◇動画 白ひげの滝と青い池
◆動画
※GO-TOトラベル事業利用旅行ながら、滞在当時の感染者数は
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十勝岳の噴火による災害防止のために築かれた堰堤の前に水が溜まり池ができたという。
↓ 池近くの堰堤
場所はブルーリバーが発生する白銀温泉の白ひげの滝周辺から3kmほど美瑛川を下ったあたりに池(水たまり)がある。
美瑛川がこの池のすぐそばを流れているが、白ひげの滝付近や青い池の色よりも少々、薄く、さらに美瑛川を下るとブルーリバーではなくなる。
↓ 美瑛川(左)と青い池(右)
スイスで見た氷河湖の色とも違い、透明感のある青色が神秘的。
季節により、あるいは水質の影響により池の色が変化する。加えて、天候による太陽光の差し具合も多大に影響する。
季節でいうと、雪融け水が多く流れ込む春は、少しグリーンブルー(緑色)に、初夏はライトブルー(淡色)に見える日もあるらしい。
夜はどうだろうか。ライトアップも実施されているので時間帯を確認の上、訪れてみるのも一興かと。
そういった時期・季節のこともあるが、天候に恵まれて、且つ風もなく穏やかな日に訪れたい。
こればかりは運次第だが、できれば早朝の日の出前に訪れて、一帯が明るくなり始めて太陽の光が池に反射する前から撮影し、池に太陽光が注がれた後との比較もおすすめ。
ただし、駐車場は夏場7時から、冬場は朝8時からなので、白銀温泉に宿泊し、朝の散歩がてら徒歩で訪れるのも趣がある。
徒歩で30分弱、距離にして3kmなので往復1時間。滞在は1時間と想定しても、朝食時間にはホテルに戻ってくることができます。
当日は、旅行3日目。とうとう最終日。
行程は美瑛白金から旭岳ロープウェイで5合目まで行き、周辺散策し、あとは美瑛~富良野のお花畑を鑑賞して新千歳空港へ戻る予定。
◇3日目
前日の大雪山層雲峡黒岳があいにくの曇天でほぼ視界がきかなかったこともあり、当日の快晴の天気をホテルの部屋から確認し、すでに心は大雪山旭岳に飛んでいる。
そのはやる心を抑えて、青い池観光に臨む。
駐車場も遊歩道も整備されたのは最近だという。
成り立ちが偶然の産物なので、突然、喪失することもありうるということで、もし、そうなったらせっかくの投資が無駄になってしまうことを危惧したのではないかとガイドさんから伺う。
さあ。青い池を撮影するぞっ。
客は我々のツアーだけなので撮影ポジションは選び放題。
望遠レンズ装着カメラと広角レンズ装着の一眼レフ、そして小ぶりのデジカメ、時にはiphoneの4台のカメラで撮りまくる。
風は無いかわりに8時過ぎのため池に太陽光が逆行となって降り注ぐが、美しい
BIEI BLUE(ビエイブルー)を撮影することができた。
以前よりも青色が薄くなったといわれるのは水の通過光の青色やレイリー錯乱の青色現象の影響があると思われます。
もしかするとミー錯乱の影響かもしれませんね。
要するに「よくわからない」ということらしい。
この青色の見え方について、美瑛温泉白ひげの滝の紹介記事でブルーリバー現象を以下のように記した。
~青い色は湧き水に含まれる水酸化アルミニウム (Al(OH)3)が美瑛川に流入すると白い微粒子が分散しコロイド粒子を生成し、これがチンダル現象を引き起こす。
チンダル現象とは太陽光のうち、青い色の光を優先的に反射させる現象で、これは空が青く見えるのと同じ。
ただし、ブルーリバー現象はチンダル現象だけではないという説もあるので断定はできない。
美瑛川と硫黄沢川が合流した付近で特に青くなるようだが、このブルリバー化現象は白金の温泉水も当然、湧き水の一部として影響している。
高温の温泉水が冷やされるときにコロイド粒子が発生しているのではないかという推測もあり、上流から地下水として流れてきた湧き水と白金の温泉、そして2つの河川の水質という偶然の積み重ねがブルーリバー現象を引き起こしているようだ。
近隣の青い池を翌朝訪れる予定なので、そちらと色を比較してみたい。
ちなみにブルーリバー現象は大分の別府温泉かまど地獄や青森県の八甲田山酸ヶ湯温泉地獄沼,秋田県乳頭温泉郷孫六温泉等あるようですが、美瑛のブルーリバーほどの鮮やかさではないらしい。
人工的に作り出したものではなく、自然に発生しているものの組み合わせによるブルーリバー現象なので、季節、天候、時間帯等により青色が薄かったり、コバルト粒子影響の白が目立ったりする。~
とまで紹介して、当記事では以下の現象を付け加えたい。
光の進行方向にある微粒子によって光の進行が不規則に変化する現象を「光の散乱」というが、青い池やブルーリバーのような現象は以下の光の散乱の影響があると考えられてい
る。
・微粒子の大きさが光の波長と同じくらいか、それよりも大きい場合に起こる散乱を「ミー散乱」といい、白色に見える。例)白い雲。
・水の通過光の青色
