「ブラックアンガス牛を使用し、豆板醤、たまり醤油、りんご果汁等で辛みとコクのあるタレとあわせました」とホームページで紹介されている。
ラベルの原材料を確認すると↓
にんにくは使用していないようですが、ちょっと香りというか匂いが強く、人と会うことの多いサラリーマンの昼食としては・・・。
そこで、問い合わせ
1. にんにく使用していないですか?
2. 「にんにく使用」と大きく表示してほしい
1.については返信がありました。
ただし、
~メールでのご回答は、お問合せを頂いたお客様の 特定の質問にお答えすることを目的としております。回答内容の転用、二次利用または、ご本人様以外に 開示頂くことはお控えください。ご理解の程お願い申し上げます。~
とあるので回答は紹介しませんが、きちんとした回答でしたが、この商品は二度と買わないことにしました。
味も良く、店内厨房で調理していることにより、コンビニ弁当のように低温冷却していないため御飯も美味しい。
マイナス面は、大量調理施設で厚生省大量調理マニュアルに準じて管理・調理・流通させた「安心・安全を高度に担保したお弁当」ではなく、店舗で個人管理に依存しているという点。
さて、注目のカウンターフーズのセルフ化とその他の作業改善の取り組み。
ローソン社に言わせると削減時間は以下の通り。
1.フライドフーズのケースをセルフ開閉式
→ 削減作業時間 1時間/日
合わせて「混雑時にはフライドフーズを頼みにくい」という客の意見を解消。
客にとってのメリットは「ゆっくり選べる」
2.電子レンジセルフ化
→ 削減作業時間 0.5時間/日
3.従業員の使い勝手を向上させる新型カウンターの導入
→ 削減作業時間 0.5H短縮
ローソン社の発表ではこの他に「スライド棚の導入で10分/日削減」となっているが、今回はカウンター周りだけの話なので、セルフ什器と新型カウンターの設置、そしてセルフレンジの導入で1日2時間の作業短縮を想定しているようだ。
いつものように現地・現物で現実を確認すると・・・・
私の前の客がレジで「からあげちょうだい」とレジの従業員に依頼する。
レジから出てきてその客にセルフでの利用の仕方をレクチャーし始めた。
当然、その間はレジ待ち発生。
説明を受けた客は高齢者で、従業員の言うことが良く理解できないようだ。
結局、従業員が手伝ってあげてなんとかレジ精算。
セルフになった分、説明時間も多くなるような・・・・・。
さて、それでは私の番。どれを買おうかなっと。というこどて「客がゆっくりと選べる」は確かにその通り。
袋に入れるが、から揚げはこっちとか、アレはこの袋とか客が自分で選別・選択しなくちゃいけない。
これは面倒だ。
さらに追い討ち。
弁当とハッシュポテトを温めようとしたが、そういえば「レンジセルフ化」だった。
面倒なので温めずにそのまま退店。
便利なはずのコンビニが便利ではないということで、思ったのはただ一点。
「二度とセルフ商品は購入しないと決めた」
という感情はさておき、良い点。
セルフ化に伴う、トングの衛生については、きちんと配慮されていて使ったトングは別の場所へ入れるようになっている。
ただ、私の前客はトングの戻し場所がわからなかったようで、そのまま使用前トングの場所に戻していた。
これは結構、ありがちだと思う。
高齢者は表示を読まないことを自分の母の事例で承知している。
それにフライドフーズのケース取っ手部分の衛生管理。
これは保健所の衛生点検でも行われることのある「ATPふきとり検査」のチェックポイント。
取っ手を客に触らせるというところがマイナスポイントか。
いずれにせよ、変更ポイントは客に店の削減分を押し付けるだけの変更なので、
これは「改善ではない」。
「会議の配布資料については今まで本部で用意していたが、これからは出席者が自らコピーして持ってきてください」という
「自分たちだけ楽になる的カイゼン」。
前述の変更の中で、唯一、これは改善だなと思えるのは
3.従業員の使い勝手を向上させる新型カウンターの導入
→ 削減作業時間 0.5H短縮
くらいか・・・。