大泉駅農産物直売所「うりぼう」で「朝掘りたけのこ」「アシタバ」「桑名みかんゼリー」「さくらポークジャーキー」(三重県いなべ市)
猪。するどい牙を持ち、巨体ながら意外と敏捷な動きをするため、山では熊に次いで出合いたくない動物です。
ところが、猪の子供はかわいらしく、その縞瓜に似た毛並みから「うり坊」と呼ばれています。
こちらの直売所はその名前をつけた三岐鉄道北勢線(桑名~阿下喜)の大泉駅に隣接した直売店です。
ふれあいの駅 うりぼう
三重県いなべ市員弁町大泉2517番地
℡0594-74-5826
営業時間 午前8時30分~午後5時
定休日 毎週火曜日
農産物直売コーナーに手作り惣菜とベーカリー。そば打ちなどの体験施設も併設。ありがちな施設ですが、どちらかというとほのぼのとした印象を受けます。
さて、店内に入って最初に探したのは「山菜」。この季節に山際の直売所には地域で収穫した山菜が並ぶことが多く、楽しみの一つ。
残念ながら残っていたのは少し伸びすぎたタラの芽だけ。しかたないので「朝掘りのたけのこ」と「アシタバ」を購入。
たけのこは本当の「たけのこ」で、てっぺんが黄色の葉。土の中にいるときに掘り起こすと黄色だが、少しでも地表に出てしまうとてっぺんが緑色になってしまう。私に言わせると緑色なのは「たけのこ」ではなく「竹」です。
収穫してすぐのたけのこを茹でると一段と風味があってヨロシイ。この時期、最高に贅沢な逸品です。もっとも、今回は収穫が当日の朝でも、購入は午後で、調理は翌日だったので贅沢な逸品とまではいきませんでした。もちろん鮮度落ちした“竹もどき”のたけのこよりははるかに美味しくいただくことができました。感謝。
地元産の豚肉を使用して作った「さくらポークジャーキー」もなかなか。裏の添加物を見ると身体に悪そうなイメージの添加物が多く使われていますが、味はグッドです。
購入していないけど、「S級トマト」も試食付きで品種比較できるように生産者が工夫されていました。「S級」の意味は?。 競輪の元S級レーサーの方が栽培されているとか。
なんにしても行った先の地元食材を堪能できるこういった施設の訪問は本当に楽しめます。できれば、薀蓄をたくさん表示していただけるとさらに嬉しいし、購入動機につながると思います。
薀蓄は「コト(客の購買意欲あおりPOPや非衛生的な通路販売等演出含むストーリー展開)」ではなく「事実(栽培使用資材や品種の特徴、地域特性、栽培技術等々)」のみで結構ですよ。念のため。
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●資料
・うりぼうのパンフレット
・「三重の里 いなか旅のすすめ」総ページ数125で 約100件の直売所や地産地消施設の紹介を掲載しています。
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