赤塚植物園は2回目。
近隣にオープン予定の施設の情報収集の目的で訪園したものの、ついついあれこれ商品を見てしまうのが悪いクセ。
　売場を見ていると「じゃばら」の苗木を発見。
以前、「じゃばら」についての記事(2015/04/06新姫とジャバラ)をアップしているがあらためて記すと、
◇品種登録
じゃばら【ジャバラ】（果樹）
 登録番号 第10号
登録年月日 1979年 11月 1日
農林水産植物の種類 かんきつ
登録品種の名称　 じゃばら
品種登録の有効期限 18 年
育成者権の消滅日 1991年 11月 2日
品種登録者の住所 和歌山県東牟串郡北山村
　 「じゃばら」は何といっても花粉アレルギー対策果実として有名。フラボノイドとしてはナリルチン、ナツダイダイン、ナリンギン等を多く含むのですが、特に ナリルチンの含有量が16,930μgと他の柑橘類と比べて圧倒的に多いことがわかっています。(シークワーサーの含有量170μg、タチバナ 477μg、新姫 844μg)
ナリルチンはじゃばらの皮の部分に多く含まれているので、最近の商品化でも「（じゃばらの）皮を使う」ということを売り文句にしたじゃばら加工品が多く出回っているのは無駄なく使うといったことを含めて有効成分の多い皮の部分利用促進が図られています。
「じゃばらには花粉症などの原因となる脱顆粒現象を抑制する機能がある」（日本食品化学工学会第50回大会平成15年）ということで一時期、じゃばら製品が市場から姿を消すほどの人気となりました。
●じゃばら

 　過去、買い求めた苗木は自宅庭の片隅に植樹しているが、今回は2階のベランダ園に鉢植えで成長を日々管理したいと思っています。
↓　本物の北山村のじゃばら

 ↓　商品

 

 

 
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●ササユリ（一部地域でヤマユリ）
ユリ科ユリ属

 球根植物ですが、種子からだと開花まで7年程かかるようです。よって球根を購入して鉢植えで楽しんでいます。
ささゆりは数回、買い求めているが、5年～10年ほど咲き続けて突然「いなくなる」のです。季節になっても生えてこないのでおかしいなと思って鉢の土を掘ると、球根の跡がくぼみになっています。
ささゆりは自然に生えていたものを栽培で増やしたものや、種を無菌培養して育てて畑で数年栽培してから出荷されるものなどいろいろな種類があります。
今回は産地及び出処不詳なので詳しいことは不明ですが、少ない経験則での育てやすさ順は
自然<バイオ栽培
という印象を持っています。
来年以降が楽しみですね。
自然の中で咲くササユリの姿は美しく、ヤマユリ同様に大事にしたい里の植物です。
↓　我が家で咲いていたササユリ

 
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●赤塚植物園
三重県津市高野尾町1868番地の3
℡059-230-1234
訪問記事　2015/07/22(7/22記事)
訪問記事　2016/04/13(4/13記事)

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●<2016年6月予定>花と緑と水の里（仮称）
三重県津市高野尾町大谷5680番地
・フューチャー・ファーム・コミュニティ三重が運営。
　三重県津市高野尾町1868-3赤塚植物園　
　℡059-230-0282
　設立　2013年9月
開業予定　2016年6月
紹介記事　　　2015/05/16（part1記事5/16）
開業前訪問日2015/07/18（part2記事7/24）
開業前訪問日2015/12/11（part3記事12/19）
開業前訪問日2016/03/12(part4記事3/23)

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◇植物・樹木に関する記事一覧