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【追記訂正】産地偽造についての疑いで捜査が入ったという報道について食彩品館.jpからお詫びと記事修正追記→【三河三大ウナギ銘店その3】生体重量約285g/本(3.5P)の一色産うなぎ(産地証明書と医薬品検査済み)使用。美味・サイズも満足。なによりも表示がグッド。出てくるのが早いので焼き溜め?。炭火職人うなみ(愛知県西尾市)

   産地偽装は飲食店でというよりは「(あるいは組織)として絶対にやってはいけないこと」だと思っています。私の当店に対する食べログ評価として、味の評価は★3.5(私の場合、★5.0ではなく★3.5を最高点としています)ながらも、提供方法などの疑問から総合評価は★3.4としていました。この度の産地偽装捜査を受け、飲食店としての評価を訂正するとともに、もし、私の食彩品館.jp記事や食べログ記事を読んだことがきっかけで当店へ訪れた方がいらしたら、この場を借りてお詫び申し上げます。表示を鵜吞みにしてしまった私の責任です。凡眼の不明をお詫び申し上げます。
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中日新聞報道2023/12/26より以下、抜粋。
★愛知県西尾市の人気うなぎ料理店「炭火職人 うなみ」が、中国、台湾産のウナギを三河産として、店で客に提供していたことが分かった。男性店主が本紙の取材に虚偽表示を認め、市のふるさと納税の返礼品として提供する三河産ウナギの確保を優先したと説明。
店主によると、店では看板などに三河産と表示しているが、2〜3年ほど前から一部の料理に中国や台湾産のウナギも使うようになった。来店客数やふるさと納税の返礼品の取扱量が増え、三河産だけでは足りなくなったことなどが理由という。虚偽表示の認識はあったが、他産地を交ぜるのは「他の店でもあることと釈明。県警の捜索を受け「(三河産の出荷が増える)夏のシーズン以外は、他産地のものが含まれることがある」と店内の表示を改めたという。

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以下、報道前の記事。

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★食べログ記事をアップしました↓

炭火職人うなみ(西尾市)特大特上鰻丼

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 ウナギは若い頃の焼き場修行体験でトラウマとなり、あまり食していないが、それでも少ないながらも100店ほどで食しているでしょうか。
そのうち、自分のお金で食したのは50店程で、あとはたいてい奢り。よって記事として記録しているのは25店ほどと、さらに少ない。
会社経費や奢り・接待で食したことを自分のサイトにアップするのは避けているというのがその理由。

 最近、というか食彩品館活動を始めてから15年の間に食した関西風うなぎ料理店のうち、愛知県で気に入った店舗を上げると、 

1.味(タレ) はせべ(愛知県岡崎市)
2.サイズ・食感 かも川(愛知県岡崎市)
3.見た目  あつた蓬莱軒(名古屋市)

 と、いうように誰もが知っている銘店・老舗店になってしまう。
他にもいろいろあるが、結局、活かしこみ活鰻を自店開きで、関西風で炭火で焼いている店の中でとなると上記3店になってしまう。
これに価格を考慮すると、今回訪れた「炭火職人 うなみ(以下、当店)」はかなり好印象の部類にランクされると思う。
もちろん、良い点ばかりではないが、それは他の店舗も同様であり、食に関しては食べる本人の嗜好で評価すれば良いと思っているので、いつものように「私の美味しいはあなたの美味しいではないし、逆も真」。

 そういった味の評価以外で、当店が際立っているのは、店内に使用ウナギの産地証明書と医薬品検査済み証が掲示されていること。
これは嬉しいし、他の店も真似ていただきたい。
企業・店舗の大小を問わず、経営者は“表示は当社・当店の沽券”と心得るべし。

