★食べログ記事をアップしました↓
・田沢湖湖畔の杜レストランORAE(秋田県仙北市)
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今年は田沢湖へ2回訪れている。1月と5月。東北秘湯ツアーなので新玉川温泉と乳頭温泉郷に入浴するためだが、大抵は昼食を田沢湖周辺でいただくことになる。
真冬と初夏という異なる季節に訪れて田沢湖周辺で昼食を計3回。
↓ 2023/01/31~2/1撮影
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今回は初回に訪れた1月末のレストラン。
前泊の酸ヶ湯温泉(青森)から新玉川温泉(秋田県)へ向かうが雪の影響で予定したルートが通行止めというアクシデントがあり、遠回りしたという事情で到着が遅れ、昼食は急遽車内もしくは途中で弁当ということになった。
弁当は昼食予定の材料を詰め合わせ。
↓ 乳頭温泉郷 鶴の湯2023/01/31撮影
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ところが予想していたよりも到着が早くなったということで、その弁当を田沢湖湖畔の杜レストランORAEで食すことができた。
★ORAEの伝統作物料理プレート
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山内人参、じゅんさい、田沢のウリのピクルス,三関セリのセリ蒸し,鶏肉の八木にんにく秋田味噌焼き,石橋家の亀の助ねぎ焼き,田沢の長芋,田沢湖酸ばっけの自家製味噌コロッケ,西明寺栗(善兵衛栗)焼き,石橋ごぼうと山内人参と鶏肉の炒め,カナカブ漬け,石橋ごぼうの味噌漬け,
と、いうような予定だったが画像のような弁当対応となった。
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それでも、当店の心意気が十分、伝わってきた。
良いですね。
お礼に当店隣接醸造所製造の地ビールを注文。
「あきたこまちラガー」。
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知元仙北産の秋田こまちを使ったビール。これは美味い。良いビールです。
湖畔の杜ビールの仕込み釜は3基で、煮沸釜、ろ過釜、ライスクラッカー(HPの表示)。特にライスクラッカー(HPの表示)は看板ビールの「あきたこまちラガー」を造るのに欠かせない米専用の糖化設備とか。
日本人の嗜好に合ったピルスナータイプのビールですが、明治時代は麦芽のみを使ったため色の濃いピルスナーでした。これを飲みやすくするために米を混ぜるという技術が導入され、その装置が「ライスクッカー」煮沸釜。
なんにしても、飲みやすく、グイグイ飲んでしまったが、これから数時間後には日本一の酸性湯(源泉PH1.13)に入浴予定なのでおかわりはしませんでした。
★購入商品
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・天恵
こちらも仙北産の秋田こまちを使用。飲みやすいピルスナーだが、さらに飲みやすく仕上げている。
・天涯(テンヤ)
モルト使用率高め(40%)で長期発酵仕上げ。冷蔵庫ではなく、新玉川温泉の部屋の窓近くでやんわり冷やしたのが幸いした。コクや香りもグッド。
・天空(テンクウ)
温泉(新玉川温泉)に到着時に浸かって、夕食はアルコール抜きで我慢して、夕食後にさらに温泉に浸かって、部屋でようやく飲み始めたのは21時過ぎ。1本目が天恵で2本目が天涯。3本目の天空になると、もう違いがわからなくなってしまう程の下戸です。それでもグイグイ飲ませてくれるのはこの天空の爽やかな味わいのおかげ。
・大沢葡萄ラガー
樹上完熟の秋田県横手市大沢地区葡萄を原材料に使用。麦芽、秋田こまち、そして大沢の葡萄ということで、ワインのような印象もあるが、そろそろパソコン作業(当日撮影画像1000枚を2台のカメラとiPhoneから抽出し、パソコンとクラウドへ保管)も終了したのでゆっくりと味わいながらいただく。翌日は朝5時から一番風呂に入浴予定なのでそそくさと寝ることに。
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◇資料
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・田沢湖湖畔の杜レストランORAE
秋田県仙北市田沢湖田沢字春山37-5
℡0187-58-0608
