四万十川沈下橋と四万十川遊覧船「なっとく」で「船中清流弁当」を食す。川海老,手長海老。ゆういんぐ四万十(高知県四万十町)、道の駅みしょうMIC(愛媛県愛南町)にも寄る。甘平,仁井田米,土佐文旦,愛南ゴールド,河内晩柑,天然鰻,地然鰻,胸黄(むなぎ)。

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 四国周遊2泊3日の旅。


 前日、高知泊で、当日は四万十川遊覧の後、愛媛県の下灘駅へ向かい、その後、松山市内(道後温泉)で宿泊。

四万十川観光

 四万十川の沈下橋は「増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋」ということで、佐田(今成)、三里、高瀬、勝間、口屋内、岩間、長生、中半家、半家等、いくつかある。
有名なところでは河口からいちばん近い沈下橋である「佐田沈下橋(今成橋)」だが、我々が訪れたのは「高瀬沈下橋」。
建設年月日:昭和48年 全長:232.3m 幅員:3.4m
長さも沈下橋としては平均よりも長く、四万十川では3番目。

★高瀬沈下橋

 沈下橋を眺めた後は遊覧船乗り場へ。
後で調べたところ、私たちが乗船した場所で営業する遊覧船は2社あり、乗船時はどちらかわからなかった。
候補としては「遊覧船なっとく」と「四万十の碧」。
さて、どっちだろうかと迷っていたが、撮影画像を確認していたら乗車船運航会社が判明。船内で食した弁当の箸袋に「なっとく」という文字が写っていた。

★乗船料金 
 大人2200円
 小人1100円

加えて、弁当をつける場合は別途、料金が必要で予約は2日前まで。

 弁当は1100円から2200円で、さらに「貸切グルメコース(6600円~)」というのもあるらしい。

遊覧船なっとく


高知県四万十市田出ノ川846-1
℡0880-38-2918
営業時間 8:00~20:30
定休日 年中無休

↑ 下側は参考画像です(#^.^#)

四万十川遊覧「四万十の碧」
屋形船 四万十の碧
高知県四万十市三里1446

遊覧船なっとくで四万十川遊覧

 定期便 は1時間毎に出航しているが、私たちは団体なので着いたらすぐに乗船&出発。今回、乗車した船はイスとテーブル席なので食事が楽。
四万十川の三里の船乗場から高瀬沈下橋までゆっくりと進みながら、橋で折り返して、さらに上流まで観覧し、そして元の乗船場へ戻るコース。
食事をいただきながら約50分乗船。

 ★船中清流弁当1,100円

 川海老と柑橘類は間違いなく四万十産だが、その他はどうなんだろうか。
たけのことフキが近隣産だと嬉しいが推定、ユーラシア大陸東部方面産。
本当は天然の四万十産うなぎを食べたいが、訪れたのは2月なので天然活鰻は断念。
わざわざ四万十まで来て冷凍や加工済みの鰻を食すのもなあ・・・。そもそも天然鰻の確証は活かし込みの生け簀で「胸黄(むなぎ)」を確認するしかなく、四万十産は養殖が99.5%で天然物は0.5%未満と聞く。さらに今は冬で漁獲は無い。
以前、仕事で訪れた時(20年近く前)の天然うなぎの捌き後の原料価格は250gサイズで5000円/尾強、300gサイズで6000円/尾超ということで、食事として提供するとなると・・・。
天然物は無理としても、せめて「地然鰻(じねんうなぎ,自然に近い環境で養殖した鰻)」は食べてみたい。
いずれにせよ、私は「天然物を食べた」と確証できる術を活かし込み生け簀確認以外に持たない。(食べ慣れた人は食感で区別できるらしい)

 四万十産の川海老はテナガエビ・ヒラテ(ヤマト)テナガエビ・ミナミテナガエビの3種類。
伝統漁法のコロバシ漁や柴漬け漁などで漁獲される。
残念ながら川海老漁は5月~8月で、それ以外の時期は冷凍川海老。
四万十まで来て冷凍川海老かぁ・・・。
それでも見目麗しい手長海老を食す。
旨い。
これだけでとりあえず満足することに。

◆四万十遊覧映像

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