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世界遺産。ベルン観光(Bern,Swiss)。ローゼンガルテン(バラ公園,Rosengarten),アインシュタインベンチでツーショット。クマ公園(Baerenpark),ベルン大聖堂(Berner Muenster),ニデグ教会(Nydeggkirche),時計塔(Zytglogge),ブンデスハウス(連邦院,Bundeshaus),トブラローネ(Toblerone),アインシュタイン・ハウス,奇跡の年1905年,特殊相対性理論,ブラウン運動,光量子論,

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午前中にシルトホルン展望台に登った後はスイスの首都ベルンまでバス移動。

2019/10/23シルトホルン展望台と007

まずはベルン市街を見下ろすバラ公園(Rosengarten)。

私的にはベーレン広場(Baerenplatz)で朝市が見たかったがフレッシュベジタブルやフルーツに興味があるのは当方くらいだろうし・・・。

バラは丁度良い時期で咲き誇っていました。バラ園だったら日本でも見ることができるし品種も豊富。
ただし庭造りというか「見せ方」はさすがですね。220種類ほどあるそうです。

ローゼンガルテン(バラ公園,Rosengarten)

◇地図

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バラ公園から旧市街へ向かう。バラ公園側からのベルン旧市街の眺めは格別。
1983年に旧市街が「ベルン旧市街」の名でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。

↓ 氷河溶けカラーのアーレ川と旧市内

夫婦で記念撮影しているが、自分の顔写真をネットで公開するような危険なことはしません !(^^)!

↓ ベルン大聖堂(Berner Muenster),ニデグ教会(Nydeggkirche),ブンデスハウス(連邦院,Bundeshaus),

 

 

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 この展望地の小路にはベンチがあり、ちょっと若いアインシュタインが座っていました。
子供が大学で物理を学んでいて、彼(の理論)には大変(教材として)お世話になったのでちょっとお礼を言ったところ、快く、記念撮影を快諾。
「あなたの教え子が日本で初めて紹介したあなたの論文「相待原則ニ於ケル時間及び空間ノ観念(1911年桑木彧雄)」を見ました(注:東京物理学校跡地の近代科学資料館の“アインシュタイン展 一般相対性理論100年 -アインシュタインの業績と人となり”に展示されていました)」。
↓2005年近代科学資料館

「今回はツアーなので自宅へは寄れないが、今度来たときには質量とエネルギーの関係式である E=mc² について文系出身の私にもわかりやすく講義して欲しい」と依頼。
あわせて「あなたが100年前に理論づけて予測した重力波の観測がようやく実現しましたね」。

彼はにっこり頷いて、私にドヤ顔をしてみせた。
これがその時の記念写真。
↓ 若きアインシュタインとツーショット

・アインシュタインベンチ
Albert Einstein Memorial sitting on a bench
◇地図

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クマ公園(Baerenpark)
以前は小さなクマのお堀(Baerengraben)でしたが、現在は6500㎡に拡大。
何故?クマ?。
熊はベルンの象徴。
ベルンを発展させたツェーリンガー公爵の最初の獲物がクマだったということからベルンカントン(州)の旗はオスのクマをモチーフとしたデザインが採用されています。

「お~いビョルン」と橋の上から呼んだが返事がないので、おそらくフィン、ウルジーナ、ベルナでしょう。
(熊名は熊公園の実在するクマの名)

観光帰りに同じ道を戻ったが、その時は別の熊がいました。「フィン~」と呼ぶとこっちを見たので、最初に見た熊は「ウルジーナ」か「ベルナ」だったんでしょう。たぶん。おそらく。きっと。

↓ こんな仕掛けもありました。もちろんダミー熊

◇地図

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橋を渡った一行は時計塔を目指すが、その前にランチ。この話は別途、記事にする予定。

ランチ後、時計塔へ向かう。

途中、アインシュタインが特殊相対性理論他の論文を執筆したアインシュタイン・ハウスがあるが、先ほど、本人に挨拶したので立ち寄らず。
あの部屋で彼は「奇跡の年」と称される1905年を含め3年を過ごした。

それでもちょっとだけ一行と離れて併設の土産物店をチェック。ビクトリノックスの白いコラボナイフが販売されているのを確認。ちょっと迷ったが、すでにウェンゲンでユングフラウ三山デザインのバージョンを購入しているのでパス。後で買っとけばよかったなとちょっぴり後悔。

 時計塔で時刻なったら始まるという仕掛け時計を眺める。毎時56分から始まるようで行ったら丁度始まった。わたしゃ山を見ていたほうが楽しいが、アインシュタインはあの時計台を見て特殊相対性理論の発想を得たとか。
ここで、アインシュタインについてもう少し詳しく触れておくことに。