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↓ 新玉川温泉 2023/05/12~05/13撮影
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玉川温泉自然研究路周辺まで行かないと北投石はありません。
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↓ 2023/05/12撮影。
大噴源泉から500mの温度調整(源泉温度96.2℃で浴槽温度は38.6℃)を兼ねて湯桶を通り玉川温泉へ引き湯。この時点で温泉成分7,056mg/kgのうち、31%相当の2,221mg/kgのガス成分(二酸化炭素と少量の硫化水素)が空気中に遊離されてしまうのが残念。もちろん、玉川温泉浴槽内ではさらに温泉成分の変化もあり、浴槽に注がれる。さらに数キロ離れた新玉川温泉ではもう少し減少と想定さている。
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この地点の泉質は浴槽で表示されている温泉分析書の通り「酸性・含鉄(Ⅱ)・硫黄・二酸化炭素ーアルミニウムー塩化物温泉[硫化水素型]」。
ただ、浴槽に注がれる時には「酸性・含鉄(Ⅱ・Ⅲ)ーアルミニウムー塩化物温泉」となる。(玉川温泉湯治の手引き 前田眞治著より)
※我々はその事実を浴槽で知ることはできないことが多い。
↓ 大噴源泉の奥まで進むと岩盤浴テントと噴火地がある
↓ 自然研究路付近の北投石(ほくとうせき)と説明看板。この周辺で青空岩盤浴をする人も多い。
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↓ “本物”の北投石による岩盤浴テント(右下の小屋)。ここだけでしか体験できません。ホテルの岩盤浴の石は北投石ではない自然石です。
源泉である大噴(おおばみ)から噴出される二酸化炭素や硫化水素の恩恵にも期待できる。
最高の場所ですが、残念ながら北投石の放射線は微量(7.4ベクレルkg以下)で自然の放射線よりも多い(数倍程度)くらい。
放射能泉の定義はラドン濃度74ベクレル/kg以上、療養泉は111ベクレル/kg以上なので、玉川温泉は放射能泉定義の10分の一程度の微量放射線というのが科学者の分析。(玉川温泉湯治の手引き 前田眞治著より)
右端の小屋が岩盤浴テント↑
地面を触るとポカポカと暖かい場所があり、ベテランさんは“my place”があるようで、あちこちで青空岩盤浴をされている。
それでも玉川温泉自然研究路付近の北投石には不思議な効能があるようで、たくさんの病気治癒事例が報告されています。
組織修復力や免疫力を高めるホルミシス効果によるものではないかと言われているが、そのあたりは主治医と相談の上、湯治をされることを強くお勧めします。
↓ 現在は「温泉ソムリエ分析書マスター」の資格も加わっています
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◇東北ツアーに関する記事
★2017年10月26日~10月28日東北紅葉周遊
①八幡平(岩手県)2017/12/04
①-2東北自動車道花輪SA下り(秋田県鹿角市)
②-1青森ワイナリーホテル(青森県南津軽郡大鰐町)
②-2青森ワイナリーホテル周辺から岩木山と弘前市
②-3中野もみじ山(青森県黒石市)津軽の小嵐山
③-1八甲田山(青森市)-1城ケ倉大橋
③-2八甲田山(青森市)-2ロープウエイ
④蔦沼(青森県十和田市)
⑤奥入瀬渓流(青森県十和田市)
⑥十和田湖(青森県十和田市)
⑥-2 発荷峠から十和田湖を望む(秋田県)
⑦八幡平マウンテンホテル(岩手県八幡平市)
⑧松川渓谷(岩手県八幡平市)
⑪東北自動車道前沢SA
⑨関山 中尊寺(岩手県西磐井郡)
⑨平泉レストハウス(平泉町)
⑩鳴子峡(宮城県大崎市)
★東北秘湯ツアー第一弾2023/01/30~02/02
(リンク無しは今後アップ予定)
①黄金崎不老ふ死温泉(秋田県)
②ねぶたの家ワ・ラッセと青函連絡船(青森市)
④谷地温泉(青森県)
⑤酸ヶ湯温泉(青森県)
⑦新玉川温泉(秋田県)
⑧乳頭温泉郷鶴の湯(秋田県)
★東北秘湯ツアー第一弾2023/01/30~02/02
(リンク無しは今後アップ予定)
①須川温泉栗駒山荘(秋田県)
②毛越寺(岩手県)30年ぶり
③鶯宿温泉加賀助(岩手県)
④国見温泉森山荘(岩手県)
⑤田沢湖共栄パレス(秋田県)
⑥乳頭温泉郷大釜温泉,妙の湯,蟹場温泉(秋田県)
⑦蒸の湯(秋田県)
⑧新玉川温泉(秋田県)
⑨玉川温泉(秋田県)
⑩藤七温泉(岩手県)
⑪松川温泉(岩手県)