JR塩尻駅から諏訪湖経由で蓼科へ。八ヶ岳の風景と登山の記憶。南八ヶ岳縦走と北八ヶ岳お散歩。富士山,高見石小屋,白駒池,麦草ヒュッテ,渋御殿湯,明治温泉,渋川温泉保科館,稲子湯,
★横谷温泉旅館記事
・温泉入浴編。過去データ比較
・食事編(朝食・夕食)
・周辺散策、氷瀑、乙女滝、アルパカ
・館内エンタメと買物編(地ビールとお土産)
・信州手打そば工房遊楽庵
======================
格安ツアーに家人が申し込み、家族3人で横谷温泉行。
どういった内容のツアーなのかは過去記事を読んでいただくとして、今回は風景編。
昨年のスイス・フランス・イタリアアルプス周遊旅行以来、晴天に恵まれているが、今回も好天で、JR中央線乗車中は御嶽山、恵那山、木曽駒ケ岳等中央アルプスの景色もバッチリ。
塩尻駅からは旅館の送迎マイクロバスで北アルプスを眺め、そして富士山や諏訪湖と八ヶ岳の景色を堪能。
以下、いつもの山座同定と風景写真の覚書。
まずは、JR中央本線沿線の景色。
↓ 恵那山
↓ 中央アルプス
この後、木曽福島駅手前の御嶽山木曽本宮神社後方の御嶽山の景色を撮影失敗したのが残念。
JR塩尻駅からは前述の通り、旅館の送迎バスで蓼科中央高原方面に向かう。
国道20号線から塩尻峠に向かう途中に後ろを振り返ると北アルプスが見える。
↓ 北アルプス方面
雲か少々出ているものの、前穂からの稜線が確認できる。
塩尻峠を越えて岡谷に向かうと、蓼科方面に八ヶ岳が現れ、そして諏訪湖南岸方面に富士山が少し顔をだす。
↓ 塩尻峠の位置
↓ 八ヶ岳と諏訪湖
↓ 富士山
同乗していた老齢グループの方が塩尻駅出発の時に、旅館の送迎運転手の方に「トイレ休憩を途中で入れて欲しい」というリクエストをしていたので、諏訪湖南岸の釜水門のある岡谷湖畔公園 みなとなぎさパークの駐車場で小休止。
↓ 位置
同乗他者がトイレ休憩している間に諏訪湖の景色を撮影
↓ 釜水門と諏訪湖
↓ 諏訪湖南岸から北岸方面を撮影
↓ 諏訪湖から八ヶ岳方面
**************************************
いきなり話しが飛ぶが、帰りのバスで旅館の運転手のご好意で八ヶ岳の絶景ポイントで停車していただいたので、下車して撮影。望遠レンズも持っていったのでいろいろと撮影。
以下、過去画像
↓ 八ヶ岳の風景(入笠山より2017/06/15)
↓ 八ヶ岳の風景(野辺山より1998/06/16)
↓ 撮影機材(2020/01/21-01/22使用)
=========================
さて、八ヶ岳登山。
・1990/07/22~7/23 ルート図
30年前。
いつかは槍ケ岳や奥穂高岳にも登るということで、白馬付近で2500mクラスの山を登り足慣らし。続いて、八ヶ岳南部をプチ縦走でトレーニング。
当方、さほどの体力もなく、また根性もないものの、入念な計画と安全確保だけは執着するタイプ。
山では早朝出発で午前中行動、昼からは山小屋で休息という非体育会的なのんびりスケジュール。
八ヶ岳の時は、早朝に自宅を出発し、午前中に行者小屋まで入る。
そして軽く昼食を摂って、地蔵尾根を目指し、尾根にある赤岳天望荘に個室を予約。
午後のほとんどを休息と周辺の高山植物の撮影に充てるという計画。
事前に宿に電話をかけると、行者小屋から地蔵尾根への直登ルートを進められたのでした。
当時の写真(まだデジカメを使っていなかった時代)を見ると、美濃戸山荘から歩いて入山し、行者小屋前で軽い食事を自炊。
・美濃戸山荘
標高 1,760m
個室1泊2食コース9,500円
大部屋1泊2食コース8,500円
(価格は2020年2月時点)
美濃戸山荘 100人
お風呂(6月~10月上旬)※宿泊者のみ
↓ 行者小屋周辺
この後、地蔵尾根ルートで尾根の地蔵ノ頭まで直登。
梯子をよじ登り、かなりバテながらも尾根に到着。
↓ 地蔵ノ頭到着地点に咲く「チシマギキョウ」。
白い産毛があることでイワギキヨウと区別がつきます。
八ヶ岳の主峰「赤岳」の直下の縦走道にある赤岳天望荘。
お風呂があるということでこの宿舎を選んだものの、入ることに躊躇するような汚れて真っ黒な水というかぬるいお湯が浴槽の底にあっただけ。
強烈な記憶となっています。
・八ヶ岳 赤岳天望荘
赤岳天望荘(標高 2,722m)
〒392-0010 長野県諏訪市渋崎1792-448
TEL.0266-58-7220
1泊2食コース9,000円(2020年2月調査)
1泊2食コース12,000円(2020年2月調査)
お風呂(6月~10月上旬) ※宿泊者のみ
↓ 赤岳直下から天望荘方面
↓ 1990年当時のパンフレット
お風呂はガッカリでしたが、当時は周囲にコマクサの群生していて、そちらは大満足。
↓ よく見えないがこの周辺にコマクサがたくさんあります。天然自生。↓