・光の波長より十分に小さいサイズの粒子による「レイリー錯乱」により青色に見える現象。例)青い空
これらの要因が複雑に絡んで青くなったり薄くなったりする。
我々の見ている青い池は一期一会の色。
しっかりと目に焼き付け、そしてその記憶をいつでも蘇らせるために写真を撮影。
◇美瑛白金の青い池
◇その他、自分で確認した青く、そして白く見える湖沼
↓ 大雪山 旭岳 姿見の滝
↓ Eigergletscherからクライネシャディック(スイス)
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●美瑛白金の青い池
北海道上川郡美瑛町白金
駐車場有/普通車 270台 バス27台
5月~10月 7時~19時
11月~4月 8時~21時30分
※2020年4月より駐車場利用料金がかかります。
◇地図
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◇初日
◇日本一早い紅葉を巡る錦秋の大雪山紅葉3日間
▫初日
・日本最北端のサービスエリア。砂川SA
・あさひかわラーメン村天金正油
・スーパーアークス ウエスタン北彩都(旭川市)訪問記
・北の森ガーデン熊牧場(上川町)
・朝陽リゾートホテルの温泉(上川町)
・セブンイレブン上川層雲峡店(上川町)訪問記
・層雲峡 朝陽亭の食事(上川町)
・層雲峡 朝陽亭の温泉(上川町)
▫2日目
・大雪山黒岳の紅葉。ロープウェイ
・三国峠の景色(道内国道最高地点)
・然別湖の紅葉(然別湖遊覧船乗船)
▫3日目
・美瑛,白金の青い池
・ファーム富田となかふらのの思い出
・道の駅自然体感しむかっぷ(占冠村)
・島の人新千歳空港。礼文島秋鮭筋子
・味処 きくよ食堂 新千歳空港店
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◆北海道礼文島と利尻島に各一泊する旅2016年6月~7月記事
・その1 念願の食品館あいざわさん訪問記2016/06/08
・その2 セイコーマート利尻店・稚内駅前店訪問記2016/06/09
・その3宗谷岬からサハリン,間宮林蔵,最北端2016/06/10
・その4ゲストハウス アルメリア(稚内市)宗谷黒牛ハンバーグ2016/06/13
・その5礼文島観光。ホテル周辺と北限の夕陽2016/06/15
・その6礼文島プチホテルコリンシアンの夕食と朝食2016/06/17
・その7礼文島久種湖散策(クロユリ、他)2016/06/20
・その8礼文島ストコン岬(チシマフウロ、利尻昆布ソフト他)6/21
・その9レブンアツモリソウ群生地(礼文島)6/22
・その10礼文島スカイ岬(イワベンケイ雌,ネムロシオガマ)6/23
・その11礼文島桃台・猫台,金環日食観測記念碑6/27
・その12海鮮処「かふか」でキタムラサキウニ丼と海鮮丼6/30
・その13JF香深マリンストア(北海道礼文島)漁協直営スーパー7/1
・その14姫沼(北海道利尻島)利尻富士と植物7/5
・その15オタトマリ沼(利尻島)、利尻甕一、リシリアザミ7/7
・その16仙法志御崎公園(利尻島)ゴマフアザラシと昆布ラーメン7/8
・その17稚内港,JR稚内,稚内公園,ノッシャプ岬<野寒布岬>,稚内北防波堤ドーム(北海道稚内市)。雨の中の最北端近くを観光
・その18稚内空港公園メグマ沼,稚内市大沼野鳥観察館でオジロワシ
・その19「日本料理 雲海」ANAクラウンプラザホテル稚内ランチ弁当
・その20北国グランドホテル(北海道利尻郡利尻富士町)夕食と夕日
・その21夢食館北市場(稚内市)ツアー無料提供の毛ガニ、イクラ、ホッケ
・その22礼文~利尻~稚内旅行時のフェリー行程4時間20分
・その23北海道産の昆布について覚書。真、利尻、日高、羅臼、長、細目、厚葉、がごめ、天然・養殖促成等々
・その24北海道からお勧め商品が届く7/26
◆北海道遠征に関する記事
(2014/3/11~3/13)
・JR札幌駅周辺の商業施設風景
・札幌三井JPビルディング
・三越札幌北館改装工事
・大通交流拠点地下広場
・明治安田生命札幌大通ビル
・旧北海道庁~時計台~テレビ塔
・藻岩山へ登る
・北海道大学エルムの森散策
・イオン札幌桑園SC訪問記
・六花亭イオン札幌桑園店訪問
・ツルハドラッグ桑園店訪問記
・北海道どさんこプラザ札幌店
・丸井今井札幌本店訪問記
・セブンイレブン北海道ST大通店訪問
・コープ札幌琴似24軒店訪問記
・セイコーマートぎょれん店訪問記
◇北海道札幌で食事
・らーめん一粒庵(札幌市中央区)
・紀州寿し(札幌市北区)
・こうひいはうす(札幌市中央区)
・マルサン三上商店(札幌市)で毛蟹
・マルハのカルビ丼(札幌市北区)
・カルビープラス新千歳空港店訪問記
・釧路ふく亭イオン札幌桑園店
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