏で演奏しているので聞いたことがある人も多いと思います。（一部、ホーナー社の「マリンバンド」と紹介しているケースもありますが、ジョンがブルースハープを持って演奏している画像が紹介されています）
そのブルースハープを作っているのがホーナー社 (Hohner) で、一番有名なハーモニカメーカーだと思います。
「思います」という中途半端な表現は食彩品館.jpがハーモニカにさほど詳しくないから。
今年、ボブディランの演奏を聴いてから10穴ハーモニカを演奏するようになりました。
まだ、持っているキーも「C」「D」「A」で、それぞれホーナーマリンバンド（Marine Band 1896 Classic:独）、ホーナージョンレノンシグネチャーハーモニカ(HOHNER JOHN LENNON SIGNATURE HARMONICA :独),スズキマンジ（日）です。

　同じホーナーでもマリンバンド・クラッシックは木製ボデイタイプ。対して、ジョンレノンシグネチャーは樹脂ボディでMSタイプのリードプレートということで、楽に音が出せたのは樹脂ボティタイプながら、音の重みというか鳴りの印象はクラッシックタイプが好印象。木製ボデイの欠点は水分に弱いということで、メンテナンスが大変。
国産のスズキ・マンジは素材の50%が天然木繊維を使用した「木繊維合成樹脂ボディ」を採用。樹脂ボディでありながらマリンバンドのような木製タイプのような鳴りを出すことができるというのがウリ。
価格はマリンバンドの定価4,644円に対して、スズキマンジの定価が3,888円ということで、その扱いやすさとあいまって、今後はスズキマンジで各キーを揃えようかと思っていたところ、谷口楽器で「SEYDEL(サイドル)」を発見。

SEYDEL(サイドル)社は1847年創業。同じドイツのHOHNER(ホーナー)社よりも10年早く創業したものの、第二次世界大戦後に東ドイツ政府の命令で工場摂取とサイドル社の社名使用が禁止され、1989年の東西ドイツ統一まで活動が知られていませんでした。サイドル社復活後の2004年に残念ながら倒産するも、その後復活し、現在に至ります。
同社のハーモニカの特徴は錆に強い「ステンレス・スチール・リード」。他社のハーモニカのリードプレートは真鍮合金製であるが、サイドル社のみステンレスを使用している。
さて、豊富なラインナップからどれにするか迷っていると、Session Standard を発見。アンティークタイプのルックスが気に入って購入。定価もマリンバンド程度の4,300円なのですが、残念なことにサイドル社のウリであるステンレススティールリードではなく、ブラスリード。見た目優先なのはギター同様です。

　家に帰って4種類をとっかえひっかえ吹きながら比較したが、音はそれぞれ特徴があって甲乙がつけにくいが、吹き易さはホーナーのジョンレノンタイプとスズキマンジが好印象。
マリンバンドとサイドルは音の重厚さがやはりナイスです。サイドルはベントもしやすい。
さて、何を揃えようかと迷っているうちにキーがだんだん揃ってきてしまった。
ちなみにボブディランのジグネチャーモデルはマリンバンドが元になっていて定価が12,690円という価格設定で尚且つ、キーが「C」しかないため購入は見送ることに。

　ついでといってはナンですがスズキのハープホルダーを購入。