夜中に起きてトイレへ行く時に見た星空の美しさは、前年(1998年)と30年後(2019年)に訪れたマッターホルンの星空に次ぐ、生涯№2の美しさ。
写真がないのが残念。
↓ マッターホルンの星空(2019/06/30リッフェルハウス)
我々はのんびりルートだが、同宿者の方の中には、さらにゆっくりペースで一日一山小屋宿泊というスケジュールで写真撮影しながら縦走している方もいました。
羨ましい。早くそんな日がこないかなあと、若き食彩品館.jpは思ったのでした。
翌日は赤岳に登り、ご来光と富士山、そして雲海を眺める。
当日は赤岳から横岳、硫黄岳まで尾根を縦走し、車を停めた場所まで降るルート。
赤岳の下山中にカモシカに遭遇。
「ちょっと待ってね」とお願いしたら、ザックからカメラを取り出し撮影完了までじっとしていてくれた。
「もういいよ」と声をかけたら登山道から崖下へ見事なジャンプ移動。
帰りは赤岳鉱泉に入浴。
浴槽の底に登山者の残した砂が少し残っているものの、綺麗な沸かし鉱泉で気持ちよく入浴。
********************************
その後、八ヶ岳が気に入り、北八ヶ岳や蓼科周辺の温泉にも出かけています。
●白駒池(1990/11/01撮影)
****************************
●高見石小屋付近(1990/11/01撮影)
眼下は白駒池
長野県南佐久郡小海町
****************************
↓ 苔の森と登山道の風景(1990/11/01)
****************************
●渋御殿湯(1990/11/01撮影)
長野県茅野市北山5520−3
****************************
●明治温泉(1997/06/28撮影)
長野県茅野市豊平 東岳4734
*******************************
●麦草ヒュッテと周辺(1990/11/01撮影)
長野県茅野市北山 8241-1
******************************
●渋川温泉保科館(閉館)
(1997/06/28撮影)
長野県茅野市北山5513
******************************
●稲子湯(1997/06/28撮影)
長野県南佐久郡小海町大字稲子1343
******************************
◇山に関する記事
・2013/08/06天空の里下栗(長野県飯田市)
・2015/08/28木曽馬の里(長野県)
★・2016/06/20礼文島久種湖散策(北海道)
・2016/06/27礼文島桃台・猫台(北海道)
・2016/07/05姫沼(北海道利尻島)利尻富士
・2016/07/07オタトマリ沼(北海道利尻島)
・2016/08/31栂池自然園part7(展望台)
・2016/09/23白馬五竜高山植物園(長野県)
・2016/06/30入笠山頂標高(富士見高原)
・2017/07/27伊吹山山頂の景色(岐阜県)
★・2017/08/18駒ヶ岳千畳敷カール(長野県)
・2017/12/04八幡平(岩手県)
・2017/12/21八甲田山(青森県)
・2017/12/26蔦沼(青森県十和田市)
★・2017/12/27奥入瀬渓流(青森県十和田市)
★・2018/01/18鳴子峡(宮城県大崎市)
・2018/10/25御嶽亜高山帯原生林散策(岐阜県)
★・2019/08/08ピラトゥス展望台(スイス)
・2019/08/09世界一の急勾配ピラトゥス鉄道
★・2019/08/23ディアボレッツァ展望台(スイス)
・2019/08/27レーティッシュ鉄道ベルニナ線でイタリアへ
・2019/09/05サンモリッツ湖周辺散策
・2019/09/13サンモリッツからユリア峠~マイエンフェルト
・2019/09/17マイエンフェルトでアルプスの少女ハイジ
・2019/09/25ウェンゲン,ユングフラウ景観(スイス)
★・2019/10/01ユングフラウヨッホ駅トップオブヨーロッパ
★・2019/10/03アイガーグレッチャーからアイガーウォーク
★・2019/10/07アイガー北壁。3ルート登(スイス)
★・2019/10/23シルトホルン展望台と007
★・2019/11/06リッフェルハウス周辺の景色
★・2019/11/13ゴルナーグラート展望台の景色
★・2019/11/15ローテンボーデンハイキング高山植物
・2019/12/10ブラン・ド・レギュー(シャモニー)
★・2019/12/17エギュー・デュ・ミディ展望台
・2019/12/20シャモニー周辺の氷河
・2019/12/31日本の氷河7ケ所フィンエアから
★・2020/01/13スイスアルプス山座同定まとめ
・2020/01/15スイスアルプス高山植物まとめ
==================================