キリマルラーメンスナック。元“キリンラーメン”の小笠原製粉製造。おやつカンパニーのベビースターとの違い
ご存知、愛知県西三河西部地域のソウルフードである小笠原製粉謹製「キリンラーメン」改め「キリマルラーメン」。
当方が認識する日本におけるインスタントラーメンの発売開始は1958年8月販売開始の「日清食品チキンラーメン」だが、日清食品の安藤百福が「即席ラーメンの製造法」として特許登録したのは1963年(昭和38年)なので、この年を発明年とするようだ。
ただし、即席めんとしてはそれ以前にも存在していて、誰が最初なのかは諸説あるものの、安藤百福による1964年以降の即席麺関連の製法特許公開によって隆盛したことは間違いない。
当方は1958年生まれで、まさしくチキンラーメンとともに生きてきたわけだが、インスタントラーメンは未だに私の主用食品に位置づけている。
印象的なのは袋めんからカップ麺にシフトした1970年初頭の頃。
当時はカップヌードルのような高価なインスタントラーメンがこれほど売れ続けるとは思いもよらず、冷ややかに眺めていました。
ところが、大学生となり、下宿で一人暮らしを始めると食器を洗うことが面倒となり、そのままポイ捨てできるカップ麺は容器を必要とする袋めんにとって代わる存在となる。
当時はカップ麺とお湯を同時に購入できる自販機もあちこちに設置されていて、何回も真夜中の空腹を満たすことに貢献してくれた。
そんなありがたい存在のインスタントラーメンだが、今回、購入したのは「ラーメンスナック」。
ご存知おやつカンパニーのベビースターラーメンの“キリマルバージョン”だが、圧倒的な違いがある。
キリマルラーメンスナックは細かすぎてメチャ食べにくい。ポロポロ手元からこぼれてしまう。
この「ぽろぽろこぼれる」が家族から不評のため、当方がすべて食すことに。
味は良い。でも食べにくい。
それでも購入したのはパッケージデザインに惹かれて。
小笠原製粉の袋麺はこれまで食彩品館.jpでも何回か紹介している通り、コラボ商品が多数ある。
例えば、サンシャイン水族館との「ペンギンラーメン」や埼玉県こども動物自然公園との「カピバララーメン」等に代表される動物・魚類バージョンの他にも、「きかんしゃトーマスラーメン」や「ハローキティラーメン」もある。
新パッケージを見つける度に購入してしまうが、同じ商品をリピート購入はしない。
小笠原製粉の袋麺はパッケージデザインが秀逸。これが購入理由です。
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以下、2017年記事の内容
知らないうちに品揃えが増えているため、とりあえず、まとめ記事を作成。
◇定番
□水族館シリーズ
・イルカラーメン(塩とんこつ味)
「海豚」ということで「塩とんこつ味」。
・アザラシラーメン(ごましょうゆ味)
「ゴマフアザラシ」から「ごましょうゆ味」。
・カレイラーメン(カレー味)
「カレイ」から「カレー味」。
・チンアナゴラーメン(みそ味)
地面(みそ味のスープ)からチンアナゴが白い顔(麺)を出す様子を表現。
(画像は記事下部の「購入商品コーナー」で紹介)
□べっぴんシリーズ
・トマトスープ味/カレースープ味/やさいスープ味
・廣瀬ちえ監修
・コラーゲン配合
・無かん水・ノンフライ麺
□グルメシリーズ
・ふぐ刺ししょうゆ味/ふぐ鍋みそ味
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やはり「自衛隊コラボ」が目を引きますね。地味なデザインながら。
◇コラボ商品例
・中日ドラゴンズ
味:手羽先味
プロ野球団「中日ドラゴンズ」コラボ
・広島カープ
味:ごましょうゆ味
プロ野球団「広島カープ」コラボ
・白キリンラーメン
味:有機白しょうゆ味
「七福醸造」コラボ
・がブリチキンラーメン
味:骨付鳥味
「がブリチキン」コラボ
・にゃーん麺
味:かつおだしスープ味
「フェリシモ猫部」コラボ
・ナポリニャン
味:ナポリタン味
「フェリシモ猫部」コラボ
・そばにいるにゃん
味:かつおだしスープ味
「フェリシモ猫部」コラボ
・エルくんラーメン
味:しお味
「一般社会法人 盲導犬総合支援センター」コラボ
・伊豆シャボテン公園カピバララーメン
味:ゆず風味しょうゆ味
「伊豆シャボテン公園」コラボ
・オオハシラーメン
味:しょうゆ味
「掛川花鳥園」コラボ
・ハローキティラーメン
味:しょうゆ味
「東海テレビ×ハローキティ」コラボ
・ナガシマラーメン
味:えびしお味
オリジナルプリントのり付
「ナガシマリゾート」コラボ
・キリン新幹線BOX
味:しょうゆ味、みそ味、しお味
東海道新幹線開業50周年コラボ
ちなみに一見、原料小麦・豆乳・米粉の原産地が国内産であることやパッケージがオモロイこと以外に印象が残らないのですが、パッケージの裏側の原材料表示を見ると うま味調味料(通称:化学調味料)が使われていなかったり、CO-OP商品でも使われているような着色料,増粘多糖類,酸化防止剤(ビタミンE),酸味料等が使われていなかったりと、かなりのこだわり商品であることがわかります。
味だけをとらえると、藤原
☆表示に関するご参考サイト
・全国乾麺協同組合連合会表示等のガイドライン
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●小笠原製麺
愛知県碧南市汐田町3丁目33番地
℡0566-41-0480(代)
□沿革
・1965年 創業
・1995年 キリンラーメン製造中止
・2002年 キリンラーメン限定製造
・2010年 キリンラーメン製造再開
□特徴
国内産小麦使用。
麺に国内産豆乳・米粉を練りこむことで、味がまろやかでもっちり感が増す。
化学調味料・着色料・保存料不使用
□食彩品館.jp購入商品
★今回購入商品
・カピバラ(ゆず風味しょうゆ味)
伊豆シャボテン公園コラボ商品
・キティ
・プロ野球ラーメン
・グランスピア
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・2012/06/13常滑野菜村ヤナギ。キリンラーメン塩
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・2014/07/01イオンモール名古屋茶屋
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・2017/10/30小笠原製麺まとめ記事(キリンラーメン)
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