オタトマリ沼（利尻島）で利尻昆布の等級について教えていただく。利尻甕一の帆立タマゴと万年雪ソフト、利尻昆布2等級。リシリアザミ。利尻富士町レストハウス、わかさんの店

003旅行・文化, 01北海道地方, 旅行記, 植物・樹木, 観光地と施設, 郷土・特産品｜2016/07/07 posted.

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北海道利尻島観光。姫沼を出発してオタトマリ沼に到着。

当日は利尻富士も礼文島から、姫沼からその美しい姿を見せてくれていたのですが、なんとこのオタトマリ沼から眺めた時間帯は雲が山の前景を覆っていました。
なんということでしょう。利尻富士の景色で一番有名なのがこのオタトマリ沼からの景色。
ご存知「白い恋人（石屋製菓）」の包装紙に使われている景色ですね。実際にパッケージに採用されたのは沼浦展望台からの景色がデザインされているのですが、
～白い恋人のパッケージに描かれている山が、実は北海道の秀峰「利尻山」ということをご存知ですか？当時の社長が利尻を訪れた時、まるでスイスの山並みのようだと感激し、ヨーロッパ風のお菓子を目指していたことから、その美しい山容をパッケージに描いたそうです。～（石屋製菓HPより）

雪の残り方が旅行当日（6月3日）とは違うものの、雰囲気は伝わってきます。

なんとか晴れないかなと期待していたのですが、残念ながら雲に隠れたまま、好例の団体ツアー写真撮影。後で出来上がりを見せて貰ったら晴れの日の画像が合成されていました。素晴らしい(笑)。

沼の周囲は約1.1km・約20分の散策路が整備されていますが、「沼浦湿原(約29ha)」の中の一つの湖沼であり、他にも三日月沼等もあります。
この沼の周囲には今回の旅の目的である「離島固有種の植物を見る」のうち、リシリアザミが咲いている場所。ただし、開花時期は9月中旬～9月に上向きの花を咲かせるという。
「キク科アザミ属和名リシリアザミ学名Cirsium Ul11eZaWanmn (キノレシウム・ウメザワヌム) Kadota」という正式名称の「リシリアザミ」は１９９８年に新種として発表されたのですが、今回は残念ながら時期早尚、いや時“季”早尚のため未確認。
他に利尻島固有種は「リシリヒナゲシ(日本で自生する唯一のケシ科の花)」、「リシリハタザオ(アブラナ科)」そして日本では利尻島だけという「ボタンキンバイ(キンポウゲ科)」は利尻山の奥～山頂付近に自生しているため、今回のツアーでは当初より見ることは期待していませんでした。
上記の固有種の他、“リシリ”と命名された花は「リシリリンドウ、リシリブシ、リシリレンゲ、リシリトウウチソウ、リシリオウギ、エゾコザクラ、ミヤマオグルマ、リシリビャクシン」とありますが、残念ながら開花時期が合わないことと、開花場所に行かなかったため今回は未確認。
唯一、“リシリ”と名前が付いていないものの、利尻島で最初に命名された「ミヤマオダマキ(キンポウゲ科)」は利尻島に比べて開花時期が1ｹ月以上早い礼文島で見ることができました。
↓　久種湖にて。紹介記事はこちら→・その7礼文島久種湖

↓　ミズバショウの穂(オタトマリ沼)

■オタトマリ沼
北海道利尻郡利尻富士町鬼脇沼浦

地図を開く

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さて、この沼には２軒の土産物店があります。
一店は生鮮品の食事をメインにした店。
●利尻富士町レストハウス
　・海峡鮨
　・わかさんの店
北海道利尻郡利尻富士町鬼脇沼浦

　もう一店は、愛知県の某百貨店の物産展でも御馴染みの「利尻甕一」。

●利尻亀一オタトマリ沼店
　（4月～10月営業）
北海道利尻郡利尻富士町鬼脇沼浦

　11月～3月は
●利尻亀一鬼脇本店
北海道利尻郡利尻富士町鬼脇157番地
℡0163-83-1446

どっかで聞いたことある店名だなあと思って帰宅後で資料を調べていたら・・・・。名刺持ってました(笑)。　　仕事したことがありますね。たぶん。

　そんなことはつゆ知らず、いろいろと詳しく昆布について教えていただきました。
利尻昆布についての選別・等級についての事情なんですが、普段、こういうことを聞いてもきちんとした回答が返ってこないのですが、今回は違いました。
30代の男性従業員の方より説明していただけました。感謝です。感謝して少し高い売価設定の商品を御礼購入。