産直市場よってって貴志川店(和歌山県紀の川市)で和歌山の名品をいろいろ購入(藤野ありがとう特別限定醸造しょうゆ他)。

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産直市場よってって貴志川店
和歌山県紀の川市貴志川町前田166
℡0736-65-2533
営業時間  9:00~18:30
年中無休(1/1~1/3は休業)
開店日 (よってって貴志川店) 2010/3/4
開店日 (レストラン八十八家)    2010/4/1
訪問日 2011/01/15

・八十八家併設
ランチバイキング…11:00 ~ 15:00 *ラストオーダー14:30
・料金…大人1200円、小学生800円、幼児500円、3歳未満…無料
●カフェタイム…15:00 ~ 18:30   
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よってってふれあい館
・ミニ水族館(メダガ等)
・あらおわの桃使用のジュース・ソフトクリーム
・八十八家のパン・フルーツの軽食コーナー 

▼運営会社 株式会社プラス 
〒646-0026和歌山県田辺市宝来町17-12 
℡0739-25-4570
▽泉佐野店 2月下旬オープン予定だそうです。

 昨年3月オープン。まだ一年経過していません。
ネーミングからJAの産直施設と勘違いしがちだが、民間会社が運営。業務スーパーとの併設店が和歌山県内に5店、「よってって」単独店が4店。
食彩賓館は新宮店へ訪問済み。(記事へのリンクはこの記事下部にあります)
新宮店は併設店のため、商品も少なめだが、こちらの貴志川店は青果物だけでなく、精肉・鮮魚も専門店が出店し、生鮮3品を品揃えしている。
昨今の直売所ブームでスーパーもJAの直売所方式をマネリングしているところが増えてきているが、気になるのは何回も言うように、農薬使用などのトレサビリティ。スーパーの直売コーナー(演出含む)もそうだけど、どうやって管理しているのか興味深々。
JAの直売所では生産者に栽培履歴表を提出してもらっていると聞くが、民間ではそうもいかない。JAの直売所や出荷場ではなく、自社に持ってきてもらうには、何かメリットがないといけない。各社、いろいろ工夫し、苦労しながら契約農家さんを増やしているようです。

 そういった農産物直売所では「JA紀の里ファーマーズマーケット めっけもん広場」の規模ほどではないが、よくよく探すと、結構、知っていてる有名な加工品が販売されている。
特に醤油や酢は品揃えが豊富。食彩賓館好みの「藤野醤油」や「中野商店みふね酢」などの商品がある。湯浅で購入した「初しぼり醤油」もある。
特に藤野醤油は南紀勝浦の工場直売店でないと買えない有機JAS原料使用の醤油とは別のタイプを発見。即購入。
その他、基礎調味料は見たことのない商品が散見し、なかなか楽しめた。
最近はこういった地元の直売所タイプの店の方が面白い商品を発見できる。
難は「遠い」「行ってみないとわからない」「口コミはあてにならない」(笑)

 マダム御用達の「農家直送野菜を使った“風”なバイキングレストランも併設されている。せっかくなので地元の食材を食べたいと思ったのだが、こういったバイキングレストランは一人では利用しにくい。
 
 パンはスクラッチ。作業風景を店外から眺められるが、特に目新しさは感じない。
味は試していないのでわからない。パンを買い出すとキリがないのでスルー(笑)

 隣地には別途「よってってふれあい館」があり、中ではメダカを販売していたりする。さらになぜかエビ(レッドビーシュリンブ)などもあり、どうやら地元のペット屋さん的な雰囲気(笑)
軽食レストランもあるのだが、見学しただけで退店。

 「たま」のいる貴志駅とシャトルバスを運行している。駐車場のない(2~3台程度はあるがいつも停まっているのでHPでは「無い」と公表)貴志駅に行く時はここに車を置いて、買物しながら貴志駅観光も可能。ただし本数が少ないので時間チェックしてからでないと待ち時間が長い。
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●購入商品
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・徐福茶 財団法人 新宮徐福協会
~2,2200年前に秦の始皇帝に仕え、新宮市に渡来した徐福が探し求めた不老長寿の霊薬といわれる「天台烏薬」(てんだいうやく)の葉と緑茶をブレンドした新宮市オリジナルの健康にいい清涼飲料水~徐福協会HPより
「天台烏薬」
~クスノキ科の常緑低木です。秦の始皇帝に命ぜられ、中国から海を渡って来た徐福が見つけた不老不死の霊薬の木と伝えられています~新宮市ホームページより(天台烏薬は市の木に指定)
ということで、なにやらありがたそうな葉っぱがブレンドされています。不老不死はともかく、なんとなくありがたい味がします。ハイ。
(・2009/03/31三重県熊野市「徐福茶屋」記事)
↓ 新宮市徐福公園 2002年撮影
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↓徐福寿司(オークワ南紀店)
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・2010/05/16藤野醤油と丸正酢醸造元記事

