★横谷温泉旅館記事
・温泉入浴編。過去データ比較
・食事編(朝食・夕食)
・周辺散策、氷瀑、乙女滝、アルパカ
・館内エンタメと買物編(地ビールとお土産)
・信州手打そば工房遊楽庵
・諏訪湖と八ヶ岳
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初日、到着後、温泉入浴前に周辺を散策。
まずは旅館裏手のアルパカとのふれあいコーナーへ。
◇横谷峡谷アルパカ広場(有料エリア)
期間は12月1日~2020年4月5日
・大人500円、子供300円
・散歩15分3000円
「施設外からの撮影禁止」
ということで、有料エリアに入場。
動物園等で柵の外から見たことがあるが、実際に手で触れるのは初。
八ヶ岳アルパカ牧場のホームページで紹介されていた「開園前に飼育員を本場ペルーに派遣」という飼育員がいらっしゃって、アルバカについていろいろと教えていただいた。
●アルパカ(ラクダ科ビクーニャ属またはラマ属)
南アメリカ大陸原産。ペルー南部、ボリビア、アルゼンチン北部の海抜3500–5000mのアンデス湿潤高原地帯で放牧。
体毛を衣服等の加工原料として利用するための家畜として品種改良された。
高地の家畜であるラマ属に含まれる説があったが、野生種のビクーニャ属に近いという遺伝子研究報告もあるため属名は「ビクーニャ属またはラマ属」とされている。
八ヶ岳アルパカ牧場から出張催事で3頭いました。
□ニック(2019年生)
1年生。これがまたかわいいこと。毛並みのフワフワ感は北斗に劣るものの見た目のキュートさはピカ一。
□北斗(2013年生)
時折、なにやら液体を飛ばすことに注意しなくてはいけないが、アルパカの体毛のさわり心地はこの北斗がイチバン。
□ケンタ(黒色,最年長、2006年生)
最年長ということで黒い毛並みに白髪が混じる。大人しい。アルパカの毛色は染色しやすいという理由から白色が優遇されるため、黒色は貴重。
触ったり、エサを与えたりする体験に家族が大喜び。
ただし唾液を吐きかけるので要注意。
得意のスペイン語でアルパカに話しかけたら、件の飼育員から「(このアルパカ達は)日本生まれです」と教えられた。
■八ヶ岳アルパカ牧場
長野県諏訪郡富士見町落合13505-1
℡ 080-5140-2794
地図
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アルパカ広場から渋川を少し遡る。
氷爆を見たかったが、自然の氷爆まではおよそ60分ほど歩くという。
日も暮れかかっているので近くの「霧降の滝」にある人工氷爆まで行くことに。
人工氷爆は崖の上からホースでつないだ水を流して凍らせる仕組み。
暖冬のためホースがむき出しになっている部分もあり、チョイ興ざめするものの、雰囲気は味わえる。
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人工氷爆の前には天然の「霧降の滝」。
マイナスイオン数値は同じ渋川沿いの落差の大きい乙女滝と同じ20,000個/CCと高数値。
横谷峡谷内ではこの2万個/CC※が最大数値。
※(個/cm3)と同義。
日光の同名の滝ほどの落差はないが、部分的に凍っていていい感じに信州の冬を演出している。
周囲は落葉樹なので秋の紅葉の時期は美しいでしょうね。
◇霧降の滝
当日の散策はこのあたりで打ち切り。
翌日、旅館から横谷峡谷入口バス停までを散策することにして、旅館に戻り温泉へ入浴。
ちなみに私、“パワースポット”という表現が嫌いですが、周囲の環境は素晴らしく、マイナスイオンとatmosphereでヒーリング効果アゲアゲ。
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2日目早朝に起きて3回目の入浴。貸切です。
・温泉入浴編。過去データ比較
その後、朝食を摂り、出発予定時間まで周辺散策の続き。
旅館から横谷峡谷入口方面へ数分歩くと乙女滝への降り口がある。
最初は歩きやすい階段だったが、下に降りるに従い、雪が残っていて滑りやすいが、アイゼンを装着するほどではない。
慎重に降りて滝前へ。
↓ 滝上の道路際の「マイナスイオン指数看板」には1500個/CCの表示
↓ 滝前には「マイナスイオン指数看板」には20,000個/CCの表示
峡谷沿いに歩くと2,500個~3,000個/CC程度のマイナスイオンを浴びることができます。
通常生活圏では100個~200個/CCなのでレナード効果の恩恵で高数値をはじき出しています。
中でも乙女滝前では20,000個/CCと数値が飛びぬけている。
大量型イオン発生器を使えばイオン吹き出し口では 850万個/cc、噴出し口から1m離れても 27万個/cc程度のイオンを浴びることができるが、自然の中ではイオン効果以外にも景色や空気まで合わせて肌で感じることができるのが嬉しい。
ちなみに当方はマイナスイオンもパワースポットもあまり興味がないのです・・・。
自然に触れて「あ~気持ちいいなあ」がイチバン。
渋川沿いの遊歩道に降りる道には雪がビッチリで所々凍っている。これはアイゼンが必要と判断して、降りることは断念。
◇乙女滝
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乙女滝から道路に戻り、峡谷入口方面へ向かう。
壁面に不届き者の落書き発見(右下部) ↓
南アルプスの展望 ↓
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乙女滝に注ぐ水は道路沿いの木戸口神社横の側溝から流れている。
こちらも若干、凍っている。↑
木戸口神社の御祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)。諏訪大社より勧進。
木戸坂の入口にあるためその名がつくが、信玄の棒道の関所的位置づけの場所であったという。
御柱が4本、周囲に立つ。
◇木戸口神社
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木戸口神社の横にはホテルがある。当日は営業しているの?的な閑散ぶりでしたが、プールもあるので夏場は賑わうことでしょう。
◇蓼科グリーンバレー (蓼科パークホテル)
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そのパークホテル前の横谷峡谷駐車場から舗装道路を外れて側道へ。
「棒道」
甲信国境を結ぶ武田信玄の軍用道路。
川中島合戦に備えて作られた川中島合戦;に備えて作られた棒道は、八ヶ岳南麓からまっすぐ棒のように通じていることから命名されている。
当時は3本の棒道ルート(上、中、下)があったらしいが、現在は「上の棒道」が現存ルートとして紹介されている。
ルートは八ヶ岳南麓の大泉から始まり、小淵沢、原村と続き、甲斐に至る。
横谷峡谷に残る棒道 ↓
◇横谷峡駐車場から「棒道」
↓ 棒道周辺でみかけた山羊
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横谷峡入口バス停付近。
この後、帰りに寄ることになる遊楽庵はここにある。
◇信州手打そば工房遊楽庵
長野県茅野市北山5522-281
℡0266-67-2343
営業時間 11:00~15:00(L.O. 14:30)
不定休
◇地図
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●横谷温泉旅館
長野県茅野市北山5513
℡0266-67-2080