さて、丸鶏は上向きにして足の付け根からナイフを入れて捌くのですが、ハーフなので何も考えずに、そのまま手羽先から順に切り離して食べはじめることに。
ムネ肉とササミを食べた後は楽しみにとってあったモモ肉周辺。骨に沿って肉をそぎます。
皮もおいしいしモモ肉も美味しい。
普通のブロイラーだと思いますが、味付けが薄くともブロイラー臭がしないのはスパイスその他の調味料の使い方がお上手なだけではないと思われます。

　一流レストランで食したり、純系地鶏の品種ではないので「美味ッ」と驚くほどのものではないのですが、あっさりとした味付けが後期中年男性となってしまった食彩品館.jp好み。
一番、感心なのはしっかりと中心部まで熱を加えていること。
この店では「ウチは鮮度が良いからタタキでも大丈夫」とか決して言わないと思います。鶏肉はカンピロバクターとサルモネラの汚染が怖い。表面に菌がつくからそれさえ退治すれば大丈夫なんて思っていると大変なことになる恐れがあります。
調理器具やまな板を原料・製品別に分けて使用し、中心部までしっかりと熱を加えた(75℃1分以上)安全を高度に担保した鶏肉をいただきたいと常々思っています。
ということで、安心しながら鶏肉をいただきました。
ご馳走様でした。
　もう一回、繰り返すが「鮮度がいいから生」は鶏肉や豚肉ではタブーです。