★食べログ記事をアップしました↓

・大歩危峡まんなか(徳島県)で祖谷蕎麦実食記

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↓　動画　大歩危峡～祖谷峡　かずら橋

　私たちに許された滞在時間は20分。

吉野川の峡谷美を見て、お土産物を物色して、ついでにトイレ休憩もしての20分なので非常に慌ただしい。

当然、飲み食いする時間的余裕はないが、どうしても「祖谷(いや)そば」を食しておきたいと思い、退去際、集合時間も迫っているので同行の妻を先にバスに戻らせて一人食堂で蕎麦を注文。
すぐに提供できるという食堂の方のお話通り、すぐに出てきました。

★祖谷(いや)そば600円

源平合戦敗北の平家の落ち武者が祖谷に逃れてきた時に蕎麦の種が持ち込まれ、祖谷地域で広がったというのが地元の方の説明。米の代わりの主食としてそば米雑炊ともども親しまれてきたソウルフードです。
祝い事などのもてなし料理としても振る舞われていたということも各地に伝わる郷土食の特徴同様。
祖谷地方では夏まき、すなわち8月頃にそばの種をまく。そして2ヵ月後の10月頃に収穫し、実を1ヵ月天日干し。
ちなみに当店の蕎麦は、いわゆる「在来種の蕎麦を石臼で挽いて自店で打った蕎麦」ではないということで、少々残念だが、注文から5分で実食終了できたということに感謝したい。

　祖谷(いや)蕎麦の特徴として、つなぎを使わない10割蕎麦で尚且つ太いため千切れやすく、少々柔らかめ。それを理解していないとふわふわした食感で通常の和蕎麦とは異なる食べ応えにダメ出ししてしまう。
とはいえ、今回は観光客用の短時間調理&提供店なのでそこまでは期待していない。
見た目が「祖谷そば」であることだけで十分、満足です。
「在来種の蕎麦を石臼で挽いて自店で打った蕎麦」は個人旅行の時にでもいただきたいと思います。
ところで、スープが美味しい。麺つゆが観光客用の食堂としては意外なほど良くできている。
へぇ～と感心しながらも集合時間が迫ってきたので完飲はできなかったのが残念。

祖谷そばに続く名物として考案されたとかの「妖怪ひだるラーメン」も気になる。
地域の妖怪伝説「ヒダルガミ」にちなんでネーミングされたラーメンらしい。

次回は日本三大秘湯とされる和の宿 ホテル祖谷温泉の宿泊ともども、「在来種の蕎麦を石臼で挽いて自店で打った蕎麦」をいただき、翌日は「妖怪ひだるラーメン」をいただきたいと思っています。
ところで、日本三大秘湯の祖谷温泉は谷底に降りるケーブルカーが有名で、かずら橋近くの湯元新祖谷温泉 ホテルかずら橋はケーブルカーで宿の上部の温泉に上り、日本三大秘境の景色を眺めながら入浴するという違いがあるので目的(秘湯か秘境景色か)に合わせて選択が可能。
当方、今回の祖谷旅行の前週に日本三大秘湯の谷地温泉(青森県)に入浴しているので、次回は三大秘湯の方のホテル祖谷温泉ホテル入浴したいと思っています。

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・大歩危峡まんなか
徳島県三好市山城町西宇1520
℡0883-84-1211