串本町の無量寺行を諦め、新宮市いつものオークワ南紀店で買物(和歌山県)。黒毛和牛タン、串本産ひろめ、新宮加工サンマ丸干し、徐福寿司。

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 紀伊半島、本州最南端の串本町に「無量寺」という寺があります。ここは寺に美術館があることで有名。「串本応挙芦雪館」。丸山応挙と長沢芦雪の障壁画を中心とする小さな美術館ですが、なにしろ遠い。熊野市の実家からでも2時間弱はかかる。それよりも最大の難関は天候。国の重要文化財に指定されている円山応挙「波上群仙図」、長沢芦雪「龍虎図」は別棟の収蔵庫に保管されていて、その収蔵庫は雨が降ると公開されないのです。
当日早朝、自宅を出発し、熊野到着は午前9時。雨も上がって、これならばということで、電話をすると「もう、こちら(串本町)は雨が降っています」ということで諦めることに。

 先月は那智山青岸渡寺に参拝したので、どこへ行こうかと迷う。まあ買物にでも行くかということで、いつもの和歌山県新宮市へ。
前回、お気に入りに登録した辻本大二魚店(4/18記事)へ行く前に恒例のオークワスーパーセンター南紀店(先月4/23の記事とは別です)。

スーパーセンターオークワ南紀店
〒647-0071和歌山県新宮市佐野3-11-19
℡0735-31-3500
営業時間: 9:00 ~ 24:00
買物日 2011/05/01
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店のことは書き尽くしているので買物の話。
今回のMVPは「鹿児島産黒毛和牛タン」。しかも4割引。これを塩で食べる為にわざわざ「炭塩」を購入したのに、その大事な炭塩が行方不明(結局、後から出てきたのだが)。自宅にあった焼肉のタレでいただく。感激も額面通り4割引になってしまったが、さすが黒毛和牛。美味です。食彩賓館がまだ精肉売場に配属された頃の話。ある日、休日に売場全員で愛知県豊橋市にある I ハムの工場に行くことになった。今は知らないが当時、工場の隣だったか、近所で牛を飼っていた場所。ホルスタインと黒毛和種があって、タンの説明をする時に、I ハム社の説明者がおもむろに牛の舌を根元から絞り上げるように引っ張りだした。牛もたまげただろうが、我々もたまげた。舌の色の違いを説明してくれたのだが、私が覚えているのは、舌をつかまれてもがく牛の引きつった顔だけ([E:coldsweats01])。
とまあ、牛のタンには、そういった思い出があるので、見つけるとすぐに購入してしまう[E:happy01]。専門店以外では、特にスーパーではあまり見かけないのです。あっても高価。今回みたいな価格で購入できるのは稀。家族へのお土産にしました。あ~美味しかった([E:delicious])
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 次は最近、脚光を浴びている「ひろめ<広布>」。
食彩賓館の少ない知識では、たしか収穫は冬場だと思ったのだが。しかも産地は和歌山県田辺湾。なのに、今は5月で産地は和歌山県串本産。
ということで、いつものようにグーグル大先生に御伺いすると高知の「ひろめ市場」がヒット([E:catface])。確かに賑やかで楽しいのだが、今度は「海草」「ヒロメ」で検索。ついでに「串本」も追加。
なるほど。時期がぎりぎりとはいえ出荷されるそうです。串本から。
何回か食べていますが、ヒロメの特徴は湯がいた時の鮮やかな緑色と柔らかい食感。少しトロっとした舌ざわりが酒のつまみにピッタリ。妻はドレッシングをかけてサラダ風にして食べている。
でも、出荷時期の所為なのかどうかわからないが、以前食べた時のヒロメの味とは違うなあ。何が違うのかわからないが、とりあえず良しとする。
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 さて、サンマ丸干し。表示はされていないが、当然、冷凍保存されたもので、且つ、少し柔らかめ。カンカンに乾いたものが好きなのだが、これはこれで良い。新宮市加工。
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 最後は新宮駅前にある徐福寿司のバラエティセット。
めはり寿司が有名だが、かんぴょう寿司も結構有名。この商品は全種類揃っていて、私のような観光客向けのお試しセット。
実は徐福寿司の名前は知っていても、実食は初めて。三重県の熊野市方面と和歌山県新宮市では同じ名前の郷土料理でも少し違うのです。これは地元で暮らしていたことがあるだけに違いが良くわかる。もっとも、違いを説明してもあまり意味がないので(つまり、自分の中のこだわりだったりするので)詳しくは語らない。かんぴょうは旨かったことだけ記録しておく。だから「これが“めはり寿司”だ」とかいう記事(観光雑誌やブログ記事)を見ると、「オイオイ違うだろ。表現が」となってしまう。性格には「和歌山県でも三重県に近い場所で食べられている」とか、本来の発祥の地近くで食べているものとはタカナの品種や握り方が違うが・・」という表現をしてほしい([E:confident])。あとは、本来の形からアレンジしているものは必ず“風”をつけていただきたい。勝手にアレンジして作ったものを「めはり寿司」とかいわれても違和感がある。「めはり寿司風」として欲しい。文化に対する冒涜はしないことっ。[E:catface]
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徐福寿司 駅前店
〒647-0020和歌山県新宮市徐福2-1-9
℡0735-23-1313 
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・2011/04/18辻本大二魚店と徐福公園(和歌山県新宮市)

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・2011/01/11正月恒例 オークワSuC南紀店。赤マス
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