★食べログ記事をアップしました↓
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前日に尾瀬散策、翌日は谷川岳一ノ倉の岸壁を眺め、昼食は近隣の谷川岳ドライブインでわっぱ膳をいただいた。
●谷川岳ドライブイン
群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽土合220
上越線土合駅至近で駐車場も広く、団体客も多く立ち寄れるドライブイン。
土産物と食事を提供していて、当店を中心に食事~買物~土合駅散策まで楽しめる。
食事はラーメン、うどん、蕎麦の他、カレーや天丼、生姜焼き定食、天ぷら定食等を提供。
我々団体客の昼食は団体メニューの「わっぱ膳,奥利根1,240円」。
15名以上の団体予約で蒸したてのほかほかわっぱ飯をいただくことができる。
常日頃は団体メニューは個人食に比して、できたて調理での提供がされないことが多い(私的印象)。
今回は“団体ならでは”のメニューということが少々嬉しい。
御膳セットメニューは、奥利根(1,210円)、谷川(1,430円)、清水(1,760円)、赤城牛(1,870円)、一ノ倉(2,310円)の他、季節限定の松茸御膳(2,480円~)と幅広く用意されている。
さらに、赤城牛のステーキ(130g)を使った「赤城牛セット」もある。
その他、食べ放題メニュー(3,520円)もあったりして、選択の幅は広い。
★奥利根(1,210円)
御膳セットメニューの中では最安価格メニューだが、小食の私にとっては量目が少ない方がありがたい。
山菜が乗ったわっぱ飯をメインに谷川そばと刺身こんにゃく、それに漬物がつく。
わっぱ飯の具材は舞茸、椎茸、こんにゃく、タケノコ、ゼンマイ、ニンジン、豆、うずら玉子。豚肉は上州豚でしょうか。
食材の産地表示やこだわりアピールは見当たらなかったので、タケノコとゼンマイは中国産と推測。
マイタケは当然、栽培品で、豚肉はどうなんだろうか。上州豚だったらちょっと嬉しい。
できれば原材料の出所についても表示していただくとありがたいと思う。
なんにしても、団体食で温かいメニューをいただけたのがありがたいし嬉しい。
食事後はドライブイン内でお買い物。
ドライブインではお菓子の製造もしていて、オリジナル商品が品揃えされている。
「谷川の月」はチョコ、いちご、りんごカスタード、小倉カスタードがある。
「山の一福(いっぷく)」は生どら焼。
この中から工場直売らしい商品「谷川の月アウトレット」を購入。
そして、つい衝動買いしてしまった「上毛かるた」。どうしましょ。
◇売場
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買物の後はJR東日本土合駅(どあいえき)へ。
駅前には、JR東日本とJR東日本スタートアップによるグランピング場施設「DOAI VILLAGE」が2020年よりオープンしている。
バス停も良い雰囲気。
↓ 上越線 土合駅。
1985年より無人駅。
↓ 駅舎内
↓ 下り線、すなわち群馬県高崎駅から越後方面へ向かうホームは地下にあるため、「日本一のモグラ駅」の愛称がある。
上越線新清水トンネル内の下り線ホームは地下70mにあり、地上駅との高低差は81mで階段数は462段。
前回、このホームを訪れたのは2008年。当時はホーム改良工事中で現在のようになったのは2008年10月。
家族旅行で越後湯沢の高半旅館に宿泊した時に通過しているが、土合駅ホームの撮影はできなかったので、今回はしっかりと撮影。
↓ 高半旅館(越後湯沢)2008/08/18
もう一度、階段を登りなおして上り線ホームへ向かう。
運よくE129系が上り線ホームにやってきたので撮影。
↓ 土合駅もぐらホームと地上ホーム。そしてE129系
平日は5本(6時,8時,12時,15時,18時)しか通過しないので偶然の遭遇はまさしく僥倖。
山小屋をイメージして造られた土合駅は私の愛読する山岳書籍に度々登場する馴染みのある鉄道駅。
もともとはスキー場開設時季のみの旅客営業駅(1932年~)だったが、1936年に正式駅に昇格。現在の駅舎は1967年9月末の新清水トンネル開通に合わせて改築され、地下の新清水トンネル内の下り線ホームを運用開始。
谷川岳一ノ倉沢の第3スラブ冬季初登攀が1967年2月なので、森田氏と岩沢氏は改築前の駅舎を使って一ノ倉沢へ向かったのだろうか。
夏季の滝沢第一~第三スラブ ↓
ちなみに谷川岳での死亡事故が最も多かったのは1966年ということで、1967年には谷川岳遭難防止条例が導入され、危険地区には冬季登山禁止期間が設定されている。
谷川岳一ノ倉沢と谷川岳山岳資料館、そして八木原圀明氏への依頼したサインのことなどはまた後日記事にする予定。
↓ 撮影及び岸壁名称記入はTMGP作成
◇2023年6月群馬県尾瀬~谷川岳