金 山寺味噌はご存知のように覚心（法燈国師）が宋から帰国後に興国寺(和歌山県由良町)を建立し、宋で覚えた｢径山寺(きんざんじみそ)味噌｣を起源とする 説が有力。別説としては空海が金山寺味噌を伝えたという説もありますが、由良から近い湯浅で古くから伝えられた歴史を評価というこで、食彩品館.jpとし ては｢径山寺味噌｣説を採用したいと思います。
通常の味噌は調味料として使うことが多いのですが、金山寺味噌は保存食としての、いわゆる「舐め味 噌｣ということで、酒のつまみとして、それだけを単独で食すこともあるのですが、ご飯の上に乗せたりしていただくことの方が多い(誰でも知っているような ことを説明するのは食彩品館.jpのポリシーに反しますが、ご勘弁を)。
作り方は味噌と同じように発酵させるのですが、基本となる穀物原料｢米、大豆、裸麦｣に麹をつけて、それにその地域独特の野菜を加えるのがポイントとなっています。
例えば、紀州では「白瓜・茄子・生姜・紫蘇」等が用いられ、千葉では落花生も入ります。
ということで、大阪泉州の金山寺味噌は如何なるものかを知りたくて購入。
原材料表示を見ると・・・。定番野菜が入ってました。

・裏白。twinの裏白が5枚セットで150円。正月注連縄と神棚用の裏白を購入。鮮度バツグンです。

・しぶ柿の葉ずし。鯛バージョン。大森屋(和泉市)
柿の葉寿司は通常、渋柿の葉を用います。抗菌作用のあるタンニンを多く含むだけでなく、しなやかで巻きやすいというメリットもあるためですが、あえて表示に｢しぶ柿の葉｣と表示しているのが大森屋商品の特徴。ふむ。

・みかん25個入り100円と大阪府知事認証の｢大阪エコ農産物｣マーク入りの青島みかん10個入250円。
小さいながらも摘果のみかんではなく、食用に供するみかんなので美味しく食すことができました。1個4円です。
「大阪エコ農産物」認証のみかんもお値打ち価格で販売されていました。

・赤紫ミズナ。このタイプには茎が赤紫のものと葉が紫のものがありますが、今回は茎が赤紫のタイプ。茎が赤紫のものは浅漬けにしても赤色が残るのが特徴。

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