三重県産生ネタ握り盛り合わせ,尾鷲天然ぶり握り,熊野古道にぎり,本まぐろ入り生ネタ盛り合せ,特選ネタ盛り合わせ。さてどれを選択？。おわせお魚いちば　おとと。

02JA系列・民間直売所・道の駅, 04商品購入・説明, 05東海地方, 三重県, 和食, 旅行記, 観光地と施設, 郷土・特産品, 魚介類｜2020/03/04 posted.

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スーパーマーケットで時折、見かける「さかな屋さんの寿司」とはチト違う。

もともと、スーパーマーケットの寿司部門は、特に寿司作りの修行をしていなくとも「寿司」として賞品提供できるように、寿司ロボットを導入したり、解凍してシャリに乗せるだけの「スシ種加工品」を調達したりしている。

それと差異化(×差別化)するために、わざわざ鮮魚部門の横に「さかなやの寿司」という名称でコーナー設置してあるスーパーマーケットもあるが、中には惣菜部門の寿司とどう違うのか良くわからないようなネタを使っていたりするところもある。

　この店の寿司は、そういった「“なんちゃって”さかな屋の寿司」ではなく、きちんとした？「さかな屋の寿司」です。

ただし、ネタはともかく、技術は「さかな屋の寿司」レベルといったところか。

当たり前です。

10カンほど食べて数万円ほど支払うような店と比較してはいけません。

(なんちゃって)ではない鮨を食べたければ、修行経験や職人経歴の長い人が握った寿司を提供する寿司専門店に行けばよいだけです。

それでは商品を選択したいと思います。

この店で購入する理由の整理から。

1.たまたまお昼時に店前を通過した。
2.寿司店に入って食事をするほどの時間的な、あるいは経済的な余裕がない。
3.せっかく尾鷲まできているので、できれば地元港で水揚げされた鮮魚ネタをいただきたい
4.さらに言うならばマンボウや地元消費のみで消費地市場へは流通しにくいネタを味わいたい
5.予算は尾鷲近隣の鮨専門店提供ランチよりは安く押えたいが必須条件ではない。

　以上の観点から買いたい商品を探す。

・尾鷲天然ぶり握り,750円

　「ブリ」という表示だが、なんとなくハマチサイズのように気がする。
　単品の方の商品を見るとブリッぽい。

・熊野古道にぎり,1080円

　消費期限が製造日翌日まであるというのがスゴイというか・・・。

・本まぐろ入り生ネタ盛り合せ,1290円

　串本産の養殖本まぐろ。これ大好きなんですが、「購入する理由」の3と4に合致しない。
　良栄丸の水揚げがある時にくれば尾鷲水揚げの本マグロに出合える可能性がある。

・特選ネタ盛り合わせ　1580円

　美味しそうなんだけど本まぐろの寿司と同じ理由で却下。
　生しらすがちょっと溶け気味であることも・・。
　ウニが熊野付近から鵜殿・太地あたりまでの漁港水揚げの地ウニだったら絶対に買うと思うが。

・三重県産生ネタ握り盛り合わせ850円

　スズキ,太刀魚,サワラ,カンパチ,キムロアジ,ヒラメ,
　結局、この商品かなあ。
　ネタ的には「購入する理由」の3に合致するのでまあまあ満足。

　キロムロアジは「購入する理由」の3と4に合致する。

　カンパチも良いが天然ブリが揚がっているので、そっちでも良いかもしれない。
　スズキの代わりに地物天然真鯛やマトウダイ等の白身系地魚の方がうれしい。
　サワラは他の魚種に比べて鮮度がイマイチ。