食に携わるものは常に“オネスト”であって欲しいと思っています。
特に産地証明書に記されている『サイズ』については、毎回、ウナギ注文時に確認しているものの、すぐに明確な返答をしてくれる店は少ないので、注文前にサイズがわかるのは嬉しい。
5Pサイズ(生体200g程度)のウナギをわざわざ専門店で食す理由は当方にはないので、最低、4P(生体サイズ約250g程度)、できればそれ以上のサイズ(3P)があれば嬉しい。
大きければ良いというわけではないが、できれば肉厚で、焼きは関西風でありながらもふんわり食感だとさらに嬉しい。

 さて、当店。国産うなぎの大産地一色町は西尾市にあり、一色町の近隣にある斉藤町にうなみはある。

平日、午前11時30分到着で店前駐車場はほぼ満車という活況。店前にすでに待機組がたむろ。
まずは店内に入り、順番待ち表を眺めると3組目。
いつもなら「待ってまで、並んでまで食べる料理はない」と断言しているものの、今回ばかりは大人しく待つ。
11時開店直後の客が退店する時間ということもあり、すぐに案内されてカウンター着席。
メニューを眺めながら注文品を確認。

メニュー(肝串はすでに売切れ)

 いつものようにウナギのサイズ確認。メニューには“特大”と表示されているが、店によっては4Pサイズの大きいものを特大と表示していることもあるため、生体重量の確認は必須

ふと、壁になにやら小さい文字で表示されている掲示物を発見。

これが前述の使用ウナギの産地証明書医薬品検査済み証

2023/12/26追記
この部分について、冒頭のように産地偽装報道がありました(2023/12/26中日新聞より)

これはもう大感激
サイズも「3.5P(1kgに約3.5本≠約285g/本平均)」と表示されている。
※(1kgに約3.5本≠約285g/本平均)

活鰻使用と炭焼きということと、産地とサイズがわかればあとは特に知りたい情報もないが、当店はご丁寧に医薬品検査済み証を合わせて掲示してくれています。
もっともこういった検査証明は全量検査なのか抜き打ち検査なのか不明なため、参考程度といったところでしょうか。証明書を見ると生体の残留ではなく、養殖池の残留検査のようです。
検査での証明は「検出限界以下」であることが多いので“無(存在しない)”の証明ではないと受け止めています。
とは言っても、検査済み証を表示するという当店の心意気には大拍手です。

そういったことで、当店は食彩品館最初のうなぎ表示優良店に勝手に認定。

 それでは肝心のうなぎ実食の感想。

 

器からはみ出ているものの、意外と小さく感じる。
今年は久々にかも川で生体300g前後(推定)のうなぎを食しているので3.5P(生体約285g)でもさほど大きく感じない。(もちろん通常店と比較するとかなり大きい)

身もふっくらしているが、感動レベルではない。
関西風のうなぎ料理評価の肝である皮の焼き加減は秀逸

そして、3.5Pサイズを使用しているにもかかわらず、1枚(当店表記は“特大1尾”)使用で2,600円という価格には好感がもてる。
今年はかも川の4,000円を見ているので、特にお値打ちを感じる。

良いと思います。

家族でウナギを食べに行くなら当店に来ると思う。

県外の友人とだったら、あつた蓬莱軒のひつまぶしの見た目を堪能してもらい、うなぎ好きの知人同行だったら、かも川(愛知県岡崎市)といった選択になるでしょうか。

 最後に、ちょっと気になるのが、注文して数分で提供されたこと。
焼き溜め?。少々、ふっくら感が物足りないと思うのはその所為か?。
提供が早いのは嬉しいが、やっぱり、ウナギは注文があってから井戸水に浸した活かしこみ容器から取り出し、サッと捌いて、新鮮な肝を吸い物に、そして長年育んだ経験と勘の技量をもってじっくりと備長炭で焼き上げたうなぎの方がうれしい。絶対条件ではないが。
そういったことよりも回転を速くする、待たせたくないという想いを優先した作業を採用をしていることも当店の流儀。
価格を考慮すると、大変レベルの高いうなぎ料理店だと思います。

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・炭火職人 うなみ
愛知県西尾市斉藤町郷中8-1
℡0563-77-2393

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