・2009/03/28ふじの醤油と みふね酢醸造訪問
・2008/07/10醤油のこと

・藤野ありがとう特別限定醸造しょうゆ
~大豆・小麦国産原料100%使用。原料の有機大豆、有機小麦は やさか共同農場で耕作したものです~商品表示より
店の前の道路は南紀方面の観光等で何回も通過しているが、藤野醤油が高質店御用達ブランド品と知ったのはここ数年。那智山参拝の後に訪問した記事はこちら。
生産量が少なくて、スーパーで販売されていない「有機原料使用」のものを購入したのだが、今回、購入した商品もスーパーではあまり見かけない。販売系のページを見ると「新商品」とあるので、最近、発売されたものだと思う。国産原料(塩除く)使用して、有機JAS認定というのは他社製品でもみかけるが、生産者(団体)限定となると大変貴重。そういえば、やさか共同農場さんとはちょっとした縁があったのを思い出した。たまたま寄った店でまたもや、点と点がつながった。この商品を購入できただけでも和歌山まできた甲斐があった。

・竹清水高野
~竹繊維(粉)を高野山麓の地下水で煎じた飲料です~商品表示より
和歌山市小雑賀 (有)美宝という会社名。雑賀(さいが)といえば「孫市」。元亀・天正ファンとしては気になる地名です。それはともかく、和歌山県内のどっかでも購入したことがあるペット茶たが、飲むまで思い出せなかった。飲んだ途端に「ああ コレ飲んだことある」と思い出したくらい印象的な味。味を語るのは未購入の消費者に間違った印象を与えるので食彩賓館ではできるだけ控えているのだが、今回は特別に言わせていただく。「竹の焦げた味がしてちょっと苦い」。この味を妙薬の味と感じるか、良薬なのだと思うのかは個人の感覚次第。

・じゃばらのんでたもれ
~「じゃばに果汁」とダイダイ果汁をブレンドしました。10%混合果汁入り飲料~商品の表示より。
じゃばらは独特の風味が魅力。やはり何もブレンドせずに飲むのがイチバンだと食彩賓館は思うのだが、価格がちょっと高価なのと、独特のクセのある味が万民向けではない・・・ということで、有名になった「じゃばら」の他に「だいだい」も売り込みたいということでブレンド、さらにハチミツも入れたのでしょうか(推測)。
はちみつ入りで子供でも飲みやすくなっているが、「じゃばら」の風味が好きな食彩賓館にとってはアレです(笑)

・3年もの ね太郎梅(白梅) みなべ町
ご存知のように食彩賓館はいろいろと漬け込むのが趣味。梅もそう。でも漬け込む作業、つまり一連の「梅仕事」が好きなので、出来た製品はつい忘れる(笑)。そんな自宅に漬けっぱなしで3年経過した漬梅を食べたのだが、結構、イケるのです。すっぱさの中にまろやかな梅独特の旨みが加わり・・・な~んてレポーター風なコメントはともかく、なかなか良いモノに出来上がっていました。そんな3年物の白梅がお値打ち価格で販売されていたので購入。POPに「水につけておくと塩が抜ける」と書いてあったが、そのまま食べた方がやっぱ3年物の味を堪能できる。少し小さめなので低価格。いろいろなサイズと量が用意されていたので、もしかすると自宅の梅の木から採れたものかもしれない。こういう商品はいろいろと想像できて楽しい限りです。

・うまい菜
不断草(フダンソウ)、フダンナ、唐チシャと呼ばれる「うまい菜」はタキイ種苗の商品名と記憶していた。タキイのうまい菜は緑葉で白い茎。赤色のうまい菜はあまり見かけないが、これはスイスチャード(セイヨウフダンソウ)だと思う。アメリカのスーパーへ行くとサラダ売場でいろいろな葉っぱ([E:happy01])と一緒にパックされて販売されている。食べた。が葉っぱの味がした([E:coldsweats01])

・たくあん漬け
 ~昭和三十年代の味~商品表示より。
商品を購入する時には必ず、原材料表示を確認しているが、この商品の原材料表示の最後に「渋柿の皮」。甘みが増す。和歌山だけでなく、いろいろな地方で使われる材料であるが、大産地なので余計に美味しく感じてしまう。塩加減も良くて、すっぱさも良い。

●資料
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●和歌山県の直売所(道の駅含む)
・2009/5/8ファーマーズマーケット紀菜館(和歌山県田辺市)
・2009/5/10とれとれ市場南紀白浜と中辺路
・2009/5/11和歌山県上富田(和歌山)
・2009/8/3ファーマーズマーケット紀ノ川ふうの丘(和歌山)
・2009/8/5 JA紀の里ファーマーズマーケットめっけもん広場
・2009/8/23コーナン産直館(和歌山県上富田町)
・2009/11/21業務スーパー新宮店、よってって市場併設
・2010/02/02エバーグリーン宮街道店産直広場てんこもり
・2010/10/12JA紀の里めっけもん広場10周年(和歌山県)
・2010/10/09四郷串柿の里 ふれあい販売所(和歌山県)

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