【前日の続編】大トロなす(青茄子,白丸ナス)128円。白なす(揚げてトルコ)198円との実食比較。天狗ナス,ていざナス,紫龍太茄子,千両茄子,筑陽ナス,長ナス,水ナス,賀茂茄子,丸ナス,ヨーロッパ系,グレーテル,クララ,ゼブラ,
まずは前段としての下記記事を参照願いたい
・20200817JAあいち三河が特産化を目指す「白なす(品種:揚げてトルコ)」と個人出荷の「大トロなす(青茄子)」。「黒くないナス」がJA産直店舗に出荷され、テレビインタビューを受ける。ついでに持続可能な開発目標(SDGs,エスディージーズ)について。
*************************
★大トロナス(白丸ナス)と白なす(揚げてトルコ)
JAあいち三河が特産化を目指す「白なす(揚げてトルコ)」との比較ということで購入したわけだが、いわゆる「トロなす系」と呼ばれる皮色が薄く食味の良い系統のナスには「翡翠ナス」「緑ナス」「白ナス」があり、この種類のうち、薄い緑色系統品種を「青ナス」と便宜上、ひとくくりにして品名表示することが多い。
外側は緑色だが、中は白い。というか、外側が緑色で中心にいくに従い白色に見える。
当日、購入した「白なす(揚げてトルコ)」は外観が白く、名称通りで納得するが、「青ナス」の仲間には皮が緑色なのに「シロナス」という名称がつけられたものがあり、ややこしい。
岡崎市や幸田町でJAが中心となって特産化を目指している「白なす(揚げてトルコ)」に対して、今回購入した青ナスは「大トロなす」という品名表示。
↓ タネ。
サイズは「白なす(揚げてトルコ)」とほぼ同じ。外観が違うだけでなく、食味や食感もやや違いがあるように感じた。
「白なす(揚げてトルコ)」は皮がやわらかく、「大トロなす(青茄子,白丸ナス)」は皮はさほど固くないものの、白なす(揚げてトルコ)よりも少々固い印象がある反面、皮の味は大トロなすの方が好印象。
中の果肉は同印象だが、白なす(揚げてトルコ)の方がやわらかく感じたのは個体差によるものと思う。
とはいえ、茄子紺色のレギュラータイプ千両茄子よりも皮が堅い分、白・青系は焼きナス等の加熱調理に向く。
この両品種の食べ比べをしていて思ったのはアスパラのホワイトとグリーンの違い程の差はないということ。
土の中に埋められ、白いまま収穫されるホワイトアスパラの食感を北海道現地の畑で直買いしたものを実食した時の感動と、日光を浴びせて栽培するグリーンアスパラの太いタイプをこれまた北海道の畑で現地買いして試食した時の感激。
ホワイトアスパラは缶詰か、鮮度が少々落ちた通常流通生鮮品しか食べたことがなかったので衝撃を受けたが、北海道現地畑買いのグリーンアスパラの感激も印象深い。
そういった類の感動や感激は感じないものの、今回の両品種の比較は久々に楽しい食体験でした。
★ナス各種
・大小比較(左側がレギュラー茄子)
・一般の千両茄子、筑陽ナス、長ナス、他
・青・白系ナス
・水ナス
・賀茂茄子、丸ナス
・ヨーロッパ系グレーテル、クララ、ゼブラ
・天狗ナス、ていざナス、紫龍太茄子
・加工品、調理品
・2011/08/09白なす,しずてつストア掛川店
・2013/07/31信州およりてふぁーむ(飯田市)
・2013/08/27べちょら,べちなら(ヤマザワ仙台中山店)