1879年ドイツで生まれ、その後、一時期イタリアに住むも、1895年からは学業のためスイスに滞在。1896年にドイツ国籍を放棄し、1901年スイス国籍を取得。
一度は受験に失敗したチューリッヒ連邦工科大学にも入学し、1900年に無事卒業。同時に数学・物理の教員資格試験にも合格。
大学に残ることなく社会に出て仕事のかたわら論文を執筆
1902年にはベルンのスイス特許庁に就職し安定した生活の中で仕事と論文執筆に励む。
1903年に結婚したアインシュタインは当地“Kramgasse 49”すなわち「アインシュタインハウス」へ引越す。

そして“奇跡の年”といわれる1905年(26歳)に「【光量子論】光の発生と変脱とに関するひとつの発見法的観点について(3月)」※(1921年ノーベル賞受賞対象論文)、「【ブラウン運動】静止流体中に浮遊する粒子に対し熱の分子運動から求められる運動」(5月)、「【特殊相対性理論】運動する物体の電気力学(6月)」、「物体の質量はエネルギーに依存するか?(9月)」、そして「分子の容積の新しい決定(博士論文)」の5つの論文を連続して発表・提出した。

特に特殊相対性理論ベルンの天文時計台の針が移動するバスから見ると不動に見えたことがきっかけとなっている。

この年に現在のアインシュタインハウスを引き払う。

その後、サラリーマン(スイス特許庁)を続けながら1908年にはベルン大学の講師になり、1909年(30歳)からはスイス特許庁を退職しチューリッヒ大学で教鞭をとるため家族でチューリッヒに引越している。

1915年に一般相対性理論を完成し、1916年に「一般相対性理論の基礎」を発表する(この部分、近代資料館資料による)。

その後、重力レンズ効果の観測確認(ケンブリッジ天文台)や1922年のキャンベルによる観測により実証され、一般相対性理論が学会で認められることとなった。
世界的に有名な学者となったアインシュタインは1921年に日本に招待され、大正天皇に謁見等大歓迎を受けるが、同時期にノーベル賞受賞の連絡を渡航中に受ける。受賞論文はいろいろな意見に配慮して前述紹介の【光量子論】になった経緯についてここでは割愛。

1932年にはアメリカに移り、その後アメリカ国籍を取得(1940年)するが、1939年に当時のアメリカ大統領ルーズベルトに送った原子爆弾の可能性についての手紙を生涯、後悔することになり、戦後は平和運動に情熱をそそぐ。
1955年4月に76歳で死去することになるが、前述の「一般相対性理論100年アインシュタイン展」で、彼が死の前日に記したと言う計算式がびっしりと書き込まれた“最後のノート”が展示されていました。
彼は死の直前まで最後の研究である「統一場理論」の探求をしていた。この展示物ノートがその時の展示品の中で一番人気だったとか。

“アインシュタインベンチ”のところで少し触れたが、2016年に彼が100年前に理論づけた重力波が人類至上初観測され、彼の理論が正しいことをあらためて証明し、重力波天文研究室の人気を高めた。

 息子が大学で理論物理学を学ぶということになった時に一番、最初に困ったのは母から「物理って何を勉強するの?」と聞かれたこと。
私、高校から文系コース選択だったので、理科は化学と生物しか授業を受けておりません。前述の近代科学資料館にお邪魔した時に学芸員の方にお尋ねして教えていただいた答えは「物事の存在や成り立ち、動きを数式で表す学問」ということらしい。
一度、子供の教科書を開いて何が書いてあるか確認したが、そこには悪魔の呪文のような計算式がビッシリと書かれていた。
すぐに閉じた(#^^#)。

時計塔(Zytglogge)

 ベルンには泉が100ケ所以上あるらしいが、通り道(ゲレヒティクカイツ通り)にある泉を撮影。

ツェーリンガーブルネン(Zähringerbrunnen)
1191年にベルンの町を築いたツェーリンゲン公ベルヒトルト5世の記念碑で熊がモチーフ。

シムソンブルネンあるいはザムソンブルネン(Simsonbrunnen)
旧約聖書からサムソンがライオンを倒すシーンを描く。

クロイツガスブルネン(Kreuzgassbrunnen)
 彫像がなくモニュメントのみ。

ゲレヒティクカイツブルネン(Gerechtigkeitsbrunnen)
 正義の女神の泉。

ところで、スイス土産として有名なトブラローネ(Toblerone)はベルンで製造されています。雪山のロゴにクマがあしらわれていますね。

↓ トラムバスと旧